Tuesday, September 27, 2011

Sacramento Tournament (サクラメント大会)

3年ぶりくらいに剣道の試合に参加してきました。ミニアツが家族に加わって以来、仕事が大変だったり引っ越ししたりとなかなか手一杯で、ここ数年は週末にある大会(北カルフォルニアで年に3−4大会ある)には参加出来ず。でも、大会でこそ味わえる緊張や、ぼこぼこにされながら学べることもたくさんあるので、修行の為にもなんとか出たいと思っていた。ちょっと一段落した感があったのでアニーにお願いして参加させてもらう(実はこの前の北カルフォルニア剣道大会に参加したかったのだが出張が入ってしまい無理だった)。

今回はサクラメントで。家から車で2時間半(遠い!)。でもグーグルの友達の車に乗せてもらい体力温存。大会を運営しているサクラメント道場の方々には本当に感謝。

まずは、開会式の直ぐ後に、居合の演武。久しぶりの演武ですごく緊張してしまった。練習はしてきているけれど、納得いく演武にはほど遠く、やはり演武のこの緊張を稽古に取り組まなくてはいけないと反省。その後、午前中はおもに審判員として働く。一生懸命やったので昼間になるころには結構くたくた。

午後からは、個人戦3段以上と団体戦に参加。他の大会に比べると参加者数が控えめであったけれど、3段以上の部だったので、ばりばり現役の学生もいて、体力的にすごく大変かつ勉強になる試合だった。今回は、また勝てる気がしなかったものの、とにかく最後まで気を抜かないで、いろいろな攻め口で行こうと方針を立ててみる。中段から打つのも、鍔競りから打つのも、その中間も、気を抜かないで攻撃又は防御する体制を体力/気力の続く限り維持する。どの試合もすごく緊張したので、しっかり深呼吸、ゆっくりした呼気での礼法、そして開始の際の息の続く限りの気合出しでなんとか少しはリラックスできたようだった。試合内容はよく覚えていないけれど、ビデオを友達にとってもらったのであとで復習しようと思う。

結果、個人戦は運良く優勝してしまった。団体戦は大将として引き分けで代表戦で負けてしまう。まだまだ体力的/精神的持続力が足りないなあと思わせる内容だった。道場内では、基本を大切にしつつも試合でどうアプローチしていくかを話してきたけれど、今一歩説得力がなかった気がしないでもない。今回1、2回勝ち残れればもう少し僕の信頼度も増すかなあと思っていたのでちょっとうれしい。

また夏合宿で知り合った神戸の方に又会ったり、今回知り合った山梨の方など、人生頑張っているかっこいい人々とも知り合いになれてとても楽しいイベントだった。本当は夕食も含めて皆と親交を深めたかったけれども、アニーにも悪いので閉会後すぐ帰宅。次の週は最近では一番激しい筋肉痛に見舞われる。これからもっと気の入った稽古をしなくては。。。


Sunday, September 18, 2011

Dr.Tsuyoshi Itsukaichi Seminar (五日市剛さん講演)

ついに行ってきました。そうです。アツ家で人気の五日市剛さんの講演会。アツママも行き(http://tsuyakonoheya.blog109.fc2.com/blog-entry-117.html)、アツブラザーも行って、後は僕だけが参加してなかった(本はいろいろ読ませていただいたけれど。。。)。

日本にいないからまあ無理だなあと思っていたちょうど2年前、なんと五日市さんがサンフランシスコに来るとミクシイで知り、チャンス到来。即座にチケットを買うも出張が急遽入り参加できず(http://atsusf.blogspot.com/2009/08/tsuyoshi-itsukaichi-seminar.html)。

先週の日曜日にふらっとサンホセの紀伊国屋にミニアツの本を買いによった所、レジの前に何か見覚えのあるポスター。えっ、五日市剛講演?日程過ぎちゃった?17日って来週?間に合う!ということでサンフランシスコの有名ジャズハウスのYoshi'sに3時間の講演へ参加。休憩時間に写真とってもらいました。女性が多くサインも長い列だったのでそれは辞退して、前列で彼の熱い講演を聞いてきました。

講演の内容は、イスラエルのお話に加え、彼の気付きを実践しているスポーツ選手や、アーテスト、中学校、そして対談した数々の方との会話内容など、とても幅がある話で笑いと頷きの中で皆が聞いていた。それに加え、彼の女友達の苦労話、自身が出身の震災後の東北の話(月一で支援に車で飛ばして行っているとのこと)など、じっくり考えさせられる話もあり、最後のアーテストの河村武明さんの話はぐっと元気がもらえるものだった。普通であることが如何に有り難い(稀な)ことなのか、寝る前起きた後に感謝しなくちゃというかせずにはいられない、と思わせてくれる思い出させてくれる、感動的な話だった。

彼からは良い循環の雰囲気が伝わってくる。柔らかく熱い。無刀流の山岡鉄舟は内は剛、外は柔、の剣を使っていたという。内のあふれる情熱を自身の気付きをもって外のニコニコで柔らかくブレンドしているのだろう。自身仕事で工夫し、頑張り、成功し、独立している。その上で、見返りを求めず、自分の気付きが役に立てばと、頼まれて講演に行く。その中でいろいろな人に会い新しい気付きを得て、それをまたシェアしていく。とてもいいなあと思った。僕も彼のようにまず自身と家族をしっかり維持して(仕事で価値を出しつつ、なるべく質素に生活できればと。。。)、その上で何か他人を励ませるようなことをしたいなあと思った。昔学生時代にやった塾講師や家庭教師で生徒を励ますのはそのまま自分の元気になったし、前の会社の若手会、前のチームでのチーム員のサポートとか、一緒に住んでいた学生励ましたりとか。今は剣道や居合道で仲間や後輩を励ますくらいかな。もちょっと良い循環作る工夫をしようと決心。

ところで教えてもらった気付きのポイントについては、ピンときた(でも日本一とか世界一とかになっちゃう人達はすごいなあと思った)。自分も小さい頃から白昼夢系なので、ああなったらいいなあと思うことはすぐ想像して、その達成感を一足先に全身で楽しみ(出来ました感謝しますとは言っていなかったけれど)、その後努力することもあれば、特に何もしないこともあるけれど、決断の時は、必ず白昼夢方向へ舵を切ってきた。また、なんとなく、起こること、特に悪いことは自分の責任かつ精神力アップ期間という感覚があるので、ガーンと落ち込みつつも急浮上してきた。そのためか、山谷ありつつも、いろいろ達成してきたと思う。やりたい仕事にトライする、生きてみたい生き方をする、魅力的な人と知り合う、みたいな心がときめくもの。次はより高次の感謝か?

取ったノートを読み返していろいろ考え白昼夢系に行ってみようと思う。本当にいいタイミングで講演に行けて良かった。やはり本もいいけれど、その人が生きていれば目の前に行って場を共有する、できればコミュニケーションもとる、これはとても大事なことだと思った。これからそういう行動をもっと起こしていこうと思う。

Wednesday, September 14, 2011

Big Dream (夢は大きく)

以前話した夢に向かって突っ走る弾丸男(http://atsusf.blogspot.com/2010/04/toward-your-dream.html)の彼のブログを読んでいると何と大阪府知事の候補にあがっているらしい。

http://ameblo.jp/nakahara-toru/entry-11017418600.html

まあ彼の正々堂々と勝負することへの美学(アメリカでの弁護士バトル)、エンタメ業界での経験(濃いも薄いもがっつり飲み込む腹太さ)、自分の成功への無頓着と日本への思い(もうアメリカでやりあって一人としてよりも国としてがんばりたいという気持ち)、そしてあの頭の回転と人を取り込むウイットを考えたら、橋下知事の知り合いかどうかはおいておいて、出てくるんじゃないかなあと僕は踏んでいた。

ただ彼の約束は守る(政治家っぽくないかな)という美学からして、今の職を投げ出すことはないなあと思っていたけれど。ということで、大阪府知事は誰かに任せておいて、大阪発の高校改革を成し遂げて欲しい。それは波紋として必ず全国に広がり、他校の模範となり、頑張ろうとしている学校を元気付け、その実績から一般公募校長制度の推進と学校教育の活性化が実現する。彼はその一投目の石だと思う。もともとピッチャーだしね。

そして、夢は大きく、というか彼の器から、直接、東京都知事に向かう。石原さんがなんとか国を守るという気概で、芸能人やその他の知名度/人気当選を阻んできているけど、東京都知事には世界の中の日本、世界の中の東京という視点で大局をつかんで正面から争っていける、そして大阪府知事とタッグを組んで国として守り又攻めることが出来る彼がドリームチーム。

少しづつだけれど、インターネットを通じて、テレビや新聞の偏向報道から解放され、自分で情報を取捨選択しつつある民衆。そして世界ですすんでいる経済の無国境化。そういう大きな流れの中で日本は僕らの世代やこれからの世代で大きく変わっていくと思う。

Tuesday, September 13, 2011

Internet Radio(インターネットラジオ)

最近ミニアツの為におかあさんといっしょ系の踊って歌うクリップを集めてていて、あるとは思っていたけれど、今までトライしなかったYouTubeのプレイリスト機能を使い始める。結構昔からのクリップがあり、それをリストとして、ループ及びシャッフルできるので、ほぼインターネットラジオとして使えること判明。これからリストを増やしていこうと思う。

この際に自分のリストも作ることに。前回書いたBoomやFLYING KIDSなどの曲や宮崎駿映画の曲とかいろいろ集めてこれもループやシャッフルでながせるので、ほぼインターネットラジオみたいに使えるなあと思った。ただ音質や著作権の問題で削除されたりするものが多くあるので、その分リストをアップしていかなくていけないけれど。まあ中途半端な音楽ファンの自分にとっては利便性十分すぎるなあと思った。アマゾンにより昔は手に入らなかった武道系書籍も手に入るようになったし、インターネットの情報共有性は本当にすごいと思う。人々がここまで情報を共有できるようになると何か大きな社会的な心理的な変革がおこってくるような気がする。

ところでリスト作成時にそれいけアンパンマンのテーマもミニアツリストに加えたのだけれど、以前友達のヒロから作者の実弟は特攻隊で戦死し、その思いが歌詞に現れているよと聞いたことがあったので今回よく歌詞を聞いてみると、アンパンマンを応援する歌詞としての意味と、それ以上に弟への思いとしての歌詞の二重の意味が込められている、とても感動する歌詞だなあと思った。興味ある人は是非。

http://www.youtube.com/watch?v=EIdpwfnfx4k&feature=related

Tuesday, September 6, 2011

Market Value(市場価値)

最近使っているMacBookからのイメージアップがうまくいかないのでなかなか記事更新がはかどらず。元気にやってますが、仕事、家族、剣道/居合道の間を行ったり来たりでなかなか読書や勉強の時間が取れずペースは乱れ気味かもしれない。

仕事の方は先が見えないのはどこも一緒かもしれない。この時期にリーダーたることはとても大変だと思う。今働いている会社は、モバイル産業の構造変化のまっただ中、自身を作り替えるか、歴史に消えていくかの岐路に立っていると思う。

アップル、グーグルが突っ走るモバイル業界の動きは特に激しい。最近だけでも、HPがPC産業からの撤退に加え以前買ったPalmのWebOSの開発停止発表、グーグルによるMotrolaの買収、BlackberryのRIMの買収の噂、Sprint買収の噂、業界再編成が急加速する中で、価値のあるうちに、売りに出せというプレッシャーがVCやプライベートインベスターから悪戦苦闘している経営者にそそがれているようである。Facebookはいけいけで成長スピードが減速する気配は見えないが、いろいろな意味でMicrosoftはいい位置につけているかもしれない。

そんな中で会社やその他友達の転職スピードも加速しているみたいである。もし今旬なプログラミング言語を操っていたり、ソーシャル系のプロダクトをマネージしてきたならば結構引きがいいみたいである。ほぼ毎週、誰かが職場から離脱し、また新しく入ってきている。リーダーレベルで人が動くので実際の仕事に影響してきて大変である。エンジニアは人気があっていいねえとソフトエンジニアと冗談気味に話すと、いやプログラミング言語も推移しているので、エンジニアがいつでも安定しているかといえばそんなことはなく、どんどん自分のスキルを発展させていかなければ、経験だけでは新しく入ってくる若いプログラマーに対抗していけないらしい。40代、50代になり、全く新しい構造も違うプログラミング言語を習得していく、エンジニアって結構大変かも。。。

自分のようなビジネス側は、どんどん変化していく技術、産業構造、ビジネスモデル、人の嗜好などを理解し、そのギャップからビジネスチャンスに導く方向性を出していかないといけない。歩いていく道筋が見えない中で、いろいろな状況を把握して、点をつなげて、価値やお金に導く新しい道筋を目の前に見いだし、周りを説得して歩きだせるような資質がトップだけでなく、各人に求められているみたいである。パートナーも変化していくし、企業買収も盛んなので交渉のテーブルがひっくり返ることも多々あるし、息がつけない感じがする。

最近円高による日本の産業空洞化(特に中小企業)という記事をみたけれど、これはアメリカですでにおこっている。アップルに見るように、生産拠点は完全に海外にシフトしていて、シリコンバレーはその頭脳としての役割に特化している。そのためアップルの好調が地元の雇用に直接還元されていなく、国会議員の誰かがアップルも国と同様雇用創出に責任を持つべきだと主張していたが世の中の流れとして無理があるようである。このような大きな産業構造の変化の流れの中で見ると、その人の市場価値というものは、ミクロの視点での技術/経験などのハードとマクロの視点での国籍/文化/拠点/コミュニケーションなどのソフトのバランスに関わってくるのかもしれない。今後、日本の中小企業も大企業と同じように、頭脳集団(R&Dのみで戦略は国外かもしれない)を国内におきつつ、世界拠点と有機的につながる形を模索していかなくてはいけなくなるのかもしれない。ただ、グーグルやアップルでもはっきりしているように、全ての重要な機関が歩いていけるロケーションに集中していることが経営スピード維持に予想以上に貢献しているみたいなので、一極集中も悪くはないみたいである。何事もバランスか。

これから20年以上(年金制度が世界中で壊れているので30年以上かも)あるキャリアの中で、何が自分の市場価値を上げていき、いつまでも社会に役に立つ人材でいられるかを(もちろん健康維持で医療制度に負担をかけないのが一番大切。。。)自分の興味や情熱にからませながら新たに考えていかなくてはなあと思う今日この頃。。。