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Friday, November 29, 2013

Timing(タイミング)

最近今後どのように剣道についてアプローチして行こうか考えていたところとてもラッキーなことが起こったのでした。仕事や家族で忙しい中、地域で開かれた1日半の審判講習会に参加することに。家族には週末がつぶれるのでいやがられるが、コンスタントにある試合とかは出たいけれど通常遠慮しているので、今回は日曜昼までには帰って来て庭仕事に精を出すという約束で参加。審判講習会では審判として練習すると同時に、デモ試合要員としても積極的に参加してとても良い練習になる。通常練習出来ない他の道場の人と試合が出来、又、全米レベルの先生が審判を見張っているので(自分が審判の時はかなり緊張)、安心していろいろな技を出して行けるし、審査みたいな気持ちで、じっくり且つ駆け引きについていろいろ試してみる。そんな、とても実りのある1日半でさあ帰ろうかと思っているところ、午後に同じ場所で昨年の全日本優勝者の木和田先生によるセミナーが開かれる!現役選手の頂点。。。

因に練習後一枚一緒に撮ってもらいました。背が高いですね。先生が渡米されて各都市を周り日曜日にセミナーがあるのは聞いていましたが、審判講習会の一部と思っていたので、それらしき方がいなかったので、お昼には帰ろうと思っていたのですが、お昼から夕方までの予定とのことで、急遽参加することに(これを家族に知らせなかったのでその後数日寝る場所及び朝食・夕食がなくなることに。。。)。居合ではほぼ毎回通訳をやっているのですが、今回は剣道の通訳を頼まれたので喜んでさせていただきました。正代先生に続いて二人目の全日本チャンピオンの方の剣道を近くで拝見出来るのはカルフォルニアにいる恩恵その一言(世界最速面の高鍋先生も以前来られたのですが出張中で残念参加出来ず。。。)。

通常訪問される先生方とは基本練習から稽古への流れなのですが、今回は、先生曰く「私は先生というよりもまず現役で戦っている選手です。その視点から、実戦で使える技について、教えたいと思います。」とのこと。

何!?現役頂点の選手から技について教われる?ホント?そんなのありか?

そして基本でありながらどういうロジックで本番に備えているのかというような稽古法を順々に教えていただく。ずっと昔からどう攻略すればいいのかなあと思っている場面(これは多分みな同じようなことを考えているのでは)を持ち出しては、これについては、この練習、次、こういう場面の為のために、この練習。翻訳最中でもすごいと思うことがたくさんあるので「This is great!(すごい!)」を感動シャウトしつつ翻訳していたので、皆は笑っていたけれど、教えの価値を皆に伝えられたのではないかと思う。

又、皆がドリルしている最中は時間があるので、以前から疑問に思っていた事を矢継ぎ早に質問すると、短く具体的は方針がスパッと帰ってくる。稽古量と実戦経験が整然と彼の中で整理されていてどのような状況でもパッと取り出せるみたいである。考えつく限り全ての質問をして全てアドバイスをもらえたのであとは練習して自分なりにアレンジするのみである。仮説の幅が広がると検証しがいがあるので稽古がおもしろいものになる。

ということでいいタイミングで方向性が見えて来る。又、同じタイミングで来年春に日本へ仕事がてら剣道と居合の練習に行けそうな感じなので、それを新たな目標としてこれから3ヶ月仕事・家族・武道の全てに全力を尽くして行こうと思う。あとは、寝場所と食事を確保する為にも家族への事前報告を徹底しなくては。。。

Sunday, January 27, 2013

Realization of thoughts(思いの具現化)

ところで、小さい時からぼーっとして白昼夢を見る癖がある。。。

  • 剣道がすごく弱かった時に、自分が友達の前で優勝しているイメージとか、
  • 大好きで頑張っているけれど成績今ひとつな音楽で、頑張っているイメージとか、
  • 大人になってからは、アメリカでマネージャーとして頑張っているイメージとか、
  • キッチンから見える庭で野菜を栽培しているイメージとか、

イメージしつつガムシャラに頑張るというよりかは、イメージする事自体が楽しいしリラックス出来るから自然にやっているみたいなのだけれど、なぜか全てが数年後に具現化していることには不思議な感じがする。昔から、中村天風さんとか、ヨガの本とかは好きなので、思いの具現化はあるとは思うけれど、特に意識していることはないし、つい最近まで忘れていた。

ただ先週、昔の同僚から連絡があって昼ご飯を食べた時、このことを思い出す。前の職場での面接ですごいプレッシャー面接をかけられ、今まで会った人で一番頭が良いのではと思う人がいた。運良くポジションをもらってからも、挨拶しても答えてくれないし、悪い人ではないのは良く分かるのだけれど、自分が貢献出来ない限り彼とはつながることが出来ないなと感じていた。その頃、すごく大変だったけれど、「もし、この人に認めてもらえて、お互いこの職場を離れた後に、個人として情報交換などが出来るようになったら、うれしいだろうなあ。」なんて白昼夢を見つつ、こつこつ貢献を重ねていたのだった。

自分が以前の職場を離れると同時に彼も自分の会社をスタートさせ(噂には聞いていたが)、そのファンデングでいろいろ話を聞きたいとのこと。僕は、今の仕事及び以前の仕事のコネクションで、いろいろ使ってもらえそうな情報を提供すると、とても喜んでもらえた。その時、当時の白昼夢を思い出し、「あー、彼を助ける事が出来て、喜んでもらえるなんて、うれしいなあ、白昼夢もリラックス以上の効果があるんだなあ。」なんて一人うれしくなっていた。

今、いろいろ目の前に大きなチャレンジがある。押しつぶされそうな時もあるけれど、せっかくの良い癖を取り戻して、もっともっと白昼夢を見ながら、自然に、でも全力を尽くして、毎日を生きて行きたいと思う。

Tuesday, September 27, 2011

Sacramento Tournament (サクラメント大会)

3年ぶりくらいに剣道の試合に参加してきました。ミニアツが家族に加わって以来、仕事が大変だったり引っ越ししたりとなかなか手一杯で、ここ数年は週末にある大会(北カルフォルニアで年に3−4大会ある)には参加出来ず。でも、大会でこそ味わえる緊張や、ぼこぼこにされながら学べることもたくさんあるので、修行の為にもなんとか出たいと思っていた。ちょっと一段落した感があったのでアニーにお願いして参加させてもらう(実はこの前の北カルフォルニア剣道大会に参加したかったのだが出張が入ってしまい無理だった)。

今回はサクラメントで。家から車で2時間半(遠い!)。でもグーグルの友達の車に乗せてもらい体力温存。大会を運営しているサクラメント道場の方々には本当に感謝。

まずは、開会式の直ぐ後に、居合の演武。久しぶりの演武ですごく緊張してしまった。練習はしてきているけれど、納得いく演武にはほど遠く、やはり演武のこの緊張を稽古に取り組まなくてはいけないと反省。その後、午前中はおもに審判員として働く。一生懸命やったので昼間になるころには結構くたくた。

午後からは、個人戦3段以上と団体戦に参加。他の大会に比べると参加者数が控えめであったけれど、3段以上の部だったので、ばりばり現役の学生もいて、体力的にすごく大変かつ勉強になる試合だった。今回は、また勝てる気がしなかったものの、とにかく最後まで気を抜かないで、いろいろな攻め口で行こうと方針を立ててみる。中段から打つのも、鍔競りから打つのも、その中間も、気を抜かないで攻撃又は防御する体制を体力/気力の続く限り維持する。どの試合もすごく緊張したので、しっかり深呼吸、ゆっくりした呼気での礼法、そして開始の際の息の続く限りの気合出しでなんとか少しはリラックスできたようだった。試合内容はよく覚えていないけれど、ビデオを友達にとってもらったのであとで復習しようと思う。

結果、個人戦は運良く優勝してしまった。団体戦は大将として引き分けで代表戦で負けてしまう。まだまだ体力的/精神的持続力が足りないなあと思わせる内容だった。道場内では、基本を大切にしつつも試合でどうアプローチしていくかを話してきたけれど、今一歩説得力がなかった気がしないでもない。今回1、2回勝ち残れればもう少し僕の信頼度も増すかなあと思っていたのでちょっとうれしい。

また夏合宿で知り合った神戸の方に又会ったり、今回知り合った山梨の方など、人生頑張っているかっこいい人々とも知り合いになれてとても楽しいイベントだった。本当は夕食も含めて皆と親交を深めたかったけれども、アニーにも悪いので閉会後すぐ帰宅。次の週は最近では一番激しい筋肉痛に見舞われる。これからもっと気の入った稽古をしなくては。。。


Sunday, September 18, 2011

Dr.Tsuyoshi Itsukaichi Seminar (五日市剛さん講演)

ついに行ってきました。そうです。アツ家で人気の五日市剛さんの講演会。アツママも行き(http://tsuyakonoheya.blog109.fc2.com/blog-entry-117.html)、アツブラザーも行って、後は僕だけが参加してなかった(本はいろいろ読ませていただいたけれど。。。)。

日本にいないからまあ無理だなあと思っていたちょうど2年前、なんと五日市さんがサンフランシスコに来るとミクシイで知り、チャンス到来。即座にチケットを買うも出張が急遽入り参加できず(http://atsusf.blogspot.com/2009/08/tsuyoshi-itsukaichi-seminar.html)。

先週の日曜日にふらっとサンホセの紀伊国屋にミニアツの本を買いによった所、レジの前に何か見覚えのあるポスター。えっ、五日市剛講演?日程過ぎちゃった?17日って来週?間に合う!ということでサンフランシスコの有名ジャズハウスのYoshi'sに3時間の講演へ参加。休憩時間に写真とってもらいました。女性が多くサインも長い列だったのでそれは辞退して、前列で彼の熱い講演を聞いてきました。

講演の内容は、イスラエルのお話に加え、彼の気付きを実践しているスポーツ選手や、アーテスト、中学校、そして対談した数々の方との会話内容など、とても幅がある話で笑いと頷きの中で皆が聞いていた。それに加え、彼の女友達の苦労話、自身が出身の震災後の東北の話(月一で支援に車で飛ばして行っているとのこと)など、じっくり考えさせられる話もあり、最後のアーテストの河村武明さんの話はぐっと元気がもらえるものだった。普通であることが如何に有り難い(稀な)ことなのか、寝る前起きた後に感謝しなくちゃというかせずにはいられない、と思わせてくれる思い出させてくれる、感動的な話だった。

彼からは良い循環の雰囲気が伝わってくる。柔らかく熱い。無刀流の山岡鉄舟は内は剛、外は柔、の剣を使っていたという。内のあふれる情熱を自身の気付きをもって外のニコニコで柔らかくブレンドしているのだろう。自身仕事で工夫し、頑張り、成功し、独立している。その上で、見返りを求めず、自分の気付きが役に立てばと、頼まれて講演に行く。その中でいろいろな人に会い新しい気付きを得て、それをまたシェアしていく。とてもいいなあと思った。僕も彼のようにまず自身と家族をしっかり維持して(仕事で価値を出しつつ、なるべく質素に生活できればと。。。)、その上で何か他人を励ませるようなことをしたいなあと思った。昔学生時代にやった塾講師や家庭教師で生徒を励ますのはそのまま自分の元気になったし、前の会社の若手会、前のチームでのチーム員のサポートとか、一緒に住んでいた学生励ましたりとか。今は剣道や居合道で仲間や後輩を励ますくらいかな。もちょっと良い循環作る工夫をしようと決心。

ところで教えてもらった気付きのポイントについては、ピンときた(でも日本一とか世界一とかになっちゃう人達はすごいなあと思った)。自分も小さい頃から白昼夢系なので、ああなったらいいなあと思うことはすぐ想像して、その達成感を一足先に全身で楽しみ(出来ました感謝しますとは言っていなかったけれど)、その後努力することもあれば、特に何もしないこともあるけれど、決断の時は、必ず白昼夢方向へ舵を切ってきた。また、なんとなく、起こること、特に悪いことは自分の責任かつ精神力アップ期間という感覚があるので、ガーンと落ち込みつつも急浮上してきた。そのためか、山谷ありつつも、いろいろ達成してきたと思う。やりたい仕事にトライする、生きてみたい生き方をする、魅力的な人と知り合う、みたいな心がときめくもの。次はより高次の感謝か?

取ったノートを読み返していろいろ考え白昼夢系に行ってみようと思う。本当にいいタイミングで講演に行けて良かった。やはり本もいいけれど、その人が生きていれば目の前に行って場を共有する、できればコミュニケーションもとる、これはとても大事なことだと思った。これからそういう行動をもっと起こしていこうと思う。

Thursday, August 18, 2011

2011 NCIA CAMP (2011年北カルフォルニア居合道キャンプ)

最近剣道居合道の合宿が相次ぎ参加及び運営の方にも関わっていたので、はまってました。先週末からなんとかペースを戻し、仕事と家族とのプロジェクトに取り組み中。でも出来る限り週2回で剣道と居合道を少しづつ続け、先生方から教えていただいたことを日々の稽古の工夫に取り入れようと研究中。

ところで8月初めの週には、恒例2011年度の北カルフォルニア居合道合宿が3日間アラミダで行われることに。今年は毎年来ていただいている伊藤先生のご都合が悪く先生のお知り合いの愛知の松岡先生(またもすばらしい先生が。。。)に来ていただく。基礎練習から全剣連制定居合12本まで丁寧に教えていただき、柔らかい手の内、特に頭上で、正しい中段、肩関節の使い方、肩甲骨の使い方、腰の入れ方、相手の捉え方、気の出し方、など、練習に組み込めるたくさん教えがちりばめられた合宿であった。日本から離れているので日々見ていただける先生がいなくこの年一回の合宿はとても重要。制定に加え、先生の古流、新陰流も少し披露していただくことに(あー、時間があったなら、全部見たかった。。。先生のDVDが出ているのでそれを買うしかないか。。。)。自分の稽古している古流ではないので、動きの細かいところはわからないけれども、その気迫と貫禄がビンビン伝わってきて、あーこんな柔らかくも鋭いものを目指して行きたいと本当に思うのだった。
又、今回昨年同様自分が通訳だったので(いつもの通り気合いだけの通訳)、先生の試験台になることができ、何度も悪い所を直接直してもらえたので得した感じ。それに加え、レストラン担当でいろいろ地元レストランを手配したけれど、金曜のピザ、土曜の中華、そして火曜のステーキは、皆も喜んでくれたしうまく行ったと思う。特に、最近見つけたステーキレストランは本当にお値打ちでおいしく、参加者全員超満足。今度伊藤先生がこられた是非ご招待しなくては。最終日は我が家に泊まっていただき、裏庭で採れた自家製野菜の朝ご飯をお出しし、サンフランシスコ空港まで送迎する。僕もいつまでもああいう風に若々しく、お洒落で(先生Umbroとか着こなしてるし)、柔らかく、そして強くありたいなあと思うのだった。

さあ、臍下丹田に意識を集中し、全身から力を抜いて、呼吸を意識して、相手を捉えて、それで初めて切る。稽古しなくては。。。

Monday, July 25, 2011

2011 NCKF CAMP (2011年北カルフォルニア剣道連盟合宿)

今年も恒例の夏合宿に参加してきました。この合宿に向けすこしづつ練習してきたものの始まってみると体力的にきつく、毎日終わると家へ帰ってバタンキュー。次の日に重い体を引きずって道場へたどり着き、後はとにかく気合いで突っ込む、という感じになんとか3日間を切り抜ける。

日本に居たら会うこともないすばらしい先生に稽古つけていただいている幸運を十分に活用するためにも、今年もとにかく前で素振りから一本一本、気持ちを込めて行う。声はかれるし、腕も足も痛いし、すごく疲れる。あー、やはりこれくらいの気合いで毎回の稽古に励まなくてはいけないのだなと大反省。。。

昨年同様1日目は、千本素振り、足さばき、木刀による基本剣道稽古法、切り返し、基本打ち、自由稽古、掛かり稽古、切り返し。2日目は、千本素振り、日本剣道形、審判講習、切り返し、基本打ち、自由稽古、先生同士の稽古、掛かり稽古、切り返し。3日目は、ジョギング、足さばき、切り返し、基本打ち、廻り稽古、自由稽古、掛かり稽古、切り返し、ジョギング。というメニュー。休憩を細かく入れているので全体的に集中力が保たれていた気がする(でも自分はふらふら。。。)。

もちろん今年も15年目になる太田先生が登場。あいかわらず颯爽としてかっこいい超ジェントルマン太田先生には、これからも体に気をつけていただき、末永く我々の正しい剣道の目標として活動していっていただきたい。今年も去年に続き、一足一刀の間合いから足を動かさず面又は小手を打つことの大切さを強調され、それを全ての練習過程で再確認する。剣道形の打太刀も演武していただきとても参考になる。先生同士の稽古の際には列が長過ぎて直接稽古をつけてはいただけなかったものの、他の先生との稽古をじっくり看取り稽古が出来たので、足捌き、体捌き、剣捌き、タイミング、これからの自分の稽古の工夫にすこしづづ取り入れてみたいと思う。

そして今年も梯先生登場!にこにこしていながら全身からオーラが出ていて(特に剣道形の演武の前の一人で動きを復習しているときとか持っている木刀がどうみても真剣ぽく見えてくるのは僕だけか。。。)、とって食べられちゃいそうだけれども、大ファンなのでもちろん毎朝毎晩挨拶にいく。今年は特に、稽古持続の大切さ、一本一本を真剣に繰り出す大切さ(素振りも)について強調されていた。梯先生の剣道形にしても、稽古にしても、打っているというより、ばっさり切っている感じがするのは、実際にそういう風な積み重ねなのかなあと思う。改めて自分も素振りの一本一本、稽古の一本一本、気迫を込めて取り組もうと思った。先生同士の稽古では、幸運にも直接稽古をしていただき、今年は去年のようにへろへろにされるかわりに間合いを攻める機会、そこから打つ機会を与えていただき(もちろん合面、出小手、返し胴でめった切りされるが。。。)、攻め方、詰め方、打ち方、抜け方、全ての改善点が少し明確になった気がした。これから一本一本気迫・気持ちを込めると共に改善点を意識して稽古して行こうと思う。

月曜日の朝は全身筋肉痛でお風呂につかって回復しなんとか出社。とことん頑張ったので、体は本当に疲れているけれども、不思議に心がすーっとすっきりしている。最近仕事でいろいろ問題に直面して苦しんでいるけれど、こういう気持ちになれると、少しづつ勇気も湧いてくるし、アイデアも出てくる。やはり稽古に全身全霊をつぎ込み、それを継続することが、剣道・居合道の内外での心身の充実に寄与するんだなあと納得。仕事の時間外で、家族との時間も、勉強の時間も大切だけれど、稽古の時間もしっかり維持していきたいと思う。

Thursday, July 14, 2011

Visiting other schools(道場めぐり)

7月一杯バークレー道場は休館。借りている体育館の床の張替えがあるためとのこと。NCKFとNCIAの合宿前の準備期間としては痛いなあと。でもNCKFでは10くらいある各道場へ他の道場の生徒が訪れてもいいことになっているので、今月はNCKF道場めぐりをすることに。

ただこれが予想以上にいい練習になっている。まず、ゲスト訪問なのでバークレーと違い生徒を教えなくて練習に最初から最後まで参加できる(体力的にかなりきついけれどいい練習)。次に稽古で各道場の中・高段者に練習をお願いして、パワー系から、スピード系、ストリート系、フェイント系、変則系、技師、しぶい系など、いろいろな人に対して、始めの数秒で相手を観察し戦略を立て柔軟に攻めて行く練習を積める。特にパワーとスピードを駆使して荒っぽく来る相手に対しては、日頃から対応を練習しておかないと押されて向こうのペースで試合が進むので、そういう相手に対して、居付かず、間合いを盗み、強引な打ちを捌き、上下左右に柔軟に変化し、相手のレベルに自分を落とさず正々堂々と前へ攻め続ける練習が出来る。最後に各道場の人と仲良く知り合えるのがいい。サンフランシスコとパロアルトに最近お邪魔したので、ユニオンシティーやその他の道場にも挨拶に行きたいと思う。

Tuesday, June 21, 2011

To East Bay(イーストベイへ)

ご無沙汰しています。かなりアップさぼり気味です。最近いろいろプロジェクトをこなしていたのでそっちに注力してました。

まずはサンフランシスコを後にして、パロアルトを橋を挟んで反対側のイーストベイに引っ越しました。1時間の280のご機嫌風光明媚ドライブは、20分の短距離ドライブに。そして引越す前の2月から3月にかけてその家をリモデル。HomeDepotやその他のベンダー工場にも通い、壁抜いたり、全フロアリングにしたり、キッチン取替えたり、壁を全て塗り替えたりと、好きなようにデザインしてプロジェクトマネージ。メキシコ人のトニーと組んで、今までやったものづくりでは一番大きく楽しかった(友達のRealtorのFacebookに写真あり。http://www.facebook.com/pages/SUNIL-SETHI-REAL-ESTATE/107594412601679?sk=photos)。その後、表と裏庭を助っ人に来てくれたAtsuママの指導のもと大改造し、お花・野菜畑に。もちろん引越し後の荷物の整理や、棚の設置、ガレージ内整理、住所変更手続きなどいろいろ。又アニーが欲しがっていたBBQグリルを買ってきて週末BBQの練習したり、友達を招いて寿司パーティやBBQパーティ。欲しい形のベッドが見つからなかったので自作したりとか。結構忙しかった。。。

それも4月の終わりに大まかなところは整理ついたので、剣道と居合道も4ヶ月ぶりに再開。今は、夏恒例の太田先生がいらっしゃるNCKF剣道キャンプと今年は伊藤先生の都合がつかずその推薦で松岡先生がいらっしゃるNCIA居合道キャンプに向け体力・気力・技力を修練中(過去数年とってきたノートを毎週二回の練習前に読み返して稽古で行いまた稽古後に反省・改善点を書き込み次回へというシコシコモード)。来年は剣道・居合道両方とも昇段審査を受けるので、ちょうど一年前の今から自分の達成したいイメージを明確に稽古に励んでいこうと思う。アニーに怒られない程度に、出れる試合には出て行こうとも思う。

仕事のほうもスピードと変化が早くなってきているので、なるべく8時前には出勤して、かかわっているプロジェクトに取り掛かりつつ、マーケットレポート、技術レポート、ユーザーインタビュー参加、といろいろ研究中。特に、実際のユーザーの家を訪問して話を聞くユーザーインタビュー(プロのデザイナーの同僚が質問し僕はボディーガード兼横でふむふむ聞いているのが常)は、顧客から全てを始めよという最も基本であるけれども忘れやすい鉄則(ドラッカー氏や松下氏が口をすっぱく言っている)に立ち戻るとてもいい機会だった。そんな訳で、最近道場でも、生徒である、バークレーの学生や、建築家、エンジニア、中高生などをつかまえては、いろいろモバイルについて質問している。

今はチームを再構築しているので、そのリクルートを担当しつつ、ビジネススクール(主にバークレーとスタンフォード)とのプロジェクト・インターンについても見ている。ところで来週は久しぶりにフィンランドへ上陸して、チーム員と顔をあわせて仕事のすり合わせと優先順位決定を行う予定。フィンランドの美しい初夏を楽しみつつ、ネットワークを進め、次の成果につながるようにしたいと思う。

日本は今梅雨真っ盛りだと思うけれど、ベイエリアは夏に突入しかなり暑いです。でも湿気がない分夜とか過ごしやすいかな。そうだ、そろそろ海にも戻らなくては。。。

Thursday, December 16, 2010

Wining (愚痴)

最近出張や年度末の追い込みのために忙しくてなかなか食べ物関係や剣道・居合道関係をアップできず。でもアニーズキッチンは営業中(先週クリスマスプレゼントとしてフランス製の鍋寄贈)。リバースエンジニアリングとして、タンロンのカニ、メキシカン、ビーフシチューなどなどいろいろ研究結果が食卓に。うれしい反面、時々ご飯と魚と納豆とスープ(アニーとしては休憩日に当たるメニューのようだけれど)が出てくるとなんかほっとするのはやはり日本人だからか。剣道・居合道は出張が重なりなかなか稽古出来ず。しっかり家で素振りをしなくては。。。

ところで、愚痴をこぼすくらいなら再挑戦、ということで、あんまり愚痴らない自分だけれど、時々横っ面をはたかれるので、そんな時は自分の中で一人が愚痴を言ってもう一人が聞いているみないにしてなるべく周りの人に迷惑をかけないように努力している。でも修行がまだ足りないので、この一人ぶつぶつ期間が数日から1週間だったりして、外からみるとむすっとしているのかも。。。要改善。

ただ昨日会社でかなり愚痴ってしまった。インド人の友達と会社の戦略を議論していてちょっといらいらしていたことと、同じタイミングで他に納得いかないことがあり、ついその友達とアニーに愚痴ってしまった。帰りの車の中で反芻して、愚痴は自分に戻って来るんだから良くないだけでなく損だと思ってもなお愚痴りたい気持ち、それと同時に愚痴ることに対する嫌悪、なんだかなあと思っていた。

そんな時、どこからともなく「あのゾマホンだったら愚痴らないよなあ。テレビで有名になり成功していろいろやってるのかなあ」なんてとふと思う。早速、渋滞にもまれつつ、ネットで調べてみる。知っている人もいると思うけど、ゾマホン氏は、一人アフリカベニンから来た苦学生。彼の言動・信念・態度は、河井継之助に通じる気高さがある。「自分の命は愛する国と人のためにある」。調べてみると昔僕も読んだ「ゾマホンのほん」からたけしの付き人になり講演活動等積極的に活動・成功しているにもかかわらず、生活態度に全くのブレがない。ただそんな成功者の足をひっぱる人達によりかなり精神的に追い込まれたようだけれど(これは太郎さんも言っているけれど、日本人の国民性には無邪気な親切心・同情心がある反面、無責任な迎合心があり、それが場面場面で非常にいやらしく働くようである)、立ち直り、自分の使命に全力投球しているみたいだった。改めてその精神力・気迫・気高さを目の当たりにして、一人車の中で感動し、単純な自分は、家へ着く頃には、もやもやはすっと消えて、僕ももっと頑張りたいというとてもうれしい気持ちになっていた。

やはり自分自身を鍛え上げつつも、頑張っている人達のドラマを自分の血肉として取り入れ次のレベルに進む、そういうエネルギー補給経路を確保するのはいいなあと思った。いつか彼の講演に参加してみたいと思う。僕も身近なところから初めて、家族・コミュニティ・組織と、皆に貢献できるように頑張ろうと思う。仕事ももう残り1週間。目標達成に向け、ひた走りに走らなくては。

Thursday, October 14, 2010

Cuoriosity(好奇心)

いまさらながら物事の価値はその物自体の価値ではなく、自分の心の反映なので、時と状況によって変化するんだなあと思う。 最近、週末も自分のペースを乱さないように(というか調整するために)、早朝に起きてフェリービルディングやとにかく日が出る東方方面に出向いてカフェを探して日の出を見ながらゆっくりいろいろ考えたり本を読んだりするようにしている。昔から朝型なので早朝日の出前のしーんとしたダウンタウンとかに行くとなぜかこうわくわくしてしまう(朝方の新宿や東京あたりをドライブするの結構好き。。。)。
そして日の出は、日の入りとあわせて一日のうちで誰もが自然に柔らかく感動できる時じゃないかなあと思う。この日もコーヒーを飲みながら日の出が見れてとても気持ちよかった。
ところで、その帰りに昔住んでいたロシアンヒル・ノブヒルエリアを車で通り過ぎる時、こんなに景色や公園が美しかったっけと見とれながら車を運転していた。もちろんきれいなのは知っていたけれど、毎日住むうちにその感動が薄れて離れて初めてそれを再認識するのを改めて感じた。
又、最近Jr.x2の対応のためにアニーの家族が我が家に滞在して助けてくれているためアニーズキッチンは休業中。なかなか体重を減らせないのをアニーズキッチンのせいにしていたけれど、休業されてしまうと、日本食も含めこだわっておいしくバランス良く作ってくれるアニーズキッチンの早期復活を心から望まないではいられない。

生活、健康、仕事、家族、人とのつながり、あってあたりまえと思っているものに、もっと日頃から感動するべきじゃないかなあと思う。なんて頭ではわかっていても、時々感じる「あっ」とか「うぉー」とかいうあの全身に響く感じをいかに毎日再現していくかが難しい。 いろいろ試してみているけれど、たぶん「好奇心」とか「冒険心」がキーのような気がする。 自分をぶつけていく対象をさがし続ける好奇心。人生のジャングルでびびりつつわくわくする冒険心。そういう気持ちを絶えず持てれば、相対界にありつつも振れが少ない歩き方、価値の本質を感じていけるのかなあと思う。

Sunday, October 3, 2010

Passion(情熱)

久しぶりに岡本太郎さんとじっくり話している。いろいろな変化、将来への道筋、何か調整が必要。聞きなれているけれど忘れていた言葉「情熱」。全身・全力で体当たりする気迫。自分の中から噴出してくる精神の炎。外に飛び出すための準備・忍耐に情熱を燃やしたり、飛びだしたアウェイで生き抜くことに情熱を燃やしたり、つらくて報われなくても挑戦すればすっきりするからと、いろいろなことに情熱を燃やしてきた。これからは、情熱を燃やす対象を掴み取りつつも、同時にその情熱を自分に対して燃やす、つまり自分と対決するべきなのかもしれない。自分の中の不安や迷いの気配を感じたら見逃さず素早く掴み取りそんな自分を蹴飛ばす。

太郎さんは「現代社会は人間全体として生きるのが難しくだれでも虚無感を感じてしまう。それを突き破るには僕みたいに自分のマイナスに賭けるんだ」と言っている(そして壮絶に生き抜いている)。自分なりに解釈すると「結果(成功したい)を考えると不安(失敗したくない)になる。身体(結果)にとらわれると(失敗したくない)、心(情熱=生きがい)が死ぬ。身体(結果)にとらわれないと(失敗してもいい)、失敗して社会的・経済的そして身体的に死ぬかもしれないし死なないかもしれないけれど、死ぬその時までは心(情熱=生きがい)は生きる(つらいけど)。死ぬこと(死んでもいいと思うこと、でも死にに行くのではなく、生きるために全力を尽くすこと)が結局強烈に生きることに繋がる。死即生。虚無感を乗り越える(生きがいを感じる)には、情熱を押し通すことによる受けるつらさ(マイナス)を喜んで受け入れ、過去と未来(結果)を切り捨て、ただその瞬間に全力を尽くす」ということ。武道や禅でいう「生きたければ(悟りたければ)死にに行け」というのはこういうことなのかなあ。

自分の生活で言うと、自分の弱さを事前に鋭くキャッチしてそんな自分を一発蹴飛ばして目覚めさせてから物事に取り掛かるとなにかこうやる気がもりもりっと湧いてきて自他ともにすがすがしかったりする。ただとことん追い込まれた時にも一発蹴飛ばせるかが問題だがそれまで百回・千回蹴飛ばし慣れればもしかしたら出来るかもしれない。下半期もあと3ヶ月。久しぶりにこれでもかというくらいに情熱を吹き上げて突っ走ってみたい。

Thursday, September 2, 2010

Dealing with change(変化をどう捉えるか)

自然は無常。無常は自然。四季もそうだし、僕ら自身も。それなら変化は当たり前として、変化と仲良く生きていければいいものの。。。安定志向が苔のようにどんどん心についてきちゃう。

新しいポジションに移ってからというものこの一年間、仕事上で信用を築きあげるのにいろいろ工夫・実践・体当たりしてきて、最近やっと自分の居場所が出来た感がある。仕事もしやすくなってきた。あっちこっちに頭をぶつけ、横っ面をはたかれて来ている自分としては、経験上

「うっ、最近いい感じだな。ということは、そろそろ何か飛んでくるか?」
「いや、自分からもうちょっと怖そうなものに飛び込む時期到来か?」

みたいに考えていた。そんな時に、いきなり今のボスが辞めることに。まだ修行が足りない自分は、

「えーっ、1年間かけていろいろ結果を出して、やっとのことで文句がちのボスも信用してくれるようになったのに、また一からか?」
「だいたい新しいボスの予想はつくが、コンセプト主体で実践がともなわない型は、相性あんまりよくないんだよなあ。」
「なんか、どうなるのかなあ。」

なんて一瞬ちょっと取り越し苦労的ネガティブな方向に考えて、どよーんと空が低くなった感じがした。これじゃあ進歩がないと思い、

「いや、この1年間結果出して進歩もしたし、新しいボス・新しい方針にどこまでついていけるかというのもいい修行。」
「変化が早いこの世の中、慣れるが勝ち。頬の皮の厚みを増やすのには、平気で淡々とやる。プロとしての芯は変えないが、方法はまたいろいろ工夫して、幅を広げ、適応することが大切。」

なんて考え直してみると、すっと空が高くなった感じがした。

組織改変はもとよりレイオフとかが普通な労働力の流動性が高い知識ベースの社会は、グローバルに見て既に到来している。もちろん、今必要とされている技術やこれから必要になる技術を身につけることが大切だけれども(あー、もっとテクノロジー及び業界動向を勉強しなくては。。。)、まあみんな能力的には似たり寄ったりだし、小手先の業より大技、はたかれない守備よりもはたかれても大丈夫な厚い頬、どこでもやっていくんだという気概、出来れば、何があっても平気な太っ腹(ロックのような)を醸成するのが、第一のような気がする。一番手っ取り早いのがそういう状況にどんどん飛び込んで慣れることなんだろうね。これからの若い人は、そういう覚悟というか平気を身に着ける工夫をするといいと思う。

でも精神論だけでなく、やっぱり準備が大切、特に、頭の回転速度ではなくじっくり思考で詰めていく自分としては。とにかく、新しい組織の情報を集め、作戦を練り直して、先手先手に行ってみようと思う。

Wednesday, August 18, 2010

Sword to give life(活人剣)

最近人生も折り返し地点に来てどうこれから物事に取り組もうかなあと考えている。仕事は今まで歩いてきた点(テクノロジー・コンテンツ・モバイル・グローバル)と日本・文化・社会・興味・貢献などの点を繋いで、トヨタが50年かけてなしたグローバル戦略を日本のマンガコンテンツ業界と一緒に出来たらなあと夢想。。。仕事以外では家族や友達と自然の近くにというコンセプトで生活を構築していけたらなあと。ところで、剣道と居合道は、それを一本の道として、又、仕事・仕事以外にも繋げる意味で、強く・正しく・美しいものを目指したいと思っている。そのためには、まだ手遅れではないと願い、基本を一から遣り直そうと決心したところ。初心に戻って、構え、足捌き、素振り、切り返し、打ち込み、懸かり稽古、形稽古。そして、しっかりした基礎の上に立って、心構え、攻め、呼吸。そして、やっと技。持田先生の基本にたいする有名な言葉の意味が自分なりに少しわかるような気がしてきたかも。あと何十年かかるやら。。。

そんな時に日本から道場破りの少年少女剣士3人が現れる。ハワイで暴れる前に、サンフランシスコで肩慣らしか。ブログ経由日程を教えてもらったので、彼らの紹介・通訳がてら、僕もバークレー道場の指導をスキップして(松枝先生すいません。。。)、サンフランシスコ道場に合流。道場に入る前の号令等、かなりかっこいい。垂れの名前も夏木六三四の宿命のライバルっぽい。なんか強そうだ。自己紹介も皆英語で、発音もよく、度胸が据わっている。この礼儀正しき14歳の少年剣士と10歳の少女剣士に、「アメリカでしっかりした日本の剣道を見せてくれ!」と願っていると、切り返しと基本打ちの稽古が始まる。おー、すごいっ。お兄ちゃんの気合の入った素早く鋭い打ち込みに加え(他のアメリカ人びびり気味)、ちっちゃい少女剣士達のすごさ!まっすぐ大きく正しいのびのびとした声も充分に出ている切り返しと基本打ち。アメリカ人達皆唖然。そして驚くことに、その後の地稽古では、もっと前にもっとのびのびとかかって来る(たいてい地稽古になると、打たれたくないという気持ちが働らくため、基本打ちのまっすぐ大きな正しい打ちが出にくくなるもの)。又、地稽古中を通して、後ろで休む訳でもなく次々と先生・先輩にかかっていく。かかった後は、お礼とコメントに挨拶に行く。はっきり言って僕は本当に感動しました。脱帽です。真似しなきゃと。地元道場の先生方は、本当にしっかり指導されているのだと思う。一緒に来られたお父さんも剣道をされているとのこと。是非いつか稽古をつけていただきたい。稽古の後、何人ものアメリカ人が僕のところに来て感動気味に、「彼らがあれだけ出来るなら、私も出来る気になった。これから頑張ろうと思う。彼らをつれてきてくれて本当にありがとう!」 というコメントを残して行ったのだった。おまけに、僕ら一人一人、彼らの道場のかっこいい手拭までもらってしまい、感謝。

ところで活人剣。。。僕としては、剣を通して自分を向上させ、社会に貢献する(人を活かす)という意味にとって、そのために基本をしっかりやろうと。でも彼らの剣道を見て、正しく美しい剣道は、直接人を感動させ、やる気を出させるんだなあと。それも国境を越えて。本当に勉強になりました。彼らであれだけ出来れば、僕はもっと正しく、もっと強く、もっと美しく出来ないと人を感動させられないなあとちょっと反省。自分が子供達を教える機会があれば、ああいう剣道が出来るようになってほしいし、そういう指導が出来るようにならなくちゃいけないと思った。彼らにはこれからもどんどん日本を代表して世界中の道場破りをしてもらいたいもの(僕も出張の度にやってます。。。)。また機会があったら是非サンフランシスコ・北カルフォルニアにまた来ていただき模範稽古をしてもらいたいもの(月曜日から土曜までどこかしらの道場で稽古があるので)。

さあ、基本稽古、基本稽古。素振りからはじめなくては。。。

Friday, August 13, 2010

Kendo/Iaido in Calfornia!(カルフォルニアで剣道・居合道!)

最近気がついた。。。剣道及び居合道は、カルフォルニア全土でかなり盛んで、北カルフォルニア(ベイエリア=シリコンバレーエリア)だけでも、サンフランシスコ、バークレー、オークランド、アラミダ、パロアルト、サンマテオ、マウンテンビュー、サンホセ、サクラメント、サリナスと10以上の道場があるにもかかわらず、日本語サイトがない。。。因みに英語サイトは、http://www.nckf.org/。又、ミクシィにコミュニティを立てる程でもないし(いつかたててみようかな。。。)。日本人剣士で練習したい人や日本人で始めてみたい人は、是非、上の英語サイト経由近場の各道場にコンタクトするか、コメントをここに残してもらえれば、紹介します。ただロサンゼルス・サンディエゴなどがある南カルフォルニアは僕はよく知らなくて、北のようにNCKFの下に各道場があるのではなく、なぜかSCKFとSCKOという二つの組織が別の道場を統括しているみたいなので、そのどちらかにコンタクトを取ることになるみたいです。ただ個人的に会ったことのあるChuo道場のShikai先生は本当に強く・うまく・美しい剣道に加え人との出会いとつながりを大切にする方なのでChuo道場など。。。北も南もやはり、車でいける程度の近場でいくつか見学に行って、雰囲気を感じ取り、先生方とお話して決めるのがやっぱりいいのかも。。。

Tuesday, August 10, 2010

NCIA Summer Camp(北カルフォルニア居合道連盟夏合宿)

ちょっと武道系が続きますが。。。そう、今年もやってきました居合道夏合宿!2008年以来3回目のNCIA居合道夏合宿がサンタクララでポカポカ天気の中開催される。メキシコ領事官のエンリケが東京滞在時にお世話になった警視庁居合道・逮捕術元師範の伊藤先生に今年も訪問・指導していただく(あの若さで、剣道・居合道ともに八段、まじすごいというか怖い。。。)。当のエンリケは仕事でメキシコ出張により不参加。お茶目な彼と先生とのやり取りが見れずとても残念だったものの、中身の濃い充実した3日間だった。例のごとく、金曜日から有給休暇を取り、全参加。
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全部で40人程度参加。NY、コロラド、ワシントン、LAとサンフランシスコ以外の地域からも参加がある。岸本先生や山崎先生に来ていただく全米キャンプ・トーナメントに比べ、参加者が少ない反面、より細かい指導を受けられるので参加者は非常にやりがいがあると喜んでいた。世界中から引き手あまたの伊藤先生に毎年わざわざ北カルフォルニアに来ていただき我々は本当に幸運である。その好意に応えるためにも、今年こそは少し進歩したところを見てもらおうと、他のメンバーと去年のノートを復習・練習、加えて演武のビデオを取り(ついでに剣道も)課題の明確化と練習をここ数ヶ月続けてくる。お昼ごはんを一緒に食べながら、
(先生)「今年はいいねぇ。力強いねぇ。」
(Atsu)「え、そうですか?(進歩したかな!?)」
(先生)「いやー、去年よりいい翻訳だよ、うん。」
(Atsu)「。。。」
その後、居合に関してアドバイスをお願いし、いろいろなポイント・今後の課題を教えていただいく。来年こそぐっと進歩してみたい。いやしなくては。翻訳だけじゃなく。。。
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実は去年と同じ人に通訳を頼んだものの、その人が急に来られなくなったので、急遽その場で通訳に任命され、3日間練習と翻訳を先生の横で行うことに。先生も指導の気合というのに精通されていて、クラスがちょっとだれてくると決まったように、わざと僕に「声が小さい!」「遅い!」「時間がないのに何やってんだ!」と怒号を飛ばしてくる(去年は女の子だったので出来ず。。。)。それでクラスがビッとなる。加えて、僕も練習と翻訳の同時進行で余裕がない分、先生の言ったことを動きも真似してガンガン翻訳していく。又、クラスの効率を上げるため自分なりにいろいろ工夫・提案してみる。まず、号令(Shugo、Chumoku、Taito)には、翻訳を待たず反応すること。キーワード(ひかがみ、腰、剣先、柄頭、気、攻め、残心、序破急、決め、隙、等)は事前に僕が翻訳したものを読み覚えておくこと。これらを書き出して壁に貼っておく。こうすることで、「前へ気攻めをしろ」とか「抜きつけでもっと序破急を」とか「隙を見せないように残心を示しながら納刀」とかの翻訳に手間取らないようにする。又、要約してしまいがちな翻訳であるが、論理的になるように文を構成し直すが、先生の言うことはなるべく漏らさず翻訳するいようにする。先生のちょっとした例え、状況説明が、どれだけ演武者の学びになるかは、自分もいつも感じるところなので。参加者から翻訳良かったよと何度も言われたので、なんとかお役目を果たした模様。

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これは、NCIAからの参加メンバーと先生との集合写真。3日間家から通うも朝から(朝7時出)晩まで(食事後夜11時着)で家族の顔も見る機会がない程詰めてやったので、これから数ヶ月は、家族中心に行かなくては怒られそうな雰囲気。それにしてもこれは毎回書くけれど日本にいたら会う機会のないような先生方と知り合い、その技・人間性・アプローチに触れることが出来、本当に幸運である。まだまだ、その技・理合を先生方や書籍から学び、研究・整理しつつ、その検証を稽古で行い、それを日々の生活でも活かしていく必要がある。先の長い、でもやりがいのある取り組みである。来年は、なんとか日本に上陸する機会を作り、先生にご挨拶に伺いたいものである。さて、夏のイベントもひと段落したので、2010年下半期、腰を据えて仕事に取り組まなくては。。。

Thursday, July 29, 2010

NCKF Summer Camp(北カルフォルニア剣道連盟夏合宿)

7月の第一週には、毎年恒例の北カルフォルニア剣道連盟の夏合宿が、サンタクララで行われる。毎年来て頂ける日本の先生、毎年仕切っていただけるNCKFの方々には本当に感謝。今年も有給休暇を取って金・土・日と全参加。内容は、去年同様基本重視となると思ったので、数週間前から昨年のノートを参考にして、素振り、掛け声、足捌き、姿勢、構え等を復習し、又道場でも、それらに加え「木刀による剣道基本稽古法」「日本剣道形」の復習と指導を行う。毎日先生方へ挨拶に行き、稽古も前列で出来るだけ正しく大きな声で稽古に参加。横にいる小学生の子供達の模範になればと。。。


今年は、去年に比べ、4-6段レベルの参加者が少なく、彼らと一緒に稽古が出来なくて残念。でも、他のたくさんの参加者と一緒に、基本から応用まで、じっくり稽古が出来て大変良かった。又、去年同様、自由稽古の元立ちに40分間立ち続けるのは、大変苦しく、いい経験になった。先生方が、いつもこういう風に苦しい元立ちに立ち続けていることを考えると、日々の稽古でももう少し自分を苦しい立場に置かないとなあと思わされた。

今年も、メニューとしては、素振り、足捌き、木刀による剣道基本稽古法、面をつけての基本稽古、応用技、地稽古、懸かり稽古、切り替えし、ジョギングという感じで、2日目は、日本剣道形の指導と審判講習が行われる。

もちろん今年で14回目となる太田先生が訪問され、陣頭指揮をとっていただく。先生には、本当に健康に気をつけていただき、末永く、日本又世界において正しい剣道の振興に貢献していただきたいと思う。日本剣道形打太刀の演武を見ることができ、稽古もつけていただき幸運。先生相手には、とにかく攻めて打ち込むだけで、かわされ返され打ち落とされヘロヘロにされ、立っているのがやっと。ただ絶対構えは崩さないと決めたのでふらふらになりつつも中段で前へ出続けなんとか2分間。もっと内容ある稽古をしてもらうためにも、基本力として切り替えしと懸かり稽古をもっとやり、崩れない剣道に近づかなきゃと反省。。。

そして去年に引き続き梯先生登場!いつも静かで丁寧な話し口調。でも怒ったら怖いんだろうなあ。。。今年は、基本を重視しつつも、去年よりも応用技について、皆に指導していただく。出ばな技、摺り揚げ技、返し技など。全体指導の際に、なるべく前にでて先生の試験台になることで、より多く技をかけてもらい、その感覚を覚えようとしてみる。特に感動したのが、「出ばな面が得意でない人はこういう風にアプローチしてみてはどうだろうか?」という何気ないアドバイス。これに「おー!そーかなるほど、これはすごい秘訣だ!」と感心しているが回りは「はー?」みたいな反応。通訳の人が略しちゃった感がある。とにかく、これからそのアプローチ要研究。そして、日本剣道形仕太刀の演武を見ることができ、仕太刀の体捌き、抜く方向、あのしぶい全く無駄のない動きは、僕の目指したい剣道。稽古もつけていただく。ボコボコにされました。体当たりも稽古もすごく手加減してもらっているのが伝わってくるのだが、ヘロヘロにされ、2・3度吹っ飛ばされては転び、朦朧としながら、ただ前へ。手もしびれ、足もしびれ、息も出来ず、かなりよたった稽古になってしまいちょっと情けなかった。先生の対応は、全て正しい動きと打突と体当たりで、ただただ自分の地力のなさを身にしみるものだった。これから一年、来年の3分間の稽古において崩れないで攻め続けられるように、頑張っていこうと思う。

又、審判講習では、全米少年剣道大会を視野にいれ、主に有効打突の見極め方を丁寧に実際の試合審判を通して指導していただく。難しい打突が行われた後に必ず試合を一時停止し、「なぜ、今のを取ったのか?」「なぜ、今のを取らなかったのか?」「周りの皆は今のをどう思うか?」と審判員に考えさせ・回答させた後に、先生の見解を述べていただき、それに対して質疑応答という感じだった。やはり、面と小手の取り方が難しく、審判により判断がぶれることがあり、そこを自信をもって取りにいけるように、又は、取らないように、訓練しなくてはいけないと思った。



全員写真。他の皆もいろいろ学べたことだろうと思う。最近少しづつ、小さい時教わったことの本当の意味するところがわかってきた気がする。でもわかっているといって、出来るということではない。ただ、わかってきたので、研究の目途が立つし、仮説を立てて検証していけるし、質問もしていけるので、これからも剣道・居合道研究は、いろいろあって先は長いなあ。健康に気をつけなくては。

Wednesday, July 28, 2010

Tournament Judge(試合審判)

最近、剣道・居合道についてアップしていないものの、何とか週2回を目指してで両方とも練習継続。夏はいろいろイベントがあり、毎回とてもいい勉強に(でも仕事と家族イベントの間でかなり忙しくなる時期でも)。先週末は、全米少年剣道大会に審判員として参加。事前の審判セミナーと当日の審判はとてもいい経験になる。これからももっと審判の訓練をして、選手の為により公平な審判を行い、正しい理合にかなった剣道の振興に貢献できればと思う。

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参加者は9歳以下から18歳まで250人くらい、個人戦と団体戦で、6コート同時に試合が行われる。審判員も朝から夕方までノンストップで1コート6人くらいで回す。試合運営を優先にして、昼食も別々に食べることに。なんとか時間内に全ての試合を終了することが出来る。自分の審判だけではなく、他の審判を見ることで、勉強になることも多くあった。事前に審判規則・細則・要領など全ての書類に目を通して復習していたのがすごく役に立つものの、ケースによってはやはり自分なりのしっかりした判断基準を求められ、地道な稽古及び審判研究・経験が大切だなと思えた。

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全米から剣士が集まってきているが、南カルフォルニアの参加者数及び受賞数がとても多くその実力を充分発揮していた。でも北カルフォルニアも、男子団体と男子16-18歳の部で優勝。又、WKFというチームは、普通の袴ではない韓国バージョン(白地に1本黒の縦ラインが入っているもの)をはいていたけれど、高校生レベルで数人とてもいい剣道をしている選手がいて、チームも強く、しっかりした指導を受けていると思った。是非、いつか稽古をお願いしたい。それとは別に、今大会を通して特に一人、南カルフォルニアの男子高校生選手が試合運びや技の出し方などとても熟練していて、自分としても大変参考になる。あのレベルは、日本でしっかり練習・指導を受け、最近親の駐在とかで渡米したのかなあ。彼とも稽古をお願いしたいもの。
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今回は審判長とかが座っている席のまん前のBコート配属であったこともあり、とにかく気合を入れてやる。でもやはり、子供達の頑張りを汲み取る上でも、客観的に公平に審判したいという気持ちが強かったので、特に気合が入り、夕方にはもうへとへと。ただこれだけ真剣に審判して気づいたことは、

「ポジショニングの大切さ」
「動き・技を予測する大切さ」
「正しい姿勢と動作による威厳の大切さ」
「明確で大きい発声の大切さ」
「特に判断が難しい小手や合い面を、充分見極め、勇気を出して取りに行く又は取らないことの大切さ」
「状況による有効打突の6要素の加減の判断基準の事前設定」だった。

まずそもそも、打突が起こった時に見えなくては、自信をもって判断出来ない。どう言い訳しても、打突時に見えない場所にいたこと自体あってはならない。だから、選手の動きと打突を予測して、その先回りをしなくてはいけない。最速の小手や面を見極めるためには、(今の自分のレベルでは)最高度に視覚の集中度を高めないといけないもののずっとそうやっていたら倒れちゃうので、全体を見つつ、技が予測される時にぐっと集中力を上げ、その後また通常に戻るみたいなメリハリが必要。小手や合い面は、打っている、打たれている選手にはかなり明確なもので、有効打突を取ってもらえない又は無効打突を取られるのは大変くやしい。だからこそ自分の責任でしっかり判断する勇気が選手を勇気付けると思う。あとやはり自信を態度として外面に現すことで、観客及び選手にも信頼感と安心感を与え守りに入らず全力を出していく雰囲気を作り、騒々しい試合場では、大きく明確な発声が試合進行の安定材料になるのを感じた。そして、正しい理合にかなった剣道を振興するためにも、前への技を取りに行き(間合いを詰めて攻め・切り込んでいるので切込みが深くなる)、引き技は少し辛く(間合いが遠ざかりながらの技は切込みが浅くなる)取るが、これは瞬間にその加減を判断しなくてはいけないので、有効であるための加減(深さ・強度・崩し・振りかぶり・踏み込み・間合等)の基準をあらかじめ、攻め技、引き技、返し技、出ばな技など、技の性格により、設定・イメージしておく必要があると思った。これは、今後日本から来ていただける先生に質問・確認したい事項である。又、特に子供達相手の審判では、有効打突6要素の内「正しい竹刀の打突部位で」「正しい防具の打突部を」「刃筋正しく」ができていれば、残りの「充実した気勢」「適正なる姿勢」「残心」はある程度でも有効打突にする。特に、全審判員を通じて、正しい鍔迫り合いを奨励・指導し、必要であれば反則も取りに行くようにしようというコンセンサスがあった。

地元道場で稽古しいろいろな仮説を試してものにしていきつつも、外へ出て見たり体験したりすることで新たな課題が生まれそれが次の目標に。これからも、機会があれば、審判や選手として大会に参加して行こうと思う。そのためにも少し体重を落として身を軽くしなくては。。。

Monday, May 3, 2010

No Form (無構え)

「有構無構、構えは有るようで無いもの」-宮本武蔵が五輪書で示した有名な構えについての考え方である。物事に柔軟に対応することを言っているものだと思う。

新しいポジションに移ってもうかれこれ一年が経とうとしている。ポジションにも少しづつ慣れ、手ごたえを感じ始めている反面、当初の気迫が薄まってきているかもしれない。この段階で、歩いてきた跡をちょっと振り返り、明日への気迫を拡充してみるのも良いかもしれない。

突然だけれど、僕は人生で2回程いじめられたことがあるような気がする。そもそも、祖父譲りのがっしりした体格(特に中学あたりから)と父譲りの負けん気が功を奏したのか、あんまり挑んでくる人はいなかった。

1回目は9歳になるかならないかの小学校3年生の時で体育の時間に、弱虫3人組にあることを指摘され、その後彼らに話かける度に、そのことに言及し有無を言わせず僕を黙らせるというものだった。とてもいやだったけれど、また一方で、馬鹿らしくもあり、とにかくその3人には反応しないことに決めた。人は対等であるべきだと思っていた自分は、小学校に入ると同時に直面した子供社会のピラミッドに何かこう不純なものを感じて(やっぱり親分、子分の集まりがあり、誰と遊ぶとかもその支配を受けていたようだった。)、そういう組織に加わるよりも対等に付き合える人と遊ぶかそういう人が忙しければ、一人でいることを選んだ(小学校時代は毎日放課後遊ぶ相手がいることが人気者としてのステータス感があったようである)。そんな中で、一人になる寂しさも時々あったと思うけれど、まあしょうがないくらいに考えていた。だから岡本太郎さんの子供時代の気持ちはよくわかる。そういう状況で、そのヘンテコ3人組くらい、話さなくてもどうってことはなく、いろいろいやなことを言われても、人を不正に扱う人種に対する軽蔑のまなざしを無言で表現すると、数日でそのようなことはなくなった。彼らはいつも弱い立場にいるタイプだったのでストレスのはけ口が必要だったのかもしれない。ただ、ラッキーだったのは、他のクラスの人達が冷静だったため、1対クラスとかにはならなかったことだろう。

2回目はずっと飛んで30代も後半、インパクト・期間ともに大幅アップ、それも僕にとってはアウェイ(敵地)の外国で修行的状況として自分の前に現れることに。。。自分が運営・統括していたチームが世界同時不況と戦略変更の影響を受けて、より大きなチームに吸収合併されることになった。自分が訓練してきた15人のチーム員を新しいチームに振り分けることに。そこで新しいチームにおける改善案を出すのだが、他の4人のマネージャーは、人は欲しいけど、助けはいらないとその案は蹴られる(改善されると彼らの立場ないし。。。)。ただ自分は昔のオペレーションは引き続き行わなくてはならなかったので、緊急時にはいつでも、昔のメンバーからサポートをもらう約束であった。開発が停止、改善案が蹴られ、人のいなくなった自分には、緊急時以外、ほとんど仕事を回してもらえなかった。ただ、ボスと他の4人のマネージャーとの週二回のマネジメント会議には引き続き出席することに。

ところがここでいろいろなことが起こり始める。事業の先行きも見えない中、他のマネージャーやチーム員も不安だったのだろう。改善しようと前向きになるタイプ、なるようになれと居直るタイプ、そして弱い立場の者を刺すタイプに分かれた。すると、あのヘンテコ3人組みがパワーアップして目の前に現れたのだった。ネガティブで知れている2人のチーム員と、自称武道家でいままで武道の話をしたりしていて仲良かったマネージャーが、チーム員の振り分けが完了し僕の立場が弱くなったと同時に、態度を急変して、僕をグサグサ刺し始めた。「(緊急時に昔のメンバーと対処すると)なんで私達のリソースを勝手に使うんだ?プロセスをめちゃくちゃにされては困る!」といちいちオフィス中にメールを流され、「(関係するプロジェクトの問題を指摘して顧客のために問題解決にあたろうとする度に)あんたには、関係ないでしょ、何様のつもり?」とか、「(週二回のマネジメント会議では貢献したくても出来ない僕に対して)、じゃあAtsuから今週の成果を報告してもらおうか?(何も無いと思うけど)」みたいな。。。通常、この様なしょうがない人達相手には、無視してとっとと仕事に集中するのだけれど、その時は、自分の状況と市場の状況から(レイオフされたら国外退去)、喧嘩をしないように、グサグサ刺されながらも、自分の言い分を明確にして罠にはまらないようにし、でも会ったらおはようと挨拶し、引き続き背中に刺し傷を増やし血を流しながら、なんとか土俵際で踏ん張っていた。ラッキーだったのは、他は冷静だったため、1対マネジメント全員・オフィス全体とかにはならなかったことだろう。

貢献という仕事上の武器を全て取り上げられ、他企業へ移れない外国人として喧嘩もできず、週二回の会議でいやみを言われ、ちょっとでも脇が甘いと刺してくる環境、まさに両手両足を縛られぼこぼこにされる苦しい忍耐の3ヶ月だった。精神的にかなりつらく、何度その無礼に切れそうになったか数知れないけど、又、これも自分の修行だと腹をくくって耐え抜くことにした。まあ、いつものことだけど、追い詰められると、ヤケクソヤンキーになり、なるようになれと居直ってしまうのだが。。。

結果としては、そのような苦しいが時間はたっぷりある状況が、将来何をやりたいかじっくり考える余裕と理由、とても競争率が高かった今のポジションに準備・挑戦する機会、を与えてくれ、又その間にオフィス全体の閉鎖・従業員の解雇が発表され、僕を刺していた人達も含めほとんどの人は解雇されるが、自分は運良く本当にやりたかった今のポジションを手に入れることが出来たのだった。

最近ふと考える。あの時どうすればもっと冷静沈着に対応できたのだろうか、どうすればあのようなメンバーをも積極的方向に向けるられたのだろうか、自分がきつい時に弱い立場の人にあのような態度をとってはいないだろうか、ああいう状況になったからには彼らに対する自分の接し方に何か改善出来た点があったに違いない、とか。あのような、まさに自分を鍛える修行的状況は、また手を替え品を替えまた自分の前に現れると思う。その時、自分はもっと冷静に、もっと前向きに、両手両足縛られ、目耳口全てふさがれ、水に沈められ、そしてそれが6ヶ月続くような時(ちょっと大げさか。。。)、果たして一人で充実していられるか、それに向けて準備してるか、覚悟はできているか、本を読んだり、剣道や居合道をしたり、波に浮かびながらふとそんなことを考える。

いつか、全ての雑音を吸い込んでしまう森ような、自然な、柔軟であるが粘り強い、構えていない構え、そんな身のこなしを身に着けたいなと思う。たぶんそれは、必要な覚悟と決意と準備と実践を少しづつ積み上げていって初めて近づける領域なのだろうけれどね。あの3ヶ月を切り抜けた今、あの時を思い返すと、今の新しいポジションで思いっきり、後悔のないように頑張ろうと思わずにはいられない。よし、気合入れていろいろ提案していこう!

Monday, April 12, 2010

Toward your dream(夢に向かって)

僕の友達には夢(やりたいこと)に向かってこつこつ頑張っている人が多いような気がする。それが幸せな自分の家族を持つことや、両親を大切にすることや、とっておきの趣味を充実させることや、もちろんやりたい仕事にトライするなど、いろいろある。そんな友達の中でもダントツ先頭を切っているのは彼かもしれない。大学生の時のあの言葉を実現してそれを突き抜け加速し続けて突っ走る弾丸男。

http://ameblo.jp/nakahara-toru/(頑張れ日本最年少校長!)

彼とは大学の第二外国語のスペイン語クラス経由知り合う。一緒に遊ぶとかそういう仲ではないんだけどね。いつもスマートにかっこよく生きている、そしてウィットの効いたギャグが鋭い、それでいて気張らないえばらない自然体の彼は、見ていて本当に男っぷりがいい国際派スーパーイケメンである。又、僕にとっては、大学生の時になんとなく交わしたあの言葉、約束とかじゃないのだけれど、おぼろげながら掲げてみた夢への進捗具合をチェックできる物差しみたいな存在でもあったのかも。。。

(Atsu)「この前クラスの○○ちゃんと映画行ったよ。」
(彼)「えっ、先越されたなあ、誘おうと思っていたのに。。。」

なんてくだらないことをよく話していた大学1・2年生時、ある日突然、

(彼)「ね、夢とかある?俺あるんだ。海外の高層ビルのトップにある会議室で二つの会社のマネジメントが合併の話をしてるんだ。彼らが早く合併の交渉を進めようとするんだけれど、それには弁護士が必要だ、弁護士はどこだっ、て騒いでいるところに、バーンって両開きのドアをあけて俺が入っていくんだ。そして。分厚い山積みの法律書類をドンって机において、俺は言うんだ。「Let's Get Started!」ってね。」
(Atsu)「何だよそれ、ワハハ、面白い発想だな。でもかっこいいなそれ。そこまで具体的じゃないけれど、僕は日本の外に出てみて外国人とタメ張ってみたいよね。どこまで同じ人間としてやっていけるのかなあとか。」

それから、1・2年後

(彼)「夏何してたの?」
(Atsu)「タメ張る修行として、一人で1ヶ月以上ヨーロッパ中を放浪してきたよ。言葉通じないし、お金ないし、すりには会うし、観光としては面白かったけど、外国で生きるっていうのは結構大変かもと思ったよ。」
(彼)「えっ、放浪?本当にトライしたんだ。」

それから、2年後

(Atsu)「おー、久しぶり!この2年間アメリカでいろいろやってみたよ。学生としては問題ないけど、いつか仕事でタメ張りたいね。」
(彼)「おっ、言ったとおりやってるね。俺も大学院に進んで弁護士資格勉強中だよ。」
(Atsu)「えっ、本当に弁護士向けてやってるんだ。冗談だと思ってたよ。」

それから、1・2年後

(彼)「よー、弁護士受かったよ。これから研修後、渉外弁護士として海外案件を担当するつもりなんだ。」
(Atsu)「えっ、その若さで受かったの? 弁護士って、目指したからって受かるもんじゃないよ。本当にすごいなあ。それも言ったとおり海外担当弁護士なんて。。。僕もこれから商社で働くことになったけどいつ海外に修行に出れるのか。。。」

それから、3・4年後、僕のオフィスに訪ねてきて、

(彼)「久しぶり!お、なんで、そんなカジュアルな格好してるの?みんな回りの人スーツじゃん。」
(Atsu)「いやー、これ一人カジュアルフライデー。最近会社でカジュアルフライデーやるっていうから、若手中心にやろうって賛同受けて、いざこのいでたちで出勤してみると、自分だけなんだよね。なんかくやしいので、それからずっと一年間一人でカジュアルフライデー続けてるんだよね。」
(彼)「おー、それ笑える。お前らしいなあ。。。」

それから、2・3年後、

(彼)「LawSchool無事卒業し、米国弁護士資格もとって、LAで弁護士始めたよ。スポーツやイベント系にかかわっていこうと思っている。」
(Atsu)「おー、とうとうあの時の夢実現だなあ。ドア思いっきりバーンって開けて一発かましてくれ!僕もMBA無事卒業してなんとかサンフランシスコで仕事見つけて、これからやっとタメ張る修行に入れるよ。。。」

それから、アジア・欧州を出張で回りながら修行しつつ、LAに出張する際には必ず会いに行っていたのだけれど、去年会った時は、もうドアを思う存分開いて、アメリカ人弁護士と戦いまくって、なんか納得いったので、次を考えているって言っていた。なんか新しい夢あるのかなあと思っていたら、ふっと日本へ旅立っていった。責任感と志が高い彼は日本のために頑張るんだろうなあと思う。ああいう先生と若い時期から交流できる高校生は絶対幸運である。水谷豊の熱中時代じゃないけど、熱い高校生は熱い先生に正面からどんどんぶつかっていくべきだと思う。彼なら正面から受け止めてくれると思う。

彼の健闘を祈るとともに、僕も自分を向上発展させていきたいと思う。タメ張りつつ、次の夢は何か? そう、何かもっと役に立つ方向性を打ち出して行きたいね。

Friday, February 5, 2010

Japanese Martial Arts Brand (日本武道というブランド)

「剣道なんではじめたの?」とよく聞かれるけど、答えはださくて「週末遊んでいた友達が剣道を始めて遊んでくれなくなったから」というもの。小学校2年生の終わりだと思う。いつも遊んでいた友達が剣道を始めてしまい(それもまとめて仲良し2兄弟4人!)、一人暇になった僕は、兄と一緒にその練習を見に行ったのだった。そして、単純に「おー、かっこいー!僕もやる!」とはじめた。話の落ちとしては、数ヵ月後3年生になると同時にクラス替えで新しい友達が出来、みんな週末に釣りに行くのに僕を誘ってくれるのだが、自分は剣道で行けなく楽しくない。おまけに、1-2年後には仲良し2兄弟と兄含めて全員離脱。「僕もやめたいよ!」と母親に言うと「自分で決めて、防具も買って、止めたい? 最低でも小学校卒業までやりなさい。」と言われ、「自分で決めたことには責任がともなうのか、そう言われればそうだよな」と納得してやることに。長距離が早かったので陸上部か卓球がうまかったので卓球部に入ろうと思っていたけれど、小学校5年生の時にたまたま道場杯で優勝して剣道の楽しさを味わってそこからはずっと続けることに。

ところでいままでなんとなく好きで続けてきた剣道だけれど、外国に出る機会が多くなってきて(というか外国に住んでいるが。。。)、剣道のいろいろな効用を感じることが多くある。もちろん以前に書いたように精神的支柱となるのもひとつだけれど、剣道・居合道・合気道・弓道など日本の武道はどうも他のスポーツやそれ系の格闘系とはちょっと一線を隔てた信頼感が伴うみたいである。外国でも剣道を通してすぐ友達が出来るし、他国の道場を訪れても受け入れてくれるし、ひょんなところで「合気道をやっていた」「武士道について研究している」とかいう人から声をかけられる。この前も、ボスのボスと面接する機会があってそういうことを広く話してぜんぜん仕事の話にならなかった。。。人はやはり突き詰めていくと精神的なものに興味が行き、そしてその精神性が形になったものとして、ヨガや武道にあこがれるのかもしれない。ただ商業格闘武道系が多いアメリカでは、武道(MartialArts)=空手とテコンドーとカンフーを足して割ったものという感じなので、そういうものを練習している人とか少し違う感じだが。。。

そんなことを考えると、武道のベースにある文化・歴史・人生観を血として受け継ぎ、古い文献も読み込んでいける日本語をマスターしている、僕達日本人、特に海外に出ていろいろ活躍していこうと思っている若者は、読み書きそろばんに加え、武道の理論と実践を一通り学ぶことはとてもいいことだと思う。世界のスポーツであるサッカーでも友達は出来るし尊敬も得られるけれど、生きている限り練習し進歩し続けることが出来る日本武道は一生をかけて取り組む価値のあるものだと思う、最近。自分としては剣道と居合で手一杯だけれど、弓道と合気道なんかは少しづつでもやりたいなあと思う。