
この日仕事を終えて、明るい夕暮れの中、車に向かって丘をてくてく登っていると、どこからともなくやさしいエレキギターの音が聞こえてきた。なんだろうと見回してみると、僕が車を停めた辺りから聞こえてくる。写真の辺りまで来ると、ガレージを空けて、その入り口で一人椅子に座って、ギターを弾いているおじさんがいた。白髪ロンゲのポニーテール。サンフランシスコは夕日の反射を受けてピンク色、おじさんも相変わらずやわらかくボロロンって弾いている。曲じゃなくて旋律。なんかとても時間がゆっくり流れ始めたので、しばらく車の中で座って聴いていた。同僚で同じ辺りに駐車するピーターもこのおじさんのギターのことは知っていた。次回は、差し入れでも持って、おじさんに声かけてみようかなあ。。。