Thursday, January 12, 2012

Las Vegas Trip(ラスベガスへの旅)

2012年の初出張はラスベガスのCESへ。毎年膨張する規模は何かE3を思い起こさせる。今回は出張というより旅という感じだった。フライトはジェットブルーでちっちゃなロングビーチ空港経由でなかなか快適。

そしてレンタカー。レートは良かったもののカウンターで対人保険を売り込まれ通常は無視するものの(車の保険は含まれていて、最低限の対人保険は自分の保険あり)、つい旅行前に同僚と数年前に他の同僚が死にそうな事故に巻き込まれたのを話したばかりでつい買ってしまった。レシートを見ると結構高かったので、車に行ってからキャンセルしようかと思ったけれど面倒になりそのままに。押し売りに乗せられ自分にちょっと腹立つ。皆さんレンタカーの人のいうことは無視しましょう。

そしてホテル。ぎりぎり予約のため一泊600ドルか100ドルかのニ択しかなく、ビジネスで経費で落ちるとはいえ600ドルはさすがにボラレているため、ちょっと中心から外れた100ドルのホテルにする。これがオンラインの写真ではまあまあと思いきや、行ってみるとモーテル(アメリカのモーテルは結構きれいかつ部屋の前に車が止められるので、でっかい車庫に止めなくては行けないカジノホテルより便利だったりする)。でもヒップホップな黒人にいちゃんが階段に座ってこっちにガンを飛ばしていたりして、久しぶりにちょっとやばい感じがした。バックパッカーでアジア、ヨーロッパ、メキシコ、アメリカなど廻ったので場末は結構大丈夫だが、今回はなんかあったら面倒だなあとホテル替えようかとおもったが、面倒くさいので3泊とにかく我慢することに。インターネットがよくつながったので仕事上問題なかったものの、防音なし、ドアの外は製氷機でうるさい、ドアの鎖は壊れている、テレビはつかない(見ないけれど)、よっぱらいは夜中に外でうろうろしているなど、危ないので、貴重品は部屋に置かず持ち歩き、朝はとっとと仕事に出かけ、夜も帰ってきたら即寝るようにしていた。特に何もなかったけれど、なんかバックパッカーしてる感じだった。トロピカーナ通り沿いのちっちゃなホテルは避けましょう。

そして仕事は、いくつかの会議をこなし、良かった。展示場はやはり大きすぎ、実質よりもマーケテングに特化し感があり、全てまわったものの普通で主に足腰の運動。やはりこういう会議は世界中から集まるデイシジョンメーカーとの対面会議でプロトタイプを吟味したりビジネスの話をつっこんで話すそういう機会としての意味が大きいと思う。ベイエリアからすごく近いのでさっと来れるけれど、海外からくる場合はどれだけ戦略的な会議日程を計画できるかで来るかやめるか決めた方がいいと思う。ただトレンドがどこへ行くのかとか来ている人とカジュアルに話したりとかまったく意味がないわけではないけれど。

夜は今回はチームからだれも来なかったし会食も入らなかったので一人でいろいろ散策してみる。ラスベガスには過去何度も来てレンタカーで走り回っているのでなんか地元みたいな気がする。初日はパリスのバッフェに行ってみる。以前カニがおいしかった覚えがあるけれど、前より質が落ちて狭くなったような気がした。はじっこに座らされるし、40ドルくらい取られるし、だめかな。2日目はアウトバックステーキハウスに行く。ここでリブアイを頼んだけれど、24ドルくらいで、今まで食べたリブアイの中でもかなりハイレベルで大満足。ラスベガスのアウトバックが特においしいのか他の場所もいいのかわからないけれど(たぶんラスベガスだからと思うけれど)、いつかニューヨークステーキをアウトバックで試してみたい。そして3日目は、会議の関係で、WynnとAriaの両カジノホテルに行く。Wynnは外からみるとモダンだけれど中はクラッシックで重い感じがして自分の趣味ではないと思った。それに対してAriaはすばらしいモダンなデザインでとても洗練されていて一度泊まってみたいなあと思った。ただ最後の夜は駐車しやすく近場にしたかったので中心街からはずれた泊まっているホテルの近くのOrleansというカジノホテルにいく。

これが当たりだった。B級ではあるが良い意味で。他のカジノホテルの奇をてらった外観とは違いシンプルで(それはそれで道を歩いていて見るトレジャーアイランドやミラージュのショウとか面白いけれど)、バッフェは17ドルで広くおいしくウェイターも親切、なんとゲーセンも完備、おまけに10以上の映画を上映する映画館。たくさんの家族連れがいて和やかな雰囲気だった。ギャンブルやるぞー!という人は他がいいかも。食事の後、ミッションインポッシブルを見てみる。大きな映画館のど真ん中にゆったり座れてとももリラックス。そして一番良かったのが入口横にあるステージでのライブバンド。70/80年代を中心に、シンデーローパー、ステーブミラー、AC/DC、レゲエ、その他いろいろ。トリはなんとガンズ。ライブ音楽を聞いていると、静寂の時よりも、精神の集中度があがり、イメージがわき上がり、過去/現在/未来のイメージがどんどん湧いてきて、とても充実した時だった。アートは精神を刺激するんだなあと思った。出来ればEWFのファンタジーが聞きたかったけれどそれは次回にとっておこう。

これからもビジネスを作る為にも自身の考える時間を作る為にもそれなりのタイミングで出張を入れていきたいと思う。移動は非効率だけれどビデオ会議では得られないものもあると思う。3月には久しぶりに欧州に乗り込むし、今年は発展途上国のプロジェクトに関わって、南アメリカやアフリカにも乗り込みたいと思う。

Monday, January 2, 2012

2012 Resolution(2012年の方針)

明けましておめでとうございます。2012年がスタートしました。明日火曜日から仕事初め。ゆっくり休息できたので仕事がしたくなってきました。2012年の方針は「シンプルに」。最低限のマルチタスクは必要なものの、人生にいらないものを削ぎ落とし、大切なことにレーザーの焦点を当てる。当たり前なアプローチながらどこまで自分と向かい合い自分を追いつめられるか。その大切なものをはっきり目の前にイメージして毎朝ベッドから飛び起きようと思います。