Friday, May 13, 2011

Next Challenge(次の挑戦)

今週始めに、グーグルの開発者コミュニティ向けのGoogleI/Oカンファランスがサンフランシスコで開かれた。チケットが売り切れてしまい参加できなかったので、時間を見つけてはネットでキーノートのビデオストリーミングをチェックしてみる。今週末はもう一度記事やビデオをチェックしなおしてチーム向けの報告書を作成しようと思う。ところで今回のカンファランスでの発表(音楽サービス、ブックサービス、ウェブサービス、アクセサリー、他)を見て改めてグーグルのスピード感はすごいと思った。あんな大企業なのに、よくあれだけのものを戦略的にぽんぽん作って出せるなあと。でもそんなグーグルでも、シリコンバレーのイノベーションスピードについていっていないと、企業買収や提携等で対応している感もある。日本企業の弛まぬ改善もすごいが、シリコンバレーでの超高速のビジネスモデリング環境には息を呑む。

そんな中で自分のスピードの遅さにちょっとやばいなと最近感じている。組織改変後はスピード倍増、効率倍増、プレッシャー倍増になるのは必至。ディールを作るには、もっと技術知識、マーケット知識、自社・競合戦略知識を深めていかなくてはいけないし(そしてこれらの知識がすごい勢いで毎日毎時間陳腐化している)、もっと組織内外でネットワークを広げて点をつなげていかなくてはいけないし、自分の知らない領域や、いやがられても人の領域に踏み込んでいかなくてはいけない。それによってかなり仕事のスピード感と内容が変わってきて、自分もそれに合わせて変わらなくてはいけない。脱皮してパワーアップするいい機会だと思う。でもちょっと大変そうである。結構へまもするだろうし、うざったがれるだろう。馬鹿にされるだろうし、恥もかくだろう。おまけにあんまり下手をするとポジションを失うリスクもあると思う。でも隠れていても埒が明かないので、弱気を蹴飛ばして、前へ出ようと思う。

これからかなりの時間を勉強と仕事にとられると思うので、早起きの習慣を取り戻さなくては。又長丁場になりそうなこの道のり、時間を見つけては(寝る前・起床後とか)、新しい本・ドラッカーさんの本・太郎さんの本など読みいろいろ沈思黙想・エネルギー補給できたらなあと思う。

さて今日は金曜日。今週末はじっくり考えて来週からの取り組みに備えようと思う。

Friday, May 6, 2011

Pacifica(パシフィカ)

ご無沙汰していますが、なんとかペースが戻ってきました。働いている会社は過去最大のリストラ(5分の1くらい)と組織改変で大荒れ状態。自分の部署もスコープ内なのでどうなるかわからなく、落ち着いても居られない反面、この会社が未来も社会で必要とされる会社であるには必要であることなのでしっかりやって欲しいと思う。

ところで久しぶりに海へ。クローズ気味の波に翻弄されながらもすごく気持ちがいい。最近いろいろ落ち着いてきたので、サーフィンと剣道を4ヶ月ぶりに再開。これから1-2ヶ月、増えに増えた体重を絞るために、剣道・サーフィン週2回づつくらいのペースでいけたらなと。。。

Wednesday, April 27, 2011

Toughness (タフさ)

先日今居るオフィスの道を挟んだ向かいのFacebook本社に、アメリカ合衆国大統領のオバマ氏が訪れた。昼ごはんを社外の友達と食べた後、てくてく歩いて行って見ると正面玄関にはすごい人だかり。






大統領就任以来、金融危機、オイル危機、財政危機といろいろ見舞われ、健康保険改革やその他改革に苦労しなかなか前へ進めず、不満に思っている国民も多い半面(中間選挙で民主党が議席を減らす)、やはり若くて知的かつマイノリティ(黒人)出身の彼は移民(ラテン系)やマイノリティ(ゲイとか)が多いベイエリアでは絶大な人気である(たぶん他の地域でも)。以前書いけれど、僕は彼のリーダーシップを見る度に、元気が出るし、そういうリーダーを持ったアメリカはラッキーだと思うのだが、やはりそういう彼にもしっかり反対派がいる。ビデオでも分かるように、民主党出身の彼に対して、共和党から出ているティーパーティー派やその他いろいろ反対派がデモをしていた。


公に出ると、特に自分のポジショニングをしっかり掲げてそして実行すればするほど、向かい風はかならず起こるのだろう。そういうものに負けない精神、たぶん一本通った信念みたいなものをしっかり醸成してこないと、心身ともに参ってしまう、それが現代の混乱の時代を航海していくリーダーの置かれている環境なのだろう。今働いている会社の新しいCEOといい、オバマ大統領といい、いつ寝てるのかなあというぐらいの忙しさに加え、賞賛と批判を建設的に受けれる度量、リーダーとは本当にタフな(そしてもちろん頭脳と実行力が伴わなくてはいけないが)仕事だなあと思わずにはいられない。


特に世界が一つになりいろいろな利害関係が錯綜するこれからの時代、政府にしても、企業にしても、リーマン的リーダーでは太刀打ちするのが難しいかもしれない。日本でもどんどん若者が早いうちに経験を積む土壌が生まれるのがいいのかなあ。そんな土壌がなければ、自分から修行に出て行くのもいいのかもしれない。自分もあれほどタフになれるかどうか分からないけれど、もちょっと気合入れていかなくちゃと思う。

Wednesday, March 9, 2011

Chicago(シカゴ)

ご無沙汰です。友達から「アップがなくて寂しいねえ。」と言われてしまいました。ここ数ヶ月大変だけれど面白いことがいろいろあって朝6時起きで頑張って働いてます。またのちほどアップします。

ところで今@シカゴです。サンフランシスコよりかなり寒いけれど、前回のNYより寒くないので、たぶん地元的には暖かいのかな。今回で2回目。前回は、18年前に幼馴染の友達とアメリカを車で一周した時に立ち寄った以来。その時は、人が素早く歩く、がんがん信号無視して道を渡る、活気がある街という印象があったけれど、今回はダウンタウンのど真ん中のホテルに泊まって、そのまま近くのビルで仕事なのでどこまで待ちの雰囲気を見れるかなあ。でもオハラ空港から電車で来たのだけれど、郊外の町並みは、映画でみるミッドウェストっぽいなあと思った。新しい市長がNYのBloomberg市長のようにビジネスで成功して金持ちなのでシカゴも今後きれいになっていくみたいである(実際NYは地下鉄も含めてBloomberg氏が本当にきれいに変貌させたと思う。観光客も倍増に違いない)。

最近アメリカでもガソリン価格の高騰と食料品価格の高騰が現れ始めて、インフレ傾向になりつつある。つまり預金の価値の低下。それに加えて、住宅ローンの税金優遇制度の見直しが議論されていて、ローン金利の高騰により住宅価格の低下。資産運用・保全が難しくなってきている。もちろん雇用調整はそこらじゅうにある。こういう不安定な時代は、質素に慣れ、友達や親戚やご近所などコミュニティで助け合って乗り切るのが本筋かもね。教会とかコミュニティの核がない日本では、なにかそれに代わる、地元の繋がりを、若者が率先して作っていかないとね。僕もこっちでは、剣道・居合道コミュニティ以外なかなか参加できていないので、助けられるうちに助けることが出来るコミュニティを見つけて参加したいなあと思う。

Tuesday, February 15, 2011

Keep Running (走り続けて)

あっという間に2月の半ば。1月から走り続けてます。ついに今の会社のマネジメントが新しい方向性を打ち出し、これからその戦略に基づいて組織改変が行われる。大幅な人員削減と構造改革があると思う。この変化の激しい業界では避けられない脱皮だと思う。ネガティブに捉える人もいるけれど、業界としては伸びているわけで、一企業の経営が悪いのなら文句の言いようがない。産業構造的に変化を迫られている企業に比べれば全く大きなチャンスが目の前に広がっていると思う。とはいえ実際問題として雇用調整が始まると思うと、個人としては覚悟をしてかからないとなあと思うし、そういう雰囲気が職場に広がっている。今の段階では、新しい戦略の中で何が自分としてまたチームとして出来るかを考えつつただ着々と準備・実行していかなくてはいけない。とにかく、いい機会なので、もう一度腰を据えて、短期・中期・長期の目標を見直し、具体案に落とし込み、それぞれに向かって走り続けようと思う。精神力と胆力の充実。因みに、剣道・居合道はなかなか練習できておらず、サーフィンにもいけていない状況。こういう忙しいときこそ、早寝早起適度な運動を日常のペースの中に組み込んでリフレッシュしていかないとね。寒いシカゴへの出張ももうすぐ入りそうなので、体力的にもエネルギーを上げていきたい。