Monday, August 30, 2010

Hot Pot Meeting(お鍋会議)

さて僕らはどこで何をやっているのでしょう?

うーん、以下に写っている汗かいたご機嫌なおじさんと鍋の感じから、地方の温泉街にある食堂で鍋を食べながら一杯という感じかな?

「おっ、お肉、もおいいねえ。」
「いやいや、まず、一杯どうぞ。」



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いや、商売っぽくない机と椅子、整然とならんだ配置、大学の学食か?
でも鍋が置いてある学食って聞いたことないしなあ?

「おーい、証券取引法ゼミはこっちにあつまってくださーい。」
「○○ちゃん、横の席、空いてる?」

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いやどれも違う。そこで超ヒント。。。あれ、この自転車の色合い、青・赤・黄・緑、どっかでみたことあるぞ!?

「どこだっけ?見たことあるなあ。」
「なんか、こう、ネットっぽいよね。」

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はい、そうです。実はまたネットの雄のGキャンパスに行ってきました。ちょっと仕事ではまっているので、ボランティアで買って出たWebサイトのアップデートのスペックを協議するために、時間を搾り出し昼休みに、後輩のところへ。

(後輩)「水曜日は中華のHot…があるので、11時半に集合ということで。。。」
(Atsu)「ふーん、中華のHotかあ。炒めたてのチャーハンとか頼めるのか、いいねえ。。。」

なんて思って行って到着してみると、そこには鍋が。。。鍋!?

(Atsu)「ま、まさか、これはHotPot(鍋)では!?」
(後輩)「言ってなかったですっけ?」
(Atsu)「そういえば、Hotなんとかって言ってたけど、ま、まさか、社食でしゃぶしゃぶとは。。。いや、文句はありません。。。」

黙々と食べつつ、スペックだけはしっかりリ協議しOKをもらい、会議目的は達成。でも、本当にたまげた。いやー、Gキャンパスは、いついってもびっくりする。仕事でもプロジェクトを組んで何かやれたらおもしろいかも。さーて、とっととWebサイトのアップデートを完了させなくては。。。

Saturday, August 28, 2010

Board Meeting(ボード会議)

昔のオフィスではサーファーがたくさんいたので、ボード会議(Board Meeting=執行役員会議)というメールが良く流れてきて、昼休みとか仕事帰りとかに待ち合わせてビーチへ行っていた。最近は、会社もオフィスもみなばらばらになってしまったけれど、ここ数日、熱波といい波が来ている中、メールが流れてきて、懐かしいメンツで現地集合。今回はハーフムーンベイのジェッティ・ポイントで集まる。オーガナイザーの勘がいいのか、一番暑い日に催され、波もいい波が立っていた。
4時に集合だけれど、まだまだ日は高く気温も暑い。今回はインナーシャツを着ないで入るも、水も全然冷たくないし、いい感じ。久しぶりだが、波の形がいいので、何度もテイクオフ出来る。この日は、家の近くのオーシャンビーチやパシフィカもすごくよく、たくさんの人が入っていたので、ここではそれ程人も多くなく、波を取り合うこともなく、みんなでおしゃべりしながら、波が来たらパドルするみたいなゆったりしたセッションだった。日暮れまでいつまでも入っていたかったけれど、家での仕事もあるので、皆より一足先に出る。皆はその後、飲みに行ったみたいだったが残念今回は参加できず。。。
着替えながらボードの写真を一枚。これは、僕がまだチームを持っていた時にチームボードとして、あのマーベリックのサーファーのジェフ・クラークのハンドシェイプで作ってもらったフィッシュ。マーベリックのマークと昔のチームのマークとジェフのサインが入っている。夏もあっという間に過ぎていく中、もう少し海へ出たいもの。でも仕事の仕込みもあるし、家での仕事もあるし、将来の方向性も打ち出していかなくてはいけないし、マルチタスクはやっぱり難しい。やはりアイデア出しには、週末にゆっくりリラックスして考えるのがいいかも。散歩かな。。。

Tuesday, August 24, 2010

Summer in SF(サンフランシスコの夏)

サンフランシスコの夏は霧がかるか快晴かどちらかかな。雨は降らない。今年はベイエリアが例年になく涼しいと言われている(が涼しいSFから南に通勤している自分としてはピンとこないが。。。)。よく行くパシフィカは、サンフランシスコや南側が曇ってて霧に覆われていても、そこだけスポットで晴れになることが良くある(たぶん山と湾の形から来るのだと思う)。これは、数週間前、金曜日に帰宅途中にパシフィカによってみたもの。久しぶりに入水してその水の冷たさにびびる。
そんな涼しいSFもここ数日は熱波が訪れいい感じである(運転中は暑いけれど、散歩などには心地いい)。友達間でも、就業時間後波乗りイベント告知が流され(SFは夏は夜9時頃まで明るい)、初心者大歓迎、ビギナーのサポートとしてなぜか僕の名が入っていたので、参加予定。又、ビーチまで行かなくても(といってもビーチまで10分だけど)、近くのゴールデンゲートパークでは、夕方にそこらじゅうで、ジョギング、散歩、ピクニック、BBQなどやっているので(特に金曜夕方)、何か企画しないと。。。

Wednesday, August 18, 2010

Sword to give life(活人剣)

最近人生も折り返し地点に来てどうこれから物事に取り組もうかなあと考えている。仕事は今まで歩いてきた点(テクノロジー・コンテンツ・モバイル・グローバル)と日本・文化・社会・興味・貢献などの点を繋いで、トヨタが50年かけてなしたグローバル戦略を日本のマンガコンテンツ業界と一緒に出来たらなあと夢想。。。仕事以外では家族や友達と自然の近くにというコンセプトで生活を構築していけたらなあと。ところで、剣道と居合道は、それを一本の道として、又、仕事・仕事以外にも繋げる意味で、強く・正しく・美しいものを目指したいと思っている。そのためには、まだ手遅れではないと願い、基本を一から遣り直そうと決心したところ。初心に戻って、構え、足捌き、素振り、切り返し、打ち込み、懸かり稽古、形稽古。そして、しっかりした基礎の上に立って、心構え、攻め、呼吸。そして、やっと技。持田先生の基本にたいする有名な言葉の意味が自分なりに少しわかるような気がしてきたかも。あと何十年かかるやら。。。

そんな時に日本から道場破りの少年少女剣士3人が現れる。ハワイで暴れる前に、サンフランシスコで肩慣らしか。ブログ経由日程を教えてもらったので、彼らの紹介・通訳がてら、僕もバークレー道場の指導をスキップして(松枝先生すいません。。。)、サンフランシスコ道場に合流。道場に入る前の号令等、かなりかっこいい。垂れの名前も夏木六三四の宿命のライバルっぽい。なんか強そうだ。自己紹介も皆英語で、発音もよく、度胸が据わっている。この礼儀正しき14歳の少年剣士と10歳の少女剣士に、「アメリカでしっかりした日本の剣道を見せてくれ!」と願っていると、切り返しと基本打ちの稽古が始まる。おー、すごいっ。お兄ちゃんの気合の入った素早く鋭い打ち込みに加え(他のアメリカ人びびり気味)、ちっちゃい少女剣士達のすごさ!まっすぐ大きく正しいのびのびとした声も充分に出ている切り返しと基本打ち。アメリカ人達皆唖然。そして驚くことに、その後の地稽古では、もっと前にもっとのびのびとかかって来る(たいてい地稽古になると、打たれたくないという気持ちが働らくため、基本打ちのまっすぐ大きな正しい打ちが出にくくなるもの)。又、地稽古中を通して、後ろで休む訳でもなく次々と先生・先輩にかかっていく。かかった後は、お礼とコメントに挨拶に行く。はっきり言って僕は本当に感動しました。脱帽です。真似しなきゃと。地元道場の先生方は、本当にしっかり指導されているのだと思う。一緒に来られたお父さんも剣道をされているとのこと。是非いつか稽古をつけていただきたい。稽古の後、何人ものアメリカ人が僕のところに来て感動気味に、「彼らがあれだけ出来るなら、私も出来る気になった。これから頑張ろうと思う。彼らをつれてきてくれて本当にありがとう!」 というコメントを残して行ったのだった。おまけに、僕ら一人一人、彼らの道場のかっこいい手拭までもらってしまい、感謝。

ところで活人剣。。。僕としては、剣を通して自分を向上させ、社会に貢献する(人を活かす)という意味にとって、そのために基本をしっかりやろうと。でも彼らの剣道を見て、正しく美しい剣道は、直接人を感動させ、やる気を出させるんだなあと。それも国境を越えて。本当に勉強になりました。彼らであれだけ出来れば、僕はもっと正しく、もっと強く、もっと美しく出来ないと人を感動させられないなあとちょっと反省。自分が子供達を教える機会があれば、ああいう剣道が出来るようになってほしいし、そういう指導が出来るようにならなくちゃいけないと思った。彼らにはこれからもどんどん日本を代表して世界中の道場破りをしてもらいたいもの(僕も出張の度にやってます。。。)。また機会があったら是非サンフランシスコ・北カルフォルニアにまた来ていただき模範稽古をしてもらいたいもの(月曜日から土曜までどこかしらの道場で稽古があるので)。

さあ、基本稽古、基本稽古。素振りからはじめなくては。。。

Monday, August 16, 2010

Annie's Kitchen(アニーズキッチン)

最近食事系はアップしていないもののアニーズキッチンは毎日健在。もう少し頑張って写真を撮っていこうと思う。アニーズキッチンオリジナルを食べながら、また皆を家に招いて、がやがややりたいなあと思う。
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写真が縦になっちゃったけれど、黒豆と醤油とねぎで煮たタラ。焼き魚が好きで(秋刀魚、鮭、さば、ぶり、あー、本当においしいよねえ。。。)あんまり中華の魚料理は、、、という自分だけれど、この味付けの魚料理はいつもいけるなあと思う。中華料理屋にいったら試す価値あり。中華名調べときます。
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そして今年もドラゴンフェスティバルの時期に出てきた中華ちまき。いろいろ地域バージョンがあるらしいけど、アニーのは、鶏肉・しいたけ・卵・ピーナッツ等豪華バージョン。笹の葉で巻いて、ふかして食べる。今年もおいしかたったです。冷凍しておけるので、保存用にも便利。
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そして中東系!会社の近くでいつも列をなしている怪しい場所があったので、オーダーしてみるとかなりいけてるインド・中東系料理だった。食べ方も、巻き巻き用の皮、シシカバブ、そして白玉ねぎ・ミント・バジルがどっさり入ったビニール袋(サラダとか言っていた。。。)となんとも、現地っぽい。実際かなりおいしかったので一度週末にアニーをつれて行く。すると忘れた頃に食卓に全く同じ料理が登場。。。 アニーバージョンのシシカバブとチキンブリヤーニはかなりいけていた。
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そしてちょくちょく昼食として出てくるワンタンらーめん。ワンタンも自家製だって。アニーのスペシャル牛そばほどのインパクトはないが、かなりおいしい。ちょっと最近いろいろ忙しいけれど、また、鍋会とか焼肉会とかやろうかなあ。それか、BBQをまた主催するか?日本の友達とポットラックやると、びっくりするほどのレベルになるので(花見に現れた数々の料理はおいしかったね)。。。

Friday, August 13, 2010

Kendo/Iaido in Calfornia!(カルフォルニアで剣道・居合道!)

最近気がついた。。。剣道及び居合道は、カルフォルニア全土でかなり盛んで、北カルフォルニア(ベイエリア=シリコンバレーエリア)だけでも、サンフランシスコ、バークレー、オークランド、アラミダ、パロアルト、サンマテオ、マウンテンビュー、サンホセ、サクラメント、サリナスと10以上の道場があるにもかかわらず、日本語サイトがない。。。因みに英語サイトは、http://www.nckf.org/。又、ミクシィにコミュニティを立てる程でもないし(いつかたててみようかな。。。)。日本人剣士で練習したい人や日本人で始めてみたい人は、是非、上の英語サイト経由近場の各道場にコンタクトするか、コメントをここに残してもらえれば、紹介します。ただロサンゼルス・サンディエゴなどがある南カルフォルニアは僕はよく知らなくて、北のようにNCKFの下に各道場があるのではなく、なぜかSCKFとSCKOという二つの組織が別の道場を統括しているみたいなので、そのどちらかにコンタクトを取ることになるみたいです。ただ個人的に会ったことのあるChuo道場のShikai先生は本当に強く・うまく・美しい剣道に加え人との出会いとつながりを大切にする方なのでChuo道場など。。。北も南もやはり、車でいける程度の近場でいくつか見学に行って、雰囲気を感じ取り、先生方とお話して決めるのがやっぱりいいのかも。。。

Foggy City(霧の都)

霧の都と日本語で言うとかっこいいけど、英語でいうとちょっとネガティブに聞こえるなあ。でも僕はそんな霧がかったちょっと寒いサンフランシスコが大好きである。もちろん、その文化の多様性と許容性、物理的に小さいく動きやすい街、温暖な気候、海や山や湖や公園といった自然へのアクセスの良さなど、好きなところはいろいろある。ダウンタウンのテンダーローイン地区、ジャパンタウンの南側、ベイビューエリアなどちょっと危険な香りがするところもあるけれど、全体的には安全だしね(イーストベイのオークランドよりはかなり安全ではないだろうか。。。)。
でも特にサンフランシスコは景色がいいと思う。それも自然の景色がいい。昨日帰るときに通常の西の海岸側ではなく、東のダウンタウン側から入ると、西側がすっぽり霧と雲に覆われてすごくきれいだったのでちょっと車を停めて一枚(我が家はあの雲の中の右方面。。。)。にょきっと出ているのは、ツインピークスの丘の上に立っている電波塔。雲海が海側から上ってきて、サンフランシスコの半分を覆うこのような景色は夏に良く見られる。これを見るたびに、空の色、太陽の色、雲の感じなど、宮崎駿の世界に共通するものがあると思う。広く・高く・新鮮な感じ。パロアルト周辺のカラッとした感じとは少し違う、いつも風が吹いてくる、時々肌寒いけれど新鮮な感じというのかな。会社に近くもっと暖かい南に引っ越そうかと家族会議中であるけれど、やっぱりサンフランシスコもいいよねぇ。

Tuesday, August 10, 2010

NCIA Summer Camp(北カルフォルニア居合道連盟夏合宿)

ちょっと武道系が続きますが。。。そう、今年もやってきました居合道夏合宿!2008年以来3回目のNCIA居合道夏合宿がサンタクララでポカポカ天気の中開催される。メキシコ領事官のエンリケが東京滞在時にお世話になった警視庁居合道・逮捕術元師範の伊藤先生に今年も訪問・指導していただく(あの若さで、剣道・居合道ともに八段、まじすごいというか怖い。。。)。当のエンリケは仕事でメキシコ出張により不参加。お茶目な彼と先生とのやり取りが見れずとても残念だったものの、中身の濃い充実した3日間だった。例のごとく、金曜日から有給休暇を取り、全参加。
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全部で40人程度参加。NY、コロラド、ワシントン、LAとサンフランシスコ以外の地域からも参加がある。岸本先生や山崎先生に来ていただく全米キャンプ・トーナメントに比べ、参加者が少ない反面、より細かい指導を受けられるので参加者は非常にやりがいがあると喜んでいた。世界中から引き手あまたの伊藤先生に毎年わざわざ北カルフォルニアに来ていただき我々は本当に幸運である。その好意に応えるためにも、今年こそは少し進歩したところを見てもらおうと、他のメンバーと去年のノートを復習・練習、加えて演武のビデオを取り(ついでに剣道も)課題の明確化と練習をここ数ヶ月続けてくる。お昼ごはんを一緒に食べながら、
(先生)「今年はいいねぇ。力強いねぇ。」
(Atsu)「え、そうですか?(進歩したかな!?)」
(先生)「いやー、去年よりいい翻訳だよ、うん。」
(Atsu)「。。。」
その後、居合に関してアドバイスをお願いし、いろいろなポイント・今後の課題を教えていただいく。来年こそぐっと進歩してみたい。いやしなくては。翻訳だけじゃなく。。。
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実は去年と同じ人に通訳を頼んだものの、その人が急に来られなくなったので、急遽その場で通訳に任命され、3日間練習と翻訳を先生の横で行うことに。先生も指導の気合というのに精通されていて、クラスがちょっとだれてくると決まったように、わざと僕に「声が小さい!」「遅い!」「時間がないのに何やってんだ!」と怒号を飛ばしてくる(去年は女の子だったので出来ず。。。)。それでクラスがビッとなる。加えて、僕も練習と翻訳の同時進行で余裕がない分、先生の言ったことを動きも真似してガンガン翻訳していく。又、クラスの効率を上げるため自分なりにいろいろ工夫・提案してみる。まず、号令(Shugo、Chumoku、Taito)には、翻訳を待たず反応すること。キーワード(ひかがみ、腰、剣先、柄頭、気、攻め、残心、序破急、決め、隙、等)は事前に僕が翻訳したものを読み覚えておくこと。これらを書き出して壁に貼っておく。こうすることで、「前へ気攻めをしろ」とか「抜きつけでもっと序破急を」とか「隙を見せないように残心を示しながら納刀」とかの翻訳に手間取らないようにする。又、要約してしまいがちな翻訳であるが、論理的になるように文を構成し直すが、先生の言うことはなるべく漏らさず翻訳するいようにする。先生のちょっとした例え、状況説明が、どれだけ演武者の学びになるかは、自分もいつも感じるところなので。参加者から翻訳良かったよと何度も言われたので、なんとかお役目を果たした模様。

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これは、NCIAからの参加メンバーと先生との集合写真。3日間家から通うも朝から(朝7時出)晩まで(食事後夜11時着)で家族の顔も見る機会がない程詰めてやったので、これから数ヶ月は、家族中心に行かなくては怒られそうな雰囲気。それにしてもこれは毎回書くけれど日本にいたら会う機会のないような先生方と知り合い、その技・人間性・アプローチに触れることが出来、本当に幸運である。まだまだ、その技・理合を先生方や書籍から学び、研究・整理しつつ、その検証を稽古で行い、それを日々の生活でも活かしていく必要がある。先の長い、でもやりがいのある取り組みである。来年は、なんとか日本に上陸する機会を作り、先生にご挨拶に伺いたいものである。さて、夏のイベントもひと段落したので、2010年下半期、腰を据えて仕事に取り組まなくては。。。