Wednesday, July 2, 2008

Nikomi Experiment II (煮込み研究第二弾)

前回の分析結果に基づき、今度は、僕が料理を担当・トライ。
-豆腐を木綿から絹ごしへ
-料理酒から松竹梅へ
-みりんと砂糖を多めに
-味噌を白味噌中心に
-醤油は使わない
-生姜の量を多めに
-牛筋肉を薄く短冊状に切る
-こんにゃくは小さめに切る(かっぱは大きめだけれど、自分は小さめが好み)
あとは、アニーの教えに従い、ソースを作り、肉をマリネし、全てを炒めて、水と酒を加えて煮始める。


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3時間程煮込んだ後、料理完了、今回の味は?
うん、かなり近くなってきている。まだ、全体的にあのとろけるような汁の感じが出ていないが、七味唐辛子をかけて食べると、肉の味、汁の味、豆腐の食感がいい。あきらめないでとろ火で煮込み明日へ希望をつなぐ。

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さて次の日。今回の味は?

やったー!ほぼ「かっぱ」の味!長時間煮込むことにより、絹ごし豆腐が溶けてそれがとろみになった。また、肉も柔らかくなり、食感、汁のとろみ度、全体の味と、七味唐辛子をかけた段階では、「かっぱ」煮込みに対して劣らない。微妙な違いは、たぶんお酒と味噌の種類から来ているものと思われる。もう少し甘くて深い味わいの味噌とお酒を次回はトライしたい。又、絹ごし豆腐を二回に分けて(一回目はとろけてなくなるまで煮て、その後食感用に少し加える)料理するのもいいかもしれない。


この20年にわたる、「かっぱ」の煮込み研究はここで一段落。細かいレシピを作成後、又、他の幻の料理を探して、アニーに研究していってもらいたい。

3 comments:

Unknown said...

松竹梅とはもったいない!
煮込みに対する”思い”が伝わってきます。

”とろみ”は毎日作って、前のものに足していく課程で出てくるのでは?ぬか床も代々足して足して微妙な美味しさが出てくる様に。

今度作ったら、少し残して冷凍しておいて、それを混ぜて継続したら??
ちょっとそんな風に思ったけれど、、、、

Atsu said...

付け足しは、グッドアイデア。アニーもトンポーローを煮込むソースを冷凍して付け足してやっているので、次回はソースを冷凍して付け足す方法を試してみる。

Unknown said...

突然の書き込み失礼します。私もチャレンジしてみたくこちらに辿り着きました!もう少し細かくレシピって教えて頂けますでしょうか?