Tuesday, December 27, 2011

Soon to be 2012(もうすぐ2012年)

ご無沙汰してます。ラッキーなことに生き残りました。就職活動及びネットワークをしてたのですがやってみたかった新しいポジション(同じ会社の違う組織)の面接もうまくいって内定を失業2週間前(年末に現チーム解散)にゲットでした。。。終わってみればチーム員皆いろいろなところへ移っていき(社内社外)皆一様に良い変化だったみたい。僕としても今回のポジションは職務的にも政治的にもよりアグレッシブな環境に入っていくので、良い修行になると思う。この機会に、体重落として、集中力上げて、6ヶ月毎の成果に目を据えて取り組もうと思う。まずは短期的に成果を出して自分の価値とポジションを組織内で明確にして今後の仕事環境を有利に運んでいかなくては。

まだゆっくり少しづつステーブジョブズの自伝記を読んでいるけれど、さて2012年の方針はどうするものか。。。ポジションが変わる良い機会なので2週間の冬休みを有休消化としてとっているものの、前ポジションの後片付け、車の売買/修理、ジュニアの学校、などなかなか落ち着いて考える機会がない。マヤ暦によると2012年12月が古い時代の終了ということらしい。現在の世界経済/政治の不安定さも加わり、人類滅亡/世界戦争などの説が来年はいろいろつぶやかれるかもしれない。でも焦点は一つだと思う。「今日全てが終わるとしたら後悔はないか?」これはステーブジョブズも毎日鏡に向かって自問していたことらしい。

僕もスポーツ等の事故で一瞬やばいかなといった状況になったことが何度かある。そんな時思ったのは、やっぱり、家族や自分の生き方についてのみだった。欲しい「もの」とかは「いつか」でもいいけれど、やりたいやるべき「こと」は「いま」。年末までにお世話になった家族/親戚/友達には連絡したり、寄付したり、いろいろしなくちゃね。来年は出来れば春に日本に行きたいし、オイル漏れで苦しんでいた相棒のアウトバックもミニバンになったので夏には家族でヨセミテへキャンプに行きたい。

仕事/生き方的には、経験がないから、自信がないから、と無難にこなすのではなく(しっかりだがけっこう無難だったりする)、もっと情熱を注ぎ込み、とことん考え、どんどんコミュニケーションを取っていく、自分から引っ張っていく仕事がしたい。それは一緒に働いていたニコおじさんみたいな、太郎さんみたいな、知的身体的労働が一丸となったような熱い活動だと思う。仕事のプレッシャーをこなしつつ、その後の心地よい疲れを感じながら、ニコおじさんみたいな友達とサウナにつかりながらビールが飲めたらすごい充実感だと思う。

ということでこのラインで方針を今週いっぱいで書き出すつもり。もうすぐ2011年も終わり。世界中の皆さん、今年はいろいろお世話になりました。年末年初は、ゆっくり休養/充電して2012年から一緒に走り抜けましょう!

Sunday, November 27, 2011

Turning Point(折り返し地点)

ご無沙汰してます。ここ数ヶ月またばたばたしてました。もうブログ(毎日が基本?)の体をなしてないですが月一回の現状アップデートみたいな感覚で。。。家族も皆元気です。あまりアップ出来てませんが、アニーズキッチンも健在でがんがんおいしい料理が自家製野菜とおもに食卓にあがってます。

ところで、剣道大会の後、2−3年ぶりに日本出張に10日間行ってきました。新しいポジションに来てもうはや2年多いに学び頑張りつつもちょっと行き詰まり感がありそろそろ考えなくちゃなあと思っていたので(こちらでは会社が配属転換などしないので、自分で将来のキャリアを考えつつ自分で社内/社外をあるタイミングで動いていくのが常みたい)、以前から仕事柄参加してみたいと思っていた幕張の技術見本市CEATECに参加することに。出張は日常から脱出し、空港や飛行機の中で否応なく時間が出来て、じっくり考えるには良い機会だといつも思う。ということで飛行機のチケットを購入すると、その数日後、ガーンと大幅組織改編が発表される。僕のいるチームも含め、数千人規模が影響を受けることに。タイミングというか嗅覚がいいのか。。。

ということで社内/社外でネットワーク及び就職活動中。いいタイミングで出張が入ったのでいろいろ考えたり、人と話ができたりしてとても参考に。出張から帰った後も、ハロウィーンはあるし、感謝祭はあるし、今の仕事も手は抜けないし、剣道道場で新しく居合クラスが始まったりと、まあ忙しいということはいいことかも。

今回は前回に比べて少しは冷静かもしれない。なんとなく昔から、30代の気合い満々の時に、会社を飛び出し、海外でやってみて、そして解雇も一度二度くらいされると、ちょっとは腹が据わるかなあなんて思っていたけれど、運良く(運悪く?)全て経験してしまい、前回はかなりびびりつつも前に進み、今回は少し慣れたのか呼吸も楽。

良い機会なので、感謝祭には有給休暇消化の為に1週間休みをとってゆっくり休憩。そして最近亡くなったステイーブジョブスの記事とか本とかにやっと目を通す機会を得る。あー、戦う男、アメリカの太郎さんがいると思った。僕はMac派ではないのでMacファンの熱狂ぶりは認めつつも感覚的に理解出来なかったが、生き様として学べば学ぶ程、情熱が伝わってくる久々に良い読み物をしている。こんなに近くに住んでいるし、もっと早く触れていれば、この目で本人を見て直に感動してみたかったと思う。

やっぱり、若者が元気を出すような、世界をつなげるような、心身を活性化させる、これから世界中で加速する安価タブレット、モバイル、HTML5など利用した、ロングテールなもの、誰でも手に取れるものに関わりたいなあと思う。今研究所でハードからソフトまで最先端の技術を垣間見ているけれど、その中から又はパートナーや新しい取り組みに関わっていく時みたいである。この冬休みはもっと突っ込んで冬籠りして5年10年先のイメージを膨らませてみようと思う。

Tuesday, September 27, 2011

Sacramento Tournament (サクラメント大会)

3年ぶりくらいに剣道の試合に参加してきました。ミニアツが家族に加わって以来、仕事が大変だったり引っ越ししたりとなかなか手一杯で、ここ数年は週末にある大会(北カルフォルニアで年に3−4大会ある)には参加出来ず。でも、大会でこそ味わえる緊張や、ぼこぼこにされながら学べることもたくさんあるので、修行の為にもなんとか出たいと思っていた。ちょっと一段落した感があったのでアニーにお願いして参加させてもらう(実はこの前の北カルフォルニア剣道大会に参加したかったのだが出張が入ってしまい無理だった)。

今回はサクラメントで。家から車で2時間半(遠い!)。でもグーグルの友達の車に乗せてもらい体力温存。大会を運営しているサクラメント道場の方々には本当に感謝。

まずは、開会式の直ぐ後に、居合の演武。久しぶりの演武ですごく緊張してしまった。練習はしてきているけれど、納得いく演武にはほど遠く、やはり演武のこの緊張を稽古に取り組まなくてはいけないと反省。その後、午前中はおもに審判員として働く。一生懸命やったので昼間になるころには結構くたくた。

午後からは、個人戦3段以上と団体戦に参加。他の大会に比べると参加者数が控えめであったけれど、3段以上の部だったので、ばりばり現役の学生もいて、体力的にすごく大変かつ勉強になる試合だった。今回は、また勝てる気がしなかったものの、とにかく最後まで気を抜かないで、いろいろな攻め口で行こうと方針を立ててみる。中段から打つのも、鍔競りから打つのも、その中間も、気を抜かないで攻撃又は防御する体制を体力/気力の続く限り維持する。どの試合もすごく緊張したので、しっかり深呼吸、ゆっくりした呼気での礼法、そして開始の際の息の続く限りの気合出しでなんとか少しはリラックスできたようだった。試合内容はよく覚えていないけれど、ビデオを友達にとってもらったのであとで復習しようと思う。

結果、個人戦は運良く優勝してしまった。団体戦は大将として引き分けで代表戦で負けてしまう。まだまだ体力的/精神的持続力が足りないなあと思わせる内容だった。道場内では、基本を大切にしつつも試合でどうアプローチしていくかを話してきたけれど、今一歩説得力がなかった気がしないでもない。今回1、2回勝ち残れればもう少し僕の信頼度も増すかなあと思っていたのでちょっとうれしい。

また夏合宿で知り合った神戸の方に又会ったり、今回知り合った山梨の方など、人生頑張っているかっこいい人々とも知り合いになれてとても楽しいイベントだった。本当は夕食も含めて皆と親交を深めたかったけれども、アニーにも悪いので閉会後すぐ帰宅。次の週は最近では一番激しい筋肉痛に見舞われる。これからもっと気の入った稽古をしなくては。。。


Sunday, September 18, 2011

Dr.Tsuyoshi Itsukaichi Seminar (五日市剛さん講演)

ついに行ってきました。そうです。アツ家で人気の五日市剛さんの講演会。アツママも行き(http://tsuyakonoheya.blog109.fc2.com/blog-entry-117.html)、アツブラザーも行って、後は僕だけが参加してなかった(本はいろいろ読ませていただいたけれど。。。)。

日本にいないからまあ無理だなあと思っていたちょうど2年前、なんと五日市さんがサンフランシスコに来るとミクシイで知り、チャンス到来。即座にチケットを買うも出張が急遽入り参加できず(http://atsusf.blogspot.com/2009/08/tsuyoshi-itsukaichi-seminar.html)。

先週の日曜日にふらっとサンホセの紀伊国屋にミニアツの本を買いによった所、レジの前に何か見覚えのあるポスター。えっ、五日市剛講演?日程過ぎちゃった?17日って来週?間に合う!ということでサンフランシスコの有名ジャズハウスのYoshi'sに3時間の講演へ参加。休憩時間に写真とってもらいました。女性が多くサインも長い列だったのでそれは辞退して、前列で彼の熱い講演を聞いてきました。

講演の内容は、イスラエルのお話に加え、彼の気付きを実践しているスポーツ選手や、アーテスト、中学校、そして対談した数々の方との会話内容など、とても幅がある話で笑いと頷きの中で皆が聞いていた。それに加え、彼の女友達の苦労話、自身が出身の震災後の東北の話(月一で支援に車で飛ばして行っているとのこと)など、じっくり考えさせられる話もあり、最後のアーテストの河村武明さんの話はぐっと元気がもらえるものだった。普通であることが如何に有り難い(稀な)ことなのか、寝る前起きた後に感謝しなくちゃというかせずにはいられない、と思わせてくれる思い出させてくれる、感動的な話だった。

彼からは良い循環の雰囲気が伝わってくる。柔らかく熱い。無刀流の山岡鉄舟は内は剛、外は柔、の剣を使っていたという。内のあふれる情熱を自身の気付きをもって外のニコニコで柔らかくブレンドしているのだろう。自身仕事で工夫し、頑張り、成功し、独立している。その上で、見返りを求めず、自分の気付きが役に立てばと、頼まれて講演に行く。その中でいろいろな人に会い新しい気付きを得て、それをまたシェアしていく。とてもいいなあと思った。僕も彼のようにまず自身と家族をしっかり維持して(仕事で価値を出しつつ、なるべく質素に生活できればと。。。)、その上で何か他人を励ませるようなことをしたいなあと思った。昔学生時代にやった塾講師や家庭教師で生徒を励ますのはそのまま自分の元気になったし、前の会社の若手会、前のチームでのチーム員のサポートとか、一緒に住んでいた学生励ましたりとか。今は剣道や居合道で仲間や後輩を励ますくらいかな。もちょっと良い循環作る工夫をしようと決心。

ところで教えてもらった気付きのポイントについては、ピンときた(でも日本一とか世界一とかになっちゃう人達はすごいなあと思った)。自分も小さい頃から白昼夢系なので、ああなったらいいなあと思うことはすぐ想像して、その達成感を一足先に全身で楽しみ(出来ました感謝しますとは言っていなかったけれど)、その後努力することもあれば、特に何もしないこともあるけれど、決断の時は、必ず白昼夢方向へ舵を切ってきた。また、なんとなく、起こること、特に悪いことは自分の責任かつ精神力アップ期間という感覚があるので、ガーンと落ち込みつつも急浮上してきた。そのためか、山谷ありつつも、いろいろ達成してきたと思う。やりたい仕事にトライする、生きてみたい生き方をする、魅力的な人と知り合う、みたいな心がときめくもの。次はより高次の感謝か?

取ったノートを読み返していろいろ考え白昼夢系に行ってみようと思う。本当にいいタイミングで講演に行けて良かった。やはり本もいいけれど、その人が生きていれば目の前に行って場を共有する、できればコミュニケーションもとる、これはとても大事なことだと思った。これからそういう行動をもっと起こしていこうと思う。

Wednesday, September 14, 2011

Big Dream (夢は大きく)

以前話した夢に向かって突っ走る弾丸男(http://atsusf.blogspot.com/2010/04/toward-your-dream.html)の彼のブログを読んでいると何と大阪府知事の候補にあがっているらしい。

http://ameblo.jp/nakahara-toru/entry-11017418600.html

まあ彼の正々堂々と勝負することへの美学(アメリカでの弁護士バトル)、エンタメ業界での経験(濃いも薄いもがっつり飲み込む腹太さ)、自分の成功への無頓着と日本への思い(もうアメリカでやりあって一人としてよりも国としてがんばりたいという気持ち)、そしてあの頭の回転と人を取り込むウイットを考えたら、橋下知事の知り合いかどうかはおいておいて、出てくるんじゃないかなあと僕は踏んでいた。

ただ彼の約束は守る(政治家っぽくないかな)という美学からして、今の職を投げ出すことはないなあと思っていたけれど。ということで、大阪府知事は誰かに任せておいて、大阪発の高校改革を成し遂げて欲しい。それは波紋として必ず全国に広がり、他校の模範となり、頑張ろうとしている学校を元気付け、その実績から一般公募校長制度の推進と学校教育の活性化が実現する。彼はその一投目の石だと思う。もともとピッチャーだしね。

そして、夢は大きく、というか彼の器から、直接、東京都知事に向かう。石原さんがなんとか国を守るという気概で、芸能人やその他の知名度/人気当選を阻んできているけど、東京都知事には世界の中の日本、世界の中の東京という視点で大局をつかんで正面から争っていける、そして大阪府知事とタッグを組んで国として守り又攻めることが出来る彼がドリームチーム。

少しづつだけれど、インターネットを通じて、テレビや新聞の偏向報道から解放され、自分で情報を取捨選択しつつある民衆。そして世界ですすんでいる経済の無国境化。そういう大きな流れの中で日本は僕らの世代やこれからの世代で大きく変わっていくと思う。

Tuesday, September 13, 2011

Internet Radio(インターネットラジオ)

最近ミニアツの為におかあさんといっしょ系の踊って歌うクリップを集めてていて、あるとは思っていたけれど、今までトライしなかったYouTubeのプレイリスト機能を使い始める。結構昔からのクリップがあり、それをリストとして、ループ及びシャッフルできるので、ほぼインターネットラジオとして使えること判明。これからリストを増やしていこうと思う。

この際に自分のリストも作ることに。前回書いたBoomやFLYING KIDSなどの曲や宮崎駿映画の曲とかいろいろ集めてこれもループやシャッフルでながせるので、ほぼインターネットラジオみたいに使えるなあと思った。ただ音質や著作権の問題で削除されたりするものが多くあるので、その分リストをアップしていかなくていけないけれど。まあ中途半端な音楽ファンの自分にとっては利便性十分すぎるなあと思った。アマゾンにより昔は手に入らなかった武道系書籍も手に入るようになったし、インターネットの情報共有性は本当にすごいと思う。人々がここまで情報を共有できるようになると何か大きな社会的な心理的な変革がおこってくるような気がする。

ところでリスト作成時にそれいけアンパンマンのテーマもミニアツリストに加えたのだけれど、以前友達のヒロから作者の実弟は特攻隊で戦死し、その思いが歌詞に現れているよと聞いたことがあったので今回よく歌詞を聞いてみると、アンパンマンを応援する歌詞としての意味と、それ以上に弟への思いとしての歌詞の二重の意味が込められている、とても感動する歌詞だなあと思った。興味ある人は是非。

http://www.youtube.com/watch?v=EIdpwfnfx4k&feature=related

Tuesday, September 6, 2011

Market Value(市場価値)

最近使っているMacBookからのイメージアップがうまくいかないのでなかなか記事更新がはかどらず。元気にやってますが、仕事、家族、剣道/居合道の間を行ったり来たりでなかなか読書や勉強の時間が取れずペースは乱れ気味かもしれない。

仕事の方は先が見えないのはどこも一緒かもしれない。この時期にリーダーたることはとても大変だと思う。今働いている会社は、モバイル産業の構造変化のまっただ中、自身を作り替えるか、歴史に消えていくかの岐路に立っていると思う。

アップル、グーグルが突っ走るモバイル業界の動きは特に激しい。最近だけでも、HPがPC産業からの撤退に加え以前買ったPalmのWebOSの開発停止発表、グーグルによるMotrolaの買収、BlackberryのRIMの買収の噂、Sprint買収の噂、業界再編成が急加速する中で、価値のあるうちに、売りに出せというプレッシャーがVCやプライベートインベスターから悪戦苦闘している経営者にそそがれているようである。Facebookはいけいけで成長スピードが減速する気配は見えないが、いろいろな意味でMicrosoftはいい位置につけているかもしれない。

そんな中で会社やその他友達の転職スピードも加速しているみたいである。もし今旬なプログラミング言語を操っていたり、ソーシャル系のプロダクトをマネージしてきたならば結構引きがいいみたいである。ほぼ毎週、誰かが職場から離脱し、また新しく入ってきている。リーダーレベルで人が動くので実際の仕事に影響してきて大変である。エンジニアは人気があっていいねえとソフトエンジニアと冗談気味に話すと、いやプログラミング言語も推移しているので、エンジニアがいつでも安定しているかといえばそんなことはなく、どんどん自分のスキルを発展させていかなければ、経験だけでは新しく入ってくる若いプログラマーに対抗していけないらしい。40代、50代になり、全く新しい構造も違うプログラミング言語を習得していく、エンジニアって結構大変かも。。。

自分のようなビジネス側は、どんどん変化していく技術、産業構造、ビジネスモデル、人の嗜好などを理解し、そのギャップからビジネスチャンスに導く方向性を出していかないといけない。歩いていく道筋が見えない中で、いろいろな状況を把握して、点をつなげて、価値やお金に導く新しい道筋を目の前に見いだし、周りを説得して歩きだせるような資質がトップだけでなく、各人に求められているみたいである。パートナーも変化していくし、企業買収も盛んなので交渉のテーブルがひっくり返ることも多々あるし、息がつけない感じがする。

最近円高による日本の産業空洞化(特に中小企業)という記事をみたけれど、これはアメリカですでにおこっている。アップルに見るように、生産拠点は完全に海外にシフトしていて、シリコンバレーはその頭脳としての役割に特化している。そのためアップルの好調が地元の雇用に直接還元されていなく、国会議員の誰かがアップルも国と同様雇用創出に責任を持つべきだと主張していたが世の中の流れとして無理があるようである。このような大きな産業構造の変化の流れの中で見ると、その人の市場価値というものは、ミクロの視点での技術/経験などのハードとマクロの視点での国籍/文化/拠点/コミュニケーションなどのソフトのバランスに関わってくるのかもしれない。今後、日本の中小企業も大企業と同じように、頭脳集団(R&Dのみで戦略は国外かもしれない)を国内におきつつ、世界拠点と有機的につながる形を模索していかなくてはいけなくなるのかもしれない。ただ、グーグルやアップルでもはっきりしているように、全ての重要な機関が歩いていけるロケーションに集中していることが経営スピード維持に予想以上に貢献しているみたいなので、一極集中も悪くはないみたいである。何事もバランスか。

これから20年以上(年金制度が世界中で壊れているので30年以上かも)あるキャリアの中で、何が自分の市場価値を上げていき、いつまでも社会に役に立つ人材でいられるかを(もちろん健康維持で医療制度に負担をかけないのが一番大切。。。)自分の興味や情熱にからませながら新たに考えていかなくてはなあと思う今日この頃。。。

Friday, August 19, 2011

MUSIC (音楽)

最近音楽というものを初めて消化し吸収することを体験しているような気がする。小学校の頃から音楽の時間は好きだったし、クラッシック音楽を聞くのも、歌を歌うのも、合唱するのも、カラオケでポップスを歌うのも好きだった。試しにKISSのコンサートいったりとかもした。けれども、他の友達に比べると、時間とお金をかけ集めて楽しむことがほとんどなかったと思う。

最近ふと「そいうえばブームって良かったなあ」と思い(当時そんなに聞かなかったのに。。。)、ネットで聞くと「風になりたい」とか理屈なしにぐーっと来る。歳取ってきて昔が懐かしいのか、日々消費しているエネルギー補給の為なのか、わからない。でも、ただ全身がこうリラックスするというかチャージする感覚を味わうと、「あー、こういう感覚を得る為に、他の人は音楽に時間とお金をかけるのかも。だから音楽産業は大きいのか。」なんて一人PCの前で納得していた。他にも、ブルーハーツとかけっこういけてる曲をたくさん見つけた。

これからもう少し音楽を身近にしてみるといいかもしれない。家では通常ジャズラジオかクラッシックラジオを流して家族で聞いているけれども、80年代の日本ポップスなんかもいいかなと思う。そう考えると早く日本にもパンドラやスポッテファイみたいなインターネットラジオが出来ればなあと思う。うん、だれか日本でやるべきだ。ビジネスモデルは確立してるし、フェースブックやグルーポンみたいに一気に広がるんじゃないかなあ。プラス、インターネットなので海外の自分も利用できるし。。。

Thursday, August 18, 2011

2011 NCIA CAMP (2011年北カルフォルニア居合道キャンプ)

最近剣道居合道の合宿が相次ぎ参加及び運営の方にも関わっていたので、はまってました。先週末からなんとかペースを戻し、仕事と家族とのプロジェクトに取り組み中。でも出来る限り週2回で剣道と居合道を少しづつ続け、先生方から教えていただいたことを日々の稽古の工夫に取り入れようと研究中。

ところで8月初めの週には、恒例2011年度の北カルフォルニア居合道合宿が3日間アラミダで行われることに。今年は毎年来ていただいている伊藤先生のご都合が悪く先生のお知り合いの愛知の松岡先生(またもすばらしい先生が。。。)に来ていただく。基礎練習から全剣連制定居合12本まで丁寧に教えていただき、柔らかい手の内、特に頭上で、正しい中段、肩関節の使い方、肩甲骨の使い方、腰の入れ方、相手の捉え方、気の出し方、など、練習に組み込めるたくさん教えがちりばめられた合宿であった。日本から離れているので日々見ていただける先生がいなくこの年一回の合宿はとても重要。制定に加え、先生の古流、新陰流も少し披露していただくことに(あー、時間があったなら、全部見たかった。。。先生のDVDが出ているのでそれを買うしかないか。。。)。自分の稽古している古流ではないので、動きの細かいところはわからないけれども、その気迫と貫禄がビンビン伝わってきて、あーこんな柔らかくも鋭いものを目指して行きたいと本当に思うのだった。
又、今回昨年同様自分が通訳だったので(いつもの通り気合いだけの通訳)、先生の試験台になることができ、何度も悪い所を直接直してもらえたので得した感じ。それに加え、レストラン担当でいろいろ地元レストランを手配したけれど、金曜のピザ、土曜の中華、そして火曜のステーキは、皆も喜んでくれたしうまく行ったと思う。特に、最近見つけたステーキレストランは本当にお値打ちでおいしく、参加者全員超満足。今度伊藤先生がこられた是非ご招待しなくては。最終日は我が家に泊まっていただき、裏庭で採れた自家製野菜の朝ご飯をお出しし、サンフランシスコ空港まで送迎する。僕もいつまでもああいう風に若々しく、お洒落で(先生Umbroとか着こなしてるし)、柔らかく、そして強くありたいなあと思うのだった。

さあ、臍下丹田に意識を集中し、全身から力を抜いて、呼吸を意識して、相手を捉えて、それで初めて切る。稽古しなくては。。。

Monday, July 25, 2011

2011 NCKF CAMP (2011年北カルフォルニア剣道連盟合宿)

今年も恒例の夏合宿に参加してきました。この合宿に向けすこしづつ練習してきたものの始まってみると体力的にきつく、毎日終わると家へ帰ってバタンキュー。次の日に重い体を引きずって道場へたどり着き、後はとにかく気合いで突っ込む、という感じになんとか3日間を切り抜ける。

日本に居たら会うこともないすばらしい先生に稽古つけていただいている幸運を十分に活用するためにも、今年もとにかく前で素振りから一本一本、気持ちを込めて行う。声はかれるし、腕も足も痛いし、すごく疲れる。あー、やはりこれくらいの気合いで毎回の稽古に励まなくてはいけないのだなと大反省。。。

昨年同様1日目は、千本素振り、足さばき、木刀による基本剣道稽古法、切り返し、基本打ち、自由稽古、掛かり稽古、切り返し。2日目は、千本素振り、日本剣道形、審判講習、切り返し、基本打ち、自由稽古、先生同士の稽古、掛かり稽古、切り返し。3日目は、ジョギング、足さばき、切り返し、基本打ち、廻り稽古、自由稽古、掛かり稽古、切り返し、ジョギング。というメニュー。休憩を細かく入れているので全体的に集中力が保たれていた気がする(でも自分はふらふら。。。)。

もちろん今年も15年目になる太田先生が登場。あいかわらず颯爽としてかっこいい超ジェントルマン太田先生には、これからも体に気をつけていただき、末永く我々の正しい剣道の目標として活動していっていただきたい。今年も去年に続き、一足一刀の間合いから足を動かさず面又は小手を打つことの大切さを強調され、それを全ての練習過程で再確認する。剣道形の打太刀も演武していただきとても参考になる。先生同士の稽古の際には列が長過ぎて直接稽古をつけてはいただけなかったものの、他の先生との稽古をじっくり看取り稽古が出来たので、足捌き、体捌き、剣捌き、タイミング、これからの自分の稽古の工夫にすこしづづ取り入れてみたいと思う。

そして今年も梯先生登場!にこにこしていながら全身からオーラが出ていて(特に剣道形の演武の前の一人で動きを復習しているときとか持っている木刀がどうみても真剣ぽく見えてくるのは僕だけか。。。)、とって食べられちゃいそうだけれども、大ファンなのでもちろん毎朝毎晩挨拶にいく。今年は特に、稽古持続の大切さ、一本一本を真剣に繰り出す大切さ(素振りも)について強調されていた。梯先生の剣道形にしても、稽古にしても、打っているというより、ばっさり切っている感じがするのは、実際にそういう風な積み重ねなのかなあと思う。改めて自分も素振りの一本一本、稽古の一本一本、気迫を込めて取り組もうと思った。先生同士の稽古では、幸運にも直接稽古をしていただき、今年は去年のようにへろへろにされるかわりに間合いを攻める機会、そこから打つ機会を与えていただき(もちろん合面、出小手、返し胴でめった切りされるが。。。)、攻め方、詰め方、打ち方、抜け方、全ての改善点が少し明確になった気がした。これから一本一本気迫・気持ちを込めると共に改善点を意識して稽古して行こうと思う。

月曜日の朝は全身筋肉痛でお風呂につかって回復しなんとか出社。とことん頑張ったので、体は本当に疲れているけれども、不思議に心がすーっとすっきりしている。最近仕事でいろいろ問題に直面して苦しんでいるけれど、こういう気持ちになれると、少しづつ勇気も湧いてくるし、アイデアも出てくる。やはり稽古に全身全霊をつぎ込み、それを継続することが、剣道・居合道の内外での心身の充実に寄与するんだなあと納得。仕事の時間外で、家族との時間も、勉強の時間も大切だけれど、稽古の時間もしっかり維持していきたいと思う。

Thursday, July 14, 2011

Visiting other schools(道場めぐり)

7月一杯バークレー道場は休館。借りている体育館の床の張替えがあるためとのこと。NCKFとNCIAの合宿前の準備期間としては痛いなあと。でもNCKFでは10くらいある各道場へ他の道場の生徒が訪れてもいいことになっているので、今月はNCKF道場めぐりをすることに。

ただこれが予想以上にいい練習になっている。まず、ゲスト訪問なのでバークレーと違い生徒を教えなくて練習に最初から最後まで参加できる(体力的にかなりきついけれどいい練習)。次に稽古で各道場の中・高段者に練習をお願いして、パワー系から、スピード系、ストリート系、フェイント系、変則系、技師、しぶい系など、いろいろな人に対して、始めの数秒で相手を観察し戦略を立て柔軟に攻めて行く練習を積める。特にパワーとスピードを駆使して荒っぽく来る相手に対しては、日頃から対応を練習しておかないと押されて向こうのペースで試合が進むので、そういう相手に対して、居付かず、間合いを盗み、強引な打ちを捌き、上下左右に柔軟に変化し、相手のレベルに自分を落とさず正々堂々と前へ攻め続ける練習が出来る。最後に各道場の人と仲良く知り合えるのがいい。サンフランシスコとパロアルトに最近お邪魔したので、ユニオンシティーやその他の道場にも挨拶に行きたいと思う。

Saturday, July 9, 2011

Saturday Morning Harvest (土曜朝の収穫)

まだまだ穴掘り続けてます。でも少しづつ野菜達が育ってきたので、週末の朝に収穫。キャベツ、大根、キュウリ、トマト、インゲン、イチゴ。喜びそうな友達にキャベツとジャガイモとパセリをあげてみると結構喜んでもらえた。
また今回とれた大根、キュウリ、インゲン、トマトも食べてみると結構おいしいので(イチゴも甘いけれど人にあげるには小粒すぎかな)、次回はこれらも友達にあげてみようと思う。

Tuesday, July 5, 2011

Atsu Farm Harvesting(アツ農場での収穫)

フィンランドから帰ってみるとアツ農場では野菜達が元気良く育っていた。カボチャの苗は小さな二株からどんどん成長し、いまや隣のナスの縄張りまで。キュウリもカボチャほどではないにしろ元気に育ってきている。
**********
ナスはカボチャに光をさえぎられつつも負けずにだんだんと実をつけ始めてる。まだ収穫には早そうなのでもう少し待ってみようと思う。
**********



トマト・グリーンペッパー・ビーン等もかなり育ってきてあちらこちらで実をつけている。 トマトの実が少しづつ赤くなってきていてこれからが収穫時。主にベビートマトなので、今後ちゃんとしたトマトを植えたいと思う。グリーンペッパーやビーンも少しづつ育っているのでちょっと取っては食べている。すごく甘くておいしい。

**********

玉ねぎもどんどん大きくなってきている。以前ちょっと掘り起こしてみたけれども何も無かったので、まだまだ待たなければいけないみたいである。

**********
種から植えた大根は曲がりながらもどんどん育っている。まだ開墾中のため土壌が十分に柔らかくなく押し出されてしまうみたいである。形はわるいけれど、近いうちに、漬物やお味噌汁とか入れて食べてみたいと思う。


**********

小さな苗から植えたトウモロコシも一時はどうなるかと思いきや、今は着実に背丈も太さも成長している。でも実がなるまでにはまだまだ当分かかるんじゃないかな。

**********

そしてキャベツ。 アニーが種から育てて、どんどん成長し、外側の葉っぱの直径が30センチ近くになっても中心で結実する様子が全くなかったので諦めモードに入っていた。一週間前には観賞用としてのみ存在していて、いつ取り除いて次の野菜を植えようかなどど話していたところ。。。

**********
フィンランドから帰ってくると、一つまた一つと結実し始めている。 外側から見てもかなりの大きさになっているのが分かる。ジャガイモ以来もうちゃんとした収穫は当分ないかなあなんて諦めていたけれど、キャベツ達はそんな心配をよそにどんどん成長している。


**********

収穫してみると大きな玉でとても新鮮。 スーパーで売っているキャベツと、色、大きさ、重さ、どれも遜色ない。これが20個くらい畑にあって、当分サラダとお好み焼きには困らなそうである。種からこんなでっかいキャベツがなるなんて本当に驚いた。うれしいサプライズである。

**********
ということで、収穫物を使った食卓。BBQで余ったスペアリブやご飯に加え、取れ立てキャベツのシーチキンサラダ、さっとお湯を通した取れ立てインゲン豆、取れ立てキュウリに、豆腐の薬味として取れ立て青ジソ。ところでこの青ジソがいい。こちらで買うと数枚で3ドルくらいするし、いままで試した青ジソの種も全ておいしくなかったので、この日本から持ってきてもらった種の本物度に感動。 青ジソ達もどんどん大きくなっている。それに手作りミソを加えて野菜を楽しむ。


**********


これだけ野菜があると結構充実してあまりお肉を食べなくても充実感がある。健康の面からもアツ農場経営は結構いけるかもしれない。またやっとのことで、ぶどう棚を作って、ぶどう、パッションフルーツ、アボガドの苗を植えたので、彼らにも今後がんばってうれしく驚かして欲しい。

Monday, July 4, 2011

Finish Food 3(フィンランド食事編3)

通常自分の出張の場合は朝食で満足して夜は軽くすますのだけれど、チームで集まるときはレストランにいくことになる。今回はちょっとハイエンド系。全てセット料理だったので、フィンランディア(フィンランド料理)というセットを頼んでみる。

これは野菜のクリームスープ。コクがあってすごくおいしい。
**********
マリネされたサーモンとトビコとサラダと野菜。

**********
レモン風味のキュウリのシャーベット。

**********
クランベリーソース、ヤギのチーズ、カマンベールチーズ。

**********


にんじん、リゾット、そしてトナカイのステーキ。トナカイの肉は高級肉で、地元の人も特別な時のみ食べるらしい。コクがあるおいしいお肉である。これくらいのサイズで出てくれば食べやすい。
**********
フィンランドでしかとれないクラウドベリーのソースに浮かんでいるホワイトチョコレートムースとイチゴ。これはおいしかった。



**********


けれど一番良かったのは窓から見えた地平線に沈む夕日。山がなく地平線はとにかく広い。ちなみに日没は11時半。北欧の夏は夜更かしがしやすい。。。

Finish Food 2(フィンランド食事編2)

フィンランドのホテルの朝食はどこもバッフェ。席に座ると、ルームナンバーを聞かれて、コーヒーか紅茶か聞かれる。コーヒーというと、コーヒーポットとミルクポットを席まで運んでくれる。

まずは、オレンジジュースに、メインプレートをとりに行く。通常は、半熟卵と数種類のチーズ、新鮮はキュウリ・トマト・レタス・甘い赤ピーマン。ピクルス、ベーコン、ソーセージ、そしていろいろな種類のパン。今回は、クロワッサンと試しにライスパイなるものを取ってみる。
**********
このホテルではタンパレで有名な黒ソーセージが出される。おいしいニシンとピクルスに加え、黒ソーセージに、甘いクランベリーソース。このソーセージの中は肉の代わりに麦みたいなものがふんだんに入っていてたぶんそれを血で固めているのだと思う。思ったより重くなく、とてもおいしい。肉々しく脂ぎっているソーセージよりかなりいける。タンパレへ行ったら是非トライしよう。

**********
そして必ずある新鮮なプレーン及びブルーベーリーヨーグルトに、フルーツ及びラズベリー・ストロベリー・クランベリーソース。これがシンプルでおいしいんだよね。


**********
という感じに、フィンランドでは、朝はしっかり食べて、お昼は軽くという感じ。繰り返しになるけれど、パンとコーヒーがすごくおいしい。おいしい水と独自の小麦を使っているみたい。特別なバッフェでもないのだけれど、毎回その新鮮さとおいしさにうれしくなる。

Finish Food 1(フィンランド食事編1)

ヘルシンキのヨットハーバーに行くと貴重な暖かい午後を日光浴を楽しむ人がたくさんいる。そこからボートに乗って小さな島にあるレストランへ。ワインとパンを食べながら食事が始まる。初日のためあまり飲みすぎ食べすぎないように。。。

これはすこしづついろいろな種類があるおつまみ・サンプラー。ふかしたジャガイモ、トナカイのステーキ、ソーセージ、羊のチーズ、スモークサーモン、マリネしたいわし、カニサラダ。
**********
きれいにお皿にとると、フレンチっぽい。。。
**********
ビーフのワインソース和え。
**********
スポンジケーキとバニラアイス・イチゴソース和え。
**********
フィンランドの食事は胃に重いといわれるけれど選んで頼めばそうでもないと思う。とにかくベリー系はおいしい。でもやっぱり大好きなのは朝食かな。

Friday, July 1, 2011

Focus on Strength(強みに集中)

@フランクフルトです。今日もフィンランドのおいしい朝食をとりつつ、時間をたっぷり見て早めにヘルシンキ空港へ。いつものように空港でフィンランドでしか取れないベリーのジャムを大量に買うのだけれど、最近国際線の発着口が変更したようで、今回は空港をジャムを探してうろついていた。すると最近フィンランドに戻って行ったベイエリアで一緒に仕事をしたフィンランド人同僚もうろついていた。声を掛けるとびっくりしていた。新しい勤務先のタンパレへ向かう途中とのこと。

ざっくばらんに今後についていろいろ話す。又、ひさしぶりに来て再確認したフィンランドのすばらしさ、人、自然、文化、そしてサウナ、運良くかかわれている自分のラッキー感について率直な感動を伝えると、次回は彼の山小屋に行こうということになる(フィンランド人はみな湖に面した避暑地の山小屋を持っていて、7月のダウンタウンは誰も居ない)。うーん、それは絶対実現したい。

又今回の出張を通して中国やインドやイギリスの同僚とも話をしたけれど、やっぱりみんなこの国が好きでたまらないようである。そんな国や会社に貢献することは、仕事という範疇を超えて個人の情熱の一部だね、なんて冗談半分の青い意見が出て来て、皆で笑った。でも僕はいつまでも青くいることが生きがいだと思っているのでそんな青い意見が冗談としてでもでてくる今のチームはいいなあと思った。このチームでもっと大きな貢献をできないかいろいろ考えてみようと思う。

ところでそんなチーム員や他の同僚と話せば話すほど彼らのすごさが伝わってくる。ロケットエンジニアのオヤジはとにかくすごいし、マスター・MBA全てて奨学金で来ていつもすごい提案をしている同僚とか、他社からすごいお金と役職を積まれて引き抜かれそうになるも社長まで含め皆に引き止められた同僚とか。でも皆全然えばってないんだよね。こんな人達と働くと、自分がアホに思えてくるけれど、それと同時にもっと貢献して自分もその領域こ近づきたいなあと本当に思う。あんなにスマートには今更なれないのは明白なので、そんな鈍な自分に何が出来るか、ドラッカー氏も言っているようにとにかく集中できる自分の強みは何なのか、自分だからこそできる貢献は何なのか、これを今週末じっくり考えて、来週ある2011年後期目標設定面接に備えようと思う。

Thursday, June 30, 2011

Nature in Finalnd(フィンランドの自然)

2日間じっくりタンパレで仕事をした後、3日目は恒例のチーム行事。観光だったりもするけれど、今回はスポーツ行事なので楽しみだった。タンパレとヘルシンキの中間に位置するある街に向かいそこでホワイトウォーターカヤッキングをやることに。バスから見える夏のフィンランドの田舎の風景はこれまたのんびりとしたいい景色だった。長いドライブも気にならない。

チーム員の一人がフィンランドスポーツカヤック協会の重鎮(毎年ナショナルチームの選択にかかわってるらしい)なのでそのつてでチームみんなでトレーニングを受ける。シーカヤックと違い短いカヤックの操縦はとても難しいけれど、脱出方法から、真っ直ぐパドルする方法、流れへ入る方法、岩をよけつつ流れを下る方法などすごく面白くチャレンジング。前からやってみたかったことの一つだったけれど(どちらかというとシーカヤックを想像していたけれど、ホワイトウォーターの方がおもしろいかもしれない)、体験後自分にぴったりのスポーツだなと思った。自然を身近に感じて家族一緒でもできる。サーフィン程大変でもない。カルフォルニアでも出来るかチェックしようと思う。

超満足でそのまま帰国フライトのためにヘルシンキへ戻る予定だったけれど、今度は、以前にも書いた何でも作ってしまうスーパーオヤジのチーム員が手作り飛行機に乗せてくれるというのでヘルシンキ近郊の飛行場へ。百夜のため日は落ちず、延々とイベントは続くことに。。。手作りとは聞いていたけれど、他のどの飛行機よりも美しく新しい。機体やエンジンについて細かく説明してもらう。スバルのエンジンを中心に排気からターボ、ラジエーターまで全て寄せ集めの部品で手作り。さすがロケットエンジニア。デザインコンセプトなどを聞いているうちに、普通の市販のよりも安全かもしれないなどと思った。離陸して空からみるフィンランド郊外はとても美しかった。多くの人がセスナに魅せられてライセンスを取るのにも納得。サーフィンもほどほどにしてセスナかパラグライダーにトライしようかな。

現在ヘルシンキ。これからSFへ。仕事もはかどったし、とてもいい出張だった。フィンランドでしかとれないクラウドベリーのジャムを空港で大量購入してから帰ろうと思う。

Tuesday, June 28, 2011

To the town of lakes (湖の街へ)

@タンパレです。ヘルシンキで終日仕事をした後に、ボートに乗って(100メートルしか離れていないけれど)小島にあるレストランで皆で食事。その後さんさんと太陽が輝く夜10時発の電車に乗って北上し湖に囲まれたタンパレへ。明るい白夜の中就寝。朝は6時からジムでストレッチしつつサウナ室が開くのを待って、7時前から一人で久しぶりのサウナ(ヘルシンキでは到着後疲れて爆睡。次の日は早朝から会議だったので初日にサウナはいけず。。。)。そして大好きなフィンランド式朝食バッフェ(どこのホテルに行ってもパンとコーヒーが異常においしい)。

サウナにつかりながらやっぱりこのフィンランドという国はいいなあと思った。人はアメリカ人やヨーロッパ人に比べてリラックスかつ素直な感じで、たぶんぼられることもすくないんじゃないかな。食べ物やサウナ、健康的で体系も中肉中背(背は高い人から低い人までいる)。日本人は来たらほっとする西洋じゃないかなあ(フランスでもイタリアでも気をつけてないと旅行者はねらわれるし)。

生きる上で使える時間・出来ることはかなり限られている。それならやっぱり好きなことにかかわれるならそれがいいと思う。もちろんそのために努力もしなくてはいけないし、リスクもとらなくてはいけないけれど。何かの縁で、日本に生まれ、この美しい国フィンランドにかかわり、とても勉強になるアメリカで仕事にかかわる。とてもラッキーだなあと思う。これからどうなるかわからないけれど(やはりこの業界変化が早すぎて先がなかなか見えない)、全てを与えられた課題として前向きに取り組もうと思った。

Monday, June 27, 2011

Back to the Forest(森へ)

@ヘルシンキです。フランクフルト経由夏のフィンランドへ到着。飛行機からみたフランクフルトやヘルシンキ上空からの景色は、緑が一杯で、見ていてヨーロッパのすがすがしい夏を感じさせる。久しぶりにビジネスで来た北欧は、人も自然も、変わりなく、ゆっくりした時間の中で、洗練されたやさしさをかもし出している。なんかとても懐かしく、久々に「かもめ食堂」を見たくなる。いつか是非Atsu家で遊びに来たいなあと思う。明日はヘルシンキ、水・木は(これも久しぶりに)タンパレで仕事。今回はスケジュールがぎっしりつまっているので、剣道着や防具は持参せず。いくつかの道場に挨拶にも行くタイミングもないので残念だけれどそれは次回までとっておいて地元で頑張って上達しておこう。

Saturday, June 25, 2011

Atsu Farm(アツ農場)

Atsu家は現在家庭菜園初心者としていろいろ奮闘中。Atsuの主な役割は開墾。粘土質で放置されていた土地を野菜が栽培できるように区画整理及び土壌改善。土木作業は重労働なので昔の人達の開墾の苦労を思いつつ作業。もう100平方メートルくらい穴掘ったんじゃないかなあ。良い土・良い水・太陽光、あまりに当たり前で気にかけて感謝するのを忘れがちな自然(あと良い空気かな)が目の前に現実として現れて感謝する対象として捉えられるのはいいなあと思う。

初めての試みということで多種少量でいく。ハーブ系では、ソレンチョロ、薬味ねぎ、パセリ、バジル、タイム、ローズマリー他、野菜系では、キャベツ、ジャガイモ、カボチャ、レタス、大根、玉ねぎ、ねぎ、枝豆、オクラ、シソ、アスパラガス、トウモロコシ、トマト、ナス、キュウリ他、果物系では、イチゴ、ブラックベリー、ブルーベリー、それに農場スタート以前からあった、リンゴの木にはがんがん実がなり始めていて、小さなオレンジの木と柿の木にはその内に実がなるのかもしれない。出来れば夏にかけて、ぶどう棚を作ってブドウや、アボガドやもうすこしトロピカルな木の苗を植えたいなあと思っている。
**********
ところで昨日ジャガイモの葉っぱの一部枯れ始めていたので大丈夫かなあと思ってちょっと掘り返してみるとでっかいジャガイモが出てくる。もう少し待って全部でっかくなるのを待ってもよかったが、つい小学校の学校菜園でのジャガイモ・サツマイモの掘り起こしがフラッシュバックでよみがえってきて、いてもたってもいられなくなり、かつこの場所を他の野菜に使いたいというアニーの要望もあり、新ジャガを収穫することに決定(というかガンガン堀り始めてしまった。)。
**********
掘り起こしてみると出てくる出てくる。三種類のジャガイモを種芋から植えたのがバケツ三杯に。もっと待ってれば、一つ一つが大きくなってたぶんこの2倍以上取れたと思う。まだ小さいジャガイモがついている苗は違う場所に植え替えたので出来ればもう一分張りしてもっと子供を増やして欲しい。
**********
この夜、新ジャガと庭で取れたパセリでジャガイモ料理が食卓へ。1時間前に掘り起こしたジャガイモをふかして、ガーリックパセリ和え、又はそのままを、塩、バター、マヨなどで食べてすごくおいしかった。次の収穫は、キュウリかな?

Friday, June 24, 2011

Atsu Studio (アツ工房)

引越し前後に欧風のモダンベッドを探していてその中でも高さが低いベッドフレームを探していた。結局一番イメージに近いものがEB2であったものの値段は数千ドルだし、その割りには布の張り方とかちょっとイメージと違うので諦め、自作フレームを作ることに。。。
**********
布や皮を張ってもよかったけれど時間もないので木の色と肌さわりをそのまま生かすデザインに。柔らかくて加工しにくいけれど、表面の色がきれいに赤みがかっていて肌触りもやさしいRedWoodを選択。重すぎると床も痛むし、見た目よりも実用重視で軽い角材を探す。ずっと欲しかった固定電動ノコも手にいれたので、早速材料の切断と接続。フレーム自体はこんな感じ。。。
**********


そしてマットレスを支えるスノコを敷く(これは以前使っていたベッドのものを取っておいたもの。ベッドはあまり好きでなかったのであげちゃったけれど)と準備万端。ベッドって構造自体はどう変形させてもシンプルだよね。


**********
そしてメモリーフォームのマットレスを載せて出来上がり。下は通気があるので問題なし。軽いので掃除も簡単。低く丸みがあるので子供達が周りで遊んでも安全。結構出来上がりに満足。次回は横の角材をもう少し太いものを使い布か皮を張ってより洗練したフレームを作りたいなあと思う。

Tuesday, June 21, 2011

To East Bay(イーストベイへ)

ご無沙汰しています。かなりアップさぼり気味です。最近いろいろプロジェクトをこなしていたのでそっちに注力してました。

まずはサンフランシスコを後にして、パロアルトを橋を挟んで反対側のイーストベイに引っ越しました。1時間の280のご機嫌風光明媚ドライブは、20分の短距離ドライブに。そして引越す前の2月から3月にかけてその家をリモデル。HomeDepotやその他のベンダー工場にも通い、壁抜いたり、全フロアリングにしたり、キッチン取替えたり、壁を全て塗り替えたりと、好きなようにデザインしてプロジェクトマネージ。メキシコ人のトニーと組んで、今までやったものづくりでは一番大きく楽しかった(友達のRealtorのFacebookに写真あり。http://www.facebook.com/pages/SUNIL-SETHI-REAL-ESTATE/107594412601679?sk=photos)。その後、表と裏庭を助っ人に来てくれたAtsuママの指導のもと大改造し、お花・野菜畑に。もちろん引越し後の荷物の整理や、棚の設置、ガレージ内整理、住所変更手続きなどいろいろ。又アニーが欲しがっていたBBQグリルを買ってきて週末BBQの練習したり、友達を招いて寿司パーティやBBQパーティ。欲しい形のベッドが見つからなかったので自作したりとか。結構忙しかった。。。

それも4月の終わりに大まかなところは整理ついたので、剣道と居合道も4ヶ月ぶりに再開。今は、夏恒例の太田先生がいらっしゃるNCKF剣道キャンプと今年は伊藤先生の都合がつかずその推薦で松岡先生がいらっしゃるNCIA居合道キャンプに向け体力・気力・技力を修練中(過去数年とってきたノートを毎週二回の練習前に読み返して稽古で行いまた稽古後に反省・改善点を書き込み次回へというシコシコモード)。来年は剣道・居合道両方とも昇段審査を受けるので、ちょうど一年前の今から自分の達成したいイメージを明確に稽古に励んでいこうと思う。アニーに怒られない程度に、出れる試合には出て行こうとも思う。

仕事のほうもスピードと変化が早くなってきているので、なるべく8時前には出勤して、かかわっているプロジェクトに取り掛かりつつ、マーケットレポート、技術レポート、ユーザーインタビュー参加、といろいろ研究中。特に、実際のユーザーの家を訪問して話を聞くユーザーインタビュー(プロのデザイナーの同僚が質問し僕はボディーガード兼横でふむふむ聞いているのが常)は、顧客から全てを始めよという最も基本であるけれども忘れやすい鉄則(ドラッカー氏や松下氏が口をすっぱく言っている)に立ち戻るとてもいい機会だった。そんな訳で、最近道場でも、生徒である、バークレーの学生や、建築家、エンジニア、中高生などをつかまえては、いろいろモバイルについて質問している。

今はチームを再構築しているので、そのリクルートを担当しつつ、ビジネススクール(主にバークレーとスタンフォード)とのプロジェクト・インターンについても見ている。ところで来週は久しぶりにフィンランドへ上陸して、チーム員と顔をあわせて仕事のすり合わせと優先順位決定を行う予定。フィンランドの美しい初夏を楽しみつつ、ネットワークを進め、次の成果につながるようにしたいと思う。

日本は今梅雨真っ盛りだと思うけれど、ベイエリアは夏に突入しかなり暑いです。でも湿気がない分夜とか過ごしやすいかな。そうだ、そろそろ海にも戻らなくては。。。

Friday, May 13, 2011

Next Challenge(次の挑戦)

今週始めに、グーグルの開発者コミュニティ向けのGoogleI/Oカンファランスがサンフランシスコで開かれた。チケットが売り切れてしまい参加できなかったので、時間を見つけてはネットでキーノートのビデオストリーミングをチェックしてみる。今週末はもう一度記事やビデオをチェックしなおしてチーム向けの報告書を作成しようと思う。ところで今回のカンファランスでの発表(音楽サービス、ブックサービス、ウェブサービス、アクセサリー、他)を見て改めてグーグルのスピード感はすごいと思った。あんな大企業なのに、よくあれだけのものを戦略的にぽんぽん作って出せるなあと。でもそんなグーグルでも、シリコンバレーのイノベーションスピードについていっていないと、企業買収や提携等で対応している感もある。日本企業の弛まぬ改善もすごいが、シリコンバレーでの超高速のビジネスモデリング環境には息を呑む。

そんな中で自分のスピードの遅さにちょっとやばいなと最近感じている。組織改変後はスピード倍増、効率倍増、プレッシャー倍増になるのは必至。ディールを作るには、もっと技術知識、マーケット知識、自社・競合戦略知識を深めていかなくてはいけないし(そしてこれらの知識がすごい勢いで毎日毎時間陳腐化している)、もっと組織内外でネットワークを広げて点をつなげていかなくてはいけないし、自分の知らない領域や、いやがられても人の領域に踏み込んでいかなくてはいけない。それによってかなり仕事のスピード感と内容が変わってきて、自分もそれに合わせて変わらなくてはいけない。脱皮してパワーアップするいい機会だと思う。でもちょっと大変そうである。結構へまもするだろうし、うざったがれるだろう。馬鹿にされるだろうし、恥もかくだろう。おまけにあんまり下手をするとポジションを失うリスクもあると思う。でも隠れていても埒が明かないので、弱気を蹴飛ばして、前へ出ようと思う。

これからかなりの時間を勉強と仕事にとられると思うので、早起きの習慣を取り戻さなくては。又長丁場になりそうなこの道のり、時間を見つけては(寝る前・起床後とか)、新しい本・ドラッカーさんの本・太郎さんの本など読みいろいろ沈思黙想・エネルギー補給できたらなあと思う。

さて今日は金曜日。今週末はじっくり考えて来週からの取り組みに備えようと思う。

Friday, May 6, 2011

Pacifica(パシフィカ)

ご無沙汰していますが、なんとかペースが戻ってきました。働いている会社は過去最大のリストラ(5分の1くらい)と組織改変で大荒れ状態。自分の部署もスコープ内なのでどうなるかわからなく、落ち着いても居られない反面、この会社が未来も社会で必要とされる会社であるには必要であることなのでしっかりやって欲しいと思う。

ところで久しぶりに海へ。クローズ気味の波に翻弄されながらもすごく気持ちがいい。最近いろいろ落ち着いてきたので、サーフィンと剣道を4ヶ月ぶりに再開。これから1-2ヶ月、増えに増えた体重を絞るために、剣道・サーフィン週2回づつくらいのペースでいけたらなと。。。

Wednesday, April 27, 2011

Toughness (タフさ)

先日今居るオフィスの道を挟んだ向かいのFacebook本社に、アメリカ合衆国大統領のオバマ氏が訪れた。昼ごはんを社外の友達と食べた後、てくてく歩いて行って見ると正面玄関にはすごい人だかり。






大統領就任以来、金融危機、オイル危機、財政危機といろいろ見舞われ、健康保険改革やその他改革に苦労しなかなか前へ進めず、不満に思っている国民も多い半面(中間選挙で民主党が議席を減らす)、やはり若くて知的かつマイノリティ(黒人)出身の彼は移民(ラテン系)やマイノリティ(ゲイとか)が多いベイエリアでは絶大な人気である(たぶん他の地域でも)。以前書いけれど、僕は彼のリーダーシップを見る度に、元気が出るし、そういうリーダーを持ったアメリカはラッキーだと思うのだが、やはりそういう彼にもしっかり反対派がいる。ビデオでも分かるように、民主党出身の彼に対して、共和党から出ているティーパーティー派やその他いろいろ反対派がデモをしていた。


公に出ると、特に自分のポジショニングをしっかり掲げてそして実行すればするほど、向かい風はかならず起こるのだろう。そういうものに負けない精神、たぶん一本通った信念みたいなものをしっかり醸成してこないと、心身ともに参ってしまう、それが現代の混乱の時代を航海していくリーダーの置かれている環境なのだろう。今働いている会社の新しいCEOといい、オバマ大統領といい、いつ寝てるのかなあというぐらいの忙しさに加え、賞賛と批判を建設的に受けれる度量、リーダーとは本当にタフな(そしてもちろん頭脳と実行力が伴わなくてはいけないが)仕事だなあと思わずにはいられない。


特に世界が一つになりいろいろな利害関係が錯綜するこれからの時代、政府にしても、企業にしても、リーマン的リーダーでは太刀打ちするのが難しいかもしれない。日本でもどんどん若者が早いうちに経験を積む土壌が生まれるのがいいのかなあ。そんな土壌がなければ、自分から修行に出て行くのもいいのかもしれない。自分もあれほどタフになれるかどうか分からないけれど、もちょっと気合入れていかなくちゃと思う。

Wednesday, March 9, 2011

Chicago(シカゴ)

ご無沙汰です。友達から「アップがなくて寂しいねえ。」と言われてしまいました。ここ数ヶ月大変だけれど面白いことがいろいろあって朝6時起きで頑張って働いてます。またのちほどアップします。

ところで今@シカゴです。サンフランシスコよりかなり寒いけれど、前回のNYより寒くないので、たぶん地元的には暖かいのかな。今回で2回目。前回は、18年前に幼馴染の友達とアメリカを車で一周した時に立ち寄った以来。その時は、人が素早く歩く、がんがん信号無視して道を渡る、活気がある街という印象があったけれど、今回はダウンタウンのど真ん中のホテルに泊まって、そのまま近くのビルで仕事なのでどこまで待ちの雰囲気を見れるかなあ。でもオハラ空港から電車で来たのだけれど、郊外の町並みは、映画でみるミッドウェストっぽいなあと思った。新しい市長がNYのBloomberg市長のようにビジネスで成功して金持ちなのでシカゴも今後きれいになっていくみたいである(実際NYは地下鉄も含めてBloomberg氏が本当にきれいに変貌させたと思う。観光客も倍増に違いない)。

最近アメリカでもガソリン価格の高騰と食料品価格の高騰が現れ始めて、インフレ傾向になりつつある。つまり預金の価値の低下。それに加えて、住宅ローンの税金優遇制度の見直しが議論されていて、ローン金利の高騰により住宅価格の低下。資産運用・保全が難しくなってきている。もちろん雇用調整はそこらじゅうにある。こういう不安定な時代は、質素に慣れ、友達や親戚やご近所などコミュニティで助け合って乗り切るのが本筋かもね。教会とかコミュニティの核がない日本では、なにかそれに代わる、地元の繋がりを、若者が率先して作っていかないとね。僕もこっちでは、剣道・居合道コミュニティ以外なかなか参加できていないので、助けられるうちに助けることが出来るコミュニティを見つけて参加したいなあと思う。

Tuesday, February 15, 2011

Keep Running (走り続けて)

あっという間に2月の半ば。1月から走り続けてます。ついに今の会社のマネジメントが新しい方向性を打ち出し、これからその戦略に基づいて組織改変が行われる。大幅な人員削減と構造改革があると思う。この変化の激しい業界では避けられない脱皮だと思う。ネガティブに捉える人もいるけれど、業界としては伸びているわけで、一企業の経営が悪いのなら文句の言いようがない。産業構造的に変化を迫られている企業に比べれば全く大きなチャンスが目の前に広がっていると思う。とはいえ実際問題として雇用調整が始まると思うと、個人としては覚悟をしてかからないとなあと思うし、そういう雰囲気が職場に広がっている。今の段階では、新しい戦略の中で何が自分としてまたチームとして出来るかを考えつつただ着々と準備・実行していかなくてはいけない。とにかく、いい機会なので、もう一度腰を据えて、短期・中期・長期の目標を見直し、具体案に落とし込み、それぞれに向かって走り続けようと思う。精神力と胆力の充実。因みに、剣道・居合道はなかなか練習できておらず、サーフィンにもいけていない状況。こういう忙しいときこそ、早寝早起適度な運動を日常のペースの中に組み込んでリフレッシュしていかないとね。寒いシカゴへの出張ももうすぐ入りそうなので、体力的にもエネルギーを上げていきたい。

Sunday, January 16, 2011

Beginning of Work(仕事始め)

ご無沙汰しています。ばたばたしていてアップが遅れ気味。写真もいろいろあるもののなかなかアップできず。1月3日から仕事始めで、5日・6日はラスベガスへ飛んでCESに参加。先週もいくつかの技術会議等であっという間に2週間が過ぎてしまった。でも、先週末には、地元の剣道・居合道連盟の月例合同稽古にも顔を出して居合と剣道の今年の稽古始め。ラスベガスではショーと会議で走り回りつつもせっかくなのでランチバッフェをチェック。前回は、プラネットハリウッドとパリスの夕食バッフェに行ったので、今回はネットで結構ランキングが高い、ベラージオとウィンズのバッフェに昼行ってくる。うーん、かなりおいしかったが、ピザや肉系ならプラネットハリウッド、カニやパスタ系ならパリスの方が良かったかなあ?先週には、忙しい合間を縫って、ボスとの2010年後期成績考課、2010年通年評価査定、2011年前期の目標設定の面談も完了。自分で志願したとはいえ、今年の前期はかなりチャレンジングな目標になっているので、工夫と努力、日々の情報収集と内外でのネットワーキング、そしてビジネスを嗅ぎ分ける嗅覚の向上、毎日が勝負になりそうである。早寝・早起き・剣道・居合道・仕事・家族をバランスさせて、1月からスピード感のあるペースを出して行きたい。

Monday, January 3, 2011

Happy New Year(新年あけましておめでとうございます)

明けましておめでとうございます。サンクスギビングと思いきや、クリスマスが来て、大晦日で、あっという間にお正月。今日月曜から仕事はじめ。年末はご近所ヒロ家へ招待されてご飯、新年は我が家にヒロ家を招待して御節料理と、近場でゆっくり、ドライブ・散歩中心のお休みでした。Jr.x2はとても楽しい反面、なかなか自分の時間が取れなく、この冬は、冬篭りなし、本も新しく1冊のみの読破でした。ただ2011年の方向性としては、仕事でも仕事以外でも、外へどんどん出ていって新しいことに挑戦し吸収するべく、元気に真っ直ぐ頑張っていこうと思います。めまぐるしく動いている変化にどんどん突っ込んでいければと。今年もいろいろなところでいろいろな人にお世話になると思いますがどうぞよろしくお願いいたします。