Monday, April 12, 2010

Toward your dream(夢に向かって)

僕の友達には夢(やりたいこと)に向かってこつこつ頑張っている人が多いような気がする。それが幸せな自分の家族を持つことや、両親を大切にすることや、とっておきの趣味を充実させることや、もちろんやりたい仕事にトライするなど、いろいろある。そんな友達の中でもダントツ先頭を切っているのは彼かもしれない。大学生の時のあの言葉を実現してそれを突き抜け加速し続けて突っ走る弾丸男。

http://ameblo.jp/nakahara-toru/(頑張れ日本最年少校長!)

彼とは大学の第二外国語のスペイン語クラス経由知り合う。一緒に遊ぶとかそういう仲ではないんだけどね。いつもスマートにかっこよく生きている、そしてウィットの効いたギャグが鋭い、それでいて気張らないえばらない自然体の彼は、見ていて本当に男っぷりがいい国際派スーパーイケメンである。又、僕にとっては、大学生の時になんとなく交わしたあの言葉、約束とかじゃないのだけれど、おぼろげながら掲げてみた夢への進捗具合をチェックできる物差しみたいな存在でもあったのかも。。。

(Atsu)「この前クラスの○○ちゃんと映画行ったよ。」
(彼)「えっ、先越されたなあ、誘おうと思っていたのに。。。」

なんてくだらないことをよく話していた大学1・2年生時、ある日突然、

(彼)「ね、夢とかある?俺あるんだ。海外の高層ビルのトップにある会議室で二つの会社のマネジメントが合併の話をしてるんだ。彼らが早く合併の交渉を進めようとするんだけれど、それには弁護士が必要だ、弁護士はどこだっ、て騒いでいるところに、バーンって両開きのドアをあけて俺が入っていくんだ。そして。分厚い山積みの法律書類をドンって机において、俺は言うんだ。「Let's Get Started!」ってね。」
(Atsu)「何だよそれ、ワハハ、面白い発想だな。でもかっこいいなそれ。そこまで具体的じゃないけれど、僕は日本の外に出てみて外国人とタメ張ってみたいよね。どこまで同じ人間としてやっていけるのかなあとか。」

それから、1・2年後

(彼)「夏何してたの?」
(Atsu)「タメ張る修行として、一人で1ヶ月以上ヨーロッパ中を放浪してきたよ。言葉通じないし、お金ないし、すりには会うし、観光としては面白かったけど、外国で生きるっていうのは結構大変かもと思ったよ。」
(彼)「えっ、放浪?本当にトライしたんだ。」

それから、2年後

(Atsu)「おー、久しぶり!この2年間アメリカでいろいろやってみたよ。学生としては問題ないけど、いつか仕事でタメ張りたいね。」
(彼)「おっ、言ったとおりやってるね。俺も大学院に進んで弁護士資格勉強中だよ。」
(Atsu)「えっ、本当に弁護士向けてやってるんだ。冗談だと思ってたよ。」

それから、1・2年後

(彼)「よー、弁護士受かったよ。これから研修後、渉外弁護士として海外案件を担当するつもりなんだ。」
(Atsu)「えっ、その若さで受かったの? 弁護士って、目指したからって受かるもんじゃないよ。本当にすごいなあ。それも言ったとおり海外担当弁護士なんて。。。僕もこれから商社で働くことになったけどいつ海外に修行に出れるのか。。。」

それから、3・4年後、僕のオフィスに訪ねてきて、

(彼)「久しぶり!お、なんで、そんなカジュアルな格好してるの?みんな回りの人スーツじゃん。」
(Atsu)「いやー、これ一人カジュアルフライデー。最近会社でカジュアルフライデーやるっていうから、若手中心にやろうって賛同受けて、いざこのいでたちで出勤してみると、自分だけなんだよね。なんかくやしいので、それからずっと一年間一人でカジュアルフライデー続けてるんだよね。」
(彼)「おー、それ笑える。お前らしいなあ。。。」

それから、2・3年後、

(彼)「LawSchool無事卒業し、米国弁護士資格もとって、LAで弁護士始めたよ。スポーツやイベント系にかかわっていこうと思っている。」
(Atsu)「おー、とうとうあの時の夢実現だなあ。ドア思いっきりバーンって開けて一発かましてくれ!僕もMBA無事卒業してなんとかサンフランシスコで仕事見つけて、これからやっとタメ張る修行に入れるよ。。。」

それから、アジア・欧州を出張で回りながら修行しつつ、LAに出張する際には必ず会いに行っていたのだけれど、去年会った時は、もうドアを思う存分開いて、アメリカ人弁護士と戦いまくって、なんか納得いったので、次を考えているって言っていた。なんか新しい夢あるのかなあと思っていたら、ふっと日本へ旅立っていった。責任感と志が高い彼は日本のために頑張るんだろうなあと思う。ああいう先生と若い時期から交流できる高校生は絶対幸運である。水谷豊の熱中時代じゃないけど、熱い高校生は熱い先生に正面からどんどんぶつかっていくべきだと思う。彼なら正面から受け止めてくれると思う。

彼の健闘を祈るとともに、僕も自分を向上発展させていきたいと思う。タメ張りつつ、次の夢は何か? そう、何かもっと役に立つ方向性を打ち出して行きたいね。

Straightforwardness(実直さ)

このおじさん誰でしょう?わかる人にはわかるかな?

そう、今いる会社の社長。12万人の会社だから直接社長に会う機会はまずないかなと思っていたところ、たまたまうちの研究所に。自分がサポートしている3つの研究が今回のデモに選ばれていたので、同僚がピッチしている勇姿を写真に収めようと自分のSLRのカメラで写真をバシバシ撮る。最後に、所長から紹介してもらい挨拶する機会があったので、自己紹介と握手をする。その時の対応やデモ中の受け答え、又他のメンバーへのメッセージも含め、彼の実直さが伝わってくるイベントだった。単純な自分は、このような実直な人と話す機会があると、すぐやる気が倍増してしまう。でもやっぱり社長とかなっちゃうと、特に会社のことや従業員のことを真剣に考える人にとっては、すごい重責なんだろうなあ。健康に気をつけて頑張ってもらいたいと思うと同時に、やっぱり僕らメンバーが一人一人自主的積極的に変化・向上・発展していかなきゃなあと思ったのだった。

After a year?(一年ぶり?)

ご無沙汰です。いろいろバタバタしていてなかなかアップできず。最近いろいろあったので少しづつアップできていけたらと思ってます。ところで、久しぶりに波乗りに行ってきました。金曜日の夜に、明日の朝は、なんとしても起きて行こうと誓い、日の出前に起きて、出発。風が強く、オーシャンビーチもパシフィカも誰も入っていないので、ハーフムーンベイまで行ってみるも、やはり風が強く誰も入っていない。
日の出とともに、車の中で本を30分くらい読んで待ってみるも風が収まらないので、諦めて帰路につくと、途中のパシフィカでは風が弱ってきていて、みんなどんどん入水している。ということで自分も。もうずいぶん入っていないので、その水の冷たさにおののきつつも、頑張ってパドルアウト。1時間半くらい、極寒の中、頑張ってきました。波はクローズ気味で練習不足もありなかなかテイクオフできなかったけれど、全身で運動した気持ちよさと、自然の中にある安心感を満喫して帰宅。週末早朝はもちろんのこと、これから夜9時くらい迄明るくなるので、週中でも仕事を早朝からどんどん効率的に進め、帰りに友達と待ち合わせて行けたらなあと思う。体重もまた増え気味なので、しっかりパドルしなくては。

Thursday, April 1, 2010

Leadership(リーダーシップ)

チームオバマ頑張ってます。頓挫するかに見えた医療保険改革もぎりぎり国会を通過することに。チームオバマの粘り強さと国民へのメッセージの強さはすごい。CNBCでよくクリップを見るけれど、僕みたいな単純人間は、オバマ大統領の呼びかけを聞いていると「よっしゃ!」と一緒にガッツポーズを作りたくなる。いろいろ問題が山積みで、医療保険の前にまず、食事習慣、医薬摂取習慣、日常接するストレス、激しい貧富の差、前向きでオープンな社会である反面、不健康の種もすごい多い社会であるアメリカは、健全な社会としては、微妙な位置にあるかもしれない。でもああいうリーダーを持つことが出来るのアメリカは、ちょっとうらやましいかも。もちろん社会は一人で変えられるものでもないし、また法律で一気に変わるものでもなく、あえていえば、教育などを通して、一人一人の意識を向上させることでのみ、可能だと思うけれど、やはり模範になるリーダーを見て一般人はやる気を出して、若者や子供達もそうなりたいと努力するんじゃないかなあ。ただ、僕が強烈に今感じているのは、インターネットが人々の研究成果(良いものも悪いものも)の伝達速度を数百倍いや数千倍のレベルで早めている感じがする。興味さえあって、自分の責任で(そしてその良心で)情報を判断さえすれば、質の高い情報は必ず手に入る。僕の場合、特にこの数年、今まで数十年間どうなのかなあと思っていたことにたいするいろいろな情報が、とても効率良く入手できている。インターネットがなければ、生きる忙しさにかまけて、そういう重要な情報収集に時間を割けず、結局もう数十年たっても、どうなのかなあぐらいに思っていたと思う。しかし僕らはインターネットを通して、自分の研究成果や自分が見つけた質の高い他の人の研究成果を発信することで、分散型のリーダーシップとして、個人個人の意識を加速度的にいい方向へもっていけるかもしれない。ナイーブな考えではあるけれど、その可能性は十分あると思っている。ところでチームオバマ、次は金融改革だね。