Monday, December 29, 2008

Pacifica Beach (パシフィカビーチ)

最近運動できていなく体重が増えてきたので、気合で8時前に出社し、3時までに仕事を切り上げ、そのままサーフィンに行く。さすがに、ビーチで革靴・ジャケットからウェットに着替えていたらちょっと浮いていた。。。

練習していないので筋力も落ちパドルが遅い。さんざん波にもまれてもうくたくた。おまけにめちゃめちゃ寒い。でもダイエットの為にも日暮れ近くまで頑張る。少しは減量につながってくれればいいのだが。今日は、なかなかいい波はなかったけど、夕焼けがきれいだったし、おまけに沖で鯨が2・3度ジャンプしたのも見れた。

明日も、大晦日も仕事だけれど、午後は海につかりながら来年度の抱負を考えようとたくらんでいる。。。

Saturday, December 27, 2008

Economic Climate (経済の行方)

最近、食べ物ばかりだったので、仕事のことも。。。最近忙しくて、皆とサーフィン行ってないなあ。

ご存知のように今年7月に始まり、10月(?)にリーマンブラザーズ倒産で火がついた、世界同時金融危機。それに派生して、クライスラー・GM・フォードが倒産間際という状況のなか、世界同時不況がすぐそこまで迫っているようである。このような経済見通し不透明な中、北米では雇用調整(レイオフ=首切り)が始まっている。

本当にやばいのは、四半期かつ4-3月決算の日本と違い、半期かつ1-12月決算の欧米企業の数字が明るみに出る1月後半から2月半ば頃かもしれない。この頃には、欧米企業の損失状態が明るみになる。時価会計による差損(株式、不動産)、急激な為替変動による為替差損、需要収縮による売上げ減、これらが、雇用調整を推し進め、信用収縮(お金が借りられない)が個人まで広がる。すでにシティーバンクの個人向けクレジットカード金利が通常の7%くらいを16%くらいまで一方的に引きあげたられのがアメリカで話題になっている(つまり個人が気軽に買い物が出来なくなる)。

グローバルでビジネスをしている今の会社は、特に新興地域(アジア・中国・中近東)で成長していたようだ。これらの地域は、アメリカにものを輸出することで儲け、それが個人消費に還元されていた(つまり当社商品・サービスを購入してくれた)。

アメリカにいると、「なんでこの人たち、クレジットで借金しまくってまで、こんなにたくさんもの買うんだろう?」と思う場面に出くわす。日本人だからなのか、「借りたものは返す」という前提に立つと借金にたいするいくらかのプレッシャーを感じ、買いまくれない。しかし、アメリカでは、もうテレビから雑誌からじゃんじゃか「借金してください、簡単ですよ」のメッセージがあふれ、人々も旺盛な物欲を借金で満たしている。結局これが、最近の世界経済を引っ張ってきたんだなあと思ったりする。その購買欲が、スローダウンしてきている。感謝祭とクリスマスで垣間見た、デパートによる値引き合戦はすさまじいものだった。在庫を吐いて、キャッシュフローは改善されるが(倒産しないためにはこれ一番重要)、結局利益率の低下による経営内容の悪化は避けられらないだろう。昨日行ったショッピングモールでは、全米で展開しているデパートの「Mervin's」が店じまいセール。売り場の棚まで売っていた光景は結構異様だった。

このような状況で、アメリカの購買力減速の影響が世界に反映しそれが自分のいる企業に跳ね返ってくるのは、3月末(end of 1st quarter)と6月末(end of 2nd quarter)の経営陣による経営内容のレビュー時だと思う。そこでさらなる雇用調整が起こると自分は見ている。

すでに組織改変と雇用調整のミックスしたもの(大幅な組織変更と数百人規模でのレイオフ)が発表され先手を打とうとしている当社の経営陣は手堅いと思う。しかし、こういう構造不況を実感として理解して、そのためにはビジネスに直結する価値創造、またコスト感覚を鋭くしたオペレーション施行等を即実行しなくては、チームとしても個人としても死活問題(つまり、雇用調整が加速した時、自分のしていることは会社の戦略に合致しているか、している場合他に比べてパフォーマンスをだしているか、が生き残りの指標)だと考えている人はまだ自分のいるオフィスには少ないようである。16人いる自分のチーム(技術者・サポート・営業)では、プロセス化・オートメーション化・チーム個人目標設定最適化・成果物の明確化等を過去2年間やってきた。回りの環境が当初予定より加速度化しているので、先週やった個人の成績考課面談の際に、僕なりの状況把握、対応策、スケジュールを説明してみた。少数ではあるがこの状況で文句しか言えない人がいたが、もうそういう人たちを甘やかしている時間も余裕もないので、やる気と成果のみを評価軸として、全速前進しかないだろうなと考えさせられた面談だった。

中期的に自分のポジションにも手を打って発展させていかなくてはいけないけれど(戦略にフィットした新たな技術プラットフォームをマネージするか、専門のビジネス開発であたらなポジションを探すかなど)、まずは2009年に入り次第、今のチームをより大きなチームに移行し、それぞれ価値を創造できるポジションへ着陸させる手筈を整えなくてはいけない。次に、より大きなチーム全体でのコストダウン・能率アップを提案・実現していく必要がある。ということで、2009年はかなり激動かなと思う。オフィス内の政治にもアンテナを張って、チーム・個人で価値を出し、またそれをアピールしていく。年末ゆっくり休んで、本を読んでエネルギーを充電し、提案・プロジェクト計画を練り込み、1月から走るという感じか。

なるようになるだろうと思うけれど、出来る限りのことをして、慌てず状況を冷静に見据えて行きたいと思う。このような時こそ、剣道・居合道・呼吸の練習を通して、心身の鍛錬とリラックスを維持していけたらなあと思う。

ところで、日本も不況突入を前に大変になると思う。だけど今のマスコミの騒ぎ方(オンラインでいろいろ新聞やTVの動向を見る限り)を見ると、もう少し日本以外の国(アメリカ、中国、韓国、インド、アジア、ヨーロッパ)の現地で感じられる現状(バブル崩壊度がすごくかなりやぱい状況。。。)を正確に国民に伝え、日本の消極面だけでなく、積極面もバランス良く伝えていったほうが建設的なような気がする。ネガティブな人を引っ張っていくの本当に大変だもの(エネルギー吸い取られるし)。。。

唯一、この難しい時期に起こるポジティブな面は(自分が雇用されていなくては元も子もないが。。。)、2001年のITバブル崩壊時と同じく、人々の移動が始まる。つまり、価格が高いベイエリアから人が引越し始める。そうすると、個人間での中古品市場・情報提供がいきわたっているベイエリアでは(クレイグズリスト:http://sfbay.craigslist.org/)、お得な中古品(新品同様だったりする)が出始める。これから数ヶ月、クレイグズリストももりあがるんだろう。チェックしなくては。

アメリカ・シリコンバレーからの感想でした。

Italian Pasta (イタリアンパスタへの道)

僕がイタリアンピザの研究をしている間に、アニーはパスタについて研究。イタリアで手にいれた料理本3冊とネットを元に、イタリアでの味を再現しようとしていた。

サンフランシスコにはノースビーチというイタリア街があるけど、あんまり値段・味ともにいける店はないというのが僕の印象。しかし、以前住んでいたロシアンヒルにある「ノブヒルカフェ」は地元の人でにぎわうお値打ちかつおいしいイタリア料理屋さん。そこで出るパスタは、ボリューム・味とも本当においしい。

これは、ノブヒルカフェのウオッカ風味のトマトベースアラビアータ。ガーリック風味にピリッとした唐辛子、ベーコンとトマトの深みのあるソースであえた固めのスパゲティーはおいしい。アニーは、このソースの再現に成功し(本当に全く同じレベルでびっくりする)、家でも食べれるようになった。
**********
これも、ノブヒルカフェのフェテチーニ・アル・ペスト。固めのフェテチーニに、ガーリックとバジルが効いたソースがからみ、とにかくすごくおいしい。このレストランでは、必ず頼んでしまう自分。この再現はちょっと難しいかなと思いきや、これまたアニーが家でソースを再現。アニーの舌の感覚と料理技術には結構感動する。
**********
この研究結果として家でステーキ&パスタを作るとのこと。せっかくなので、サンフランシスコのノエバレーにある手作りパスタのお店に昼休みに繰り出し、手作り生パスタを購入。アニーのノブヒルカフェ風ペストソースでパスタを絡ませ、隠しておいたマッカラン12年のウイスキーを見つけ出されそのベースで作ったステーキソース、やわらか味のベジタブル。家で焼いたパンと共に、大成功。かなり豪華な食事に。。。
**********
そして、この締めくくりには、自家製パスタだよねと二人で話していた。前回手で伸ばして厚さが均一にならなく失敗したので、お手ごろなパスタマシーンを探していたのだけれど、なかなかいいのが見つからない。
そんな時、以前アニーがイタリア製のマシンを持っているけど、洗ったら錆びて壊れてもう使えないと言っていたのを思い出した。機械に弱いアニーのことだから洗ったあと組み立て間違っているんじゃないかなと思いチェックすることに。思った通り。。。全部分解して、錆びをとって、全体構造を自分なりに理解してみると以前の組み立て方におかしな点が。。。再度、自分なりに組み立て直し、オリーブオイルと小麦粉で汚れを取る。動く動く。料理器具等におけるイタリアの伝統的デザインは、機能性を追求しているので、シンプルかつ壊れにくいのだと思う。5時間くらいかかったけど、満足・満足。
**********
さっそく、このマシンを使って、パスタを作る。1回目はちょっと固めだったので、2回目は、卵とオリーブオイルを少々多めにして生地をつくり、お好みの太さにカット。フェテチーニとエンジェルヘアーを試作。これを、さっと1分くらいでゆで、トマトベースのソースで絡ませて食べる。うーん、やっぱりパスタがおいしい。。。
今回、パスタが柔らかくてくっつきやすかったので、次回は平たく伸ばした後、すこし乾かしてから、カットしようと思う。パスタ作りも一人で出来るようになったので、これからちょくちょく作ろうと思う。次回は、是非アニーのペストソースと組み合わせたい。

Friday, December 26, 2008

Italian Pizza (イタリアンピザへの道)

料理研究家であるアニーがピザを生地から作ってたりしていたので、ピザーラが好きな自分は、あれのせよう、これのせようと勝手にトッピングを投げ入れ、すぐボリューム満点ピザになってしまっていた(以下の写真。おいしいけどね)。

今回、イタリアへのグルメの旅(主目的はビジネスだけど。。。)へ行くにあたり、本場はどうなのだろうと興味津々。
**********
前回書いたように、イタリアのピザは、生地のおいしさとさっぱりしたトッピングが特徴。アニーも僕も、アメリカ風ボリューム満点からイタリア風クリスピーピザへ方針転換して、再現に向け始動。

あまり考えず、薄めのナポリターナ(トマトソースとアンチョビとガーリック)、それに手作りパスタを作る。パスタは、厚さが一定せずラーメンみたいに。。。ピザはおいしいんだけど、生地の焼き具合が今一歩ぱりっとこない。
**********
イタリア系アメリカ人のピーターに相談すると、「それは、僕持っているけど、ピザ・ストーン(石釜をオーブン内で再現)で焼かなきゃだめだね。」とアドバイスしてくれる。調べると80ドルくらいでオーブンの中に入れるピザストーンが売られていた。しかし、「研究経費としても、ちょっと高いなあ」と思っていると、全く同じ材質で格安の方法があることをネットで発見。ピザストーンと同じ陶磁器の材質のタイルが売っているHomeDepot(建材屋)へ行き、購入。5ドルなり。

そして焼きもぱりっといい!ちなみに下の写真は、アンチョビ、サラミ、卵、とカプリチョーザ風。生地がちょっと厚めでドライだけど、ローマのあの味まで近い!
**********
しかし、金属のトレイで焼いていた場合は、そのままオーブンに入れられたけれども、石の場合は、トレイから石へやわらかいピザをスライドさせなくてはいけない。特に、生地をうすーく伸ばして、その上にトマトピュレーを伸ばすしトッピングをのせると、金属トレイ上ではこのスライドがかなり難しくなる。スライドが失敗すると以下のようになる。いろいろ調べると、本場では木のべらでスライドさせる。クッキング専門店に行くと、ただのべらなのに、40ドルくらいする。、「研究経費としても、ちょっと高いなあ」と思った自分は、もちろん、目測で形と厚さを覚えてそこを去る。。。
**********
いつものパターン。同じ材質の板をHomeDepotで購入し、カットして作成。15ドルなり。金額だけでなく、作ること自体が楽しく達成感があるので、ついHomeDeptへいってしまう自分。 使い勝手良好。
**********
すべて道具・手順を揃え、アニーの助けもかりて、生地のレシピを改良し(小麦粉・オリーブオイルの調合具合)、再度挑戦。以下が最新作。うん、ローマで食べた味に近い!これからは、一人でもちょくちょく作ろうと思う。
ピザ創作熱も一段落、次は。。。手作りパスタかな。

Saturday, November 29, 2008

Italy Trip - Food (イタリア旅行-食べ歩き編)

ローマでは、観光よりも食べ歩きに焦点を置く。限られた時間であったけれど、料理研究家のアニーの地元の人が行くところというテーマで探索。気さくなタクシーの運転手にどこがおいしいか聞いたら、家だねと軽くあしらわれる。実際、値段が高いので、レストラン利用は主に旅行者用みたいである。

まずは、到着当日のお昼、ホテルの近くのピッゼリアのAG。ここのマルゲリータとフェテチーニアルフレードは、お値打ちですごくおいしかった。パスタはもちろん少し固めのアルデンテで出てきた。中華なべに盛られて出てきたのにはちょっとびっくりしたけど。
**********
フォロロマーノ近くのカフェで朝食。ナスのトマト煮とチーズのサンドイッチにカプチーノ。イタリアで安くておいしいのは、サンドイッチとコーヒー。ところで、コーヒーと頼むと小さいカップにエスプレッソが出てくるのがイタリア式。
**********
一人また一人と同僚がローマ入りし、2日目の夜、ホテルの近くのリストランテ、Maturaで夕食。うん、これは高かった。。。雰囲気あるけどね。料理は、ハイエンドのイタリア料理で、特に手作りスパゲッティが本当においしく、触発されたアニーは、現在手作りスパゲッティーの研究中。この前、パスタ機がないので、僕が手で伸ばして切ったら、厚さにムラがでて、中華そばみたいな歯ごたえになってしまった。
**********
出張中に僕の誕生日があった。目をつけておいた、ピザ・ビールのお店、グラッツェに行く。アンチョビがのった、うす生地のナポリターナは、絶品だった。このピザの家での再現に今奮闘中。

いっしょに頼んだペンネアラビアータはまあまあ。やっぱりピザ屋ではピザを頼もう。

手作りプリン。うん、これもおいしかった。こういう庶民的な店は落ち着くね。財布食べている気がしないし。
**********
毎朝ホテルのすぐ近くにあるカフェで朝ごはんを食べるのが常だった。ここのカプチーノとサンドイッチはフレッシュでとてもおいしい。合わせて、5ユーロくらい?
**********
イタリア風天ぷら(フリッター)を出すピッゼリアのエスト・エスト・エスト。観光客の行列でにぎわっていた。まずは、パスタポモドーロ(トマトソース)。まあまあ。
お気に入り、アンチョビピザのナポリターナ。 まあまあ。

そして、フリッターの盛り合わせ。日本の天ぷらの方がおいしいけど、結構いける。一番おいしかったのは、ご飯とチーズが混ざった(リゾットみたいな感じ)ものをコロッケにして揚げたやつ。
**********
セルフサービスで頼める、AutoGrill。アニーの研究としていろいろな種類を頼めてよかった。
これは、ポークにプロシュート(ハム)を載せ白ワインで炒めたもの。おいしい。

おいしそうなのまとめて取ってくる。頼むと目の前で料理してくれる。ポテト、パスタ、リゾット、サラダ、ブルスケッタ、カマンベールチーズ、ローストチキン。一番おいしかったのは、リゾットとローストチキン。レモン風味でローストしたあのチキンは、是非家でも作ってみたい。
**********
この外にも、パスタ専門店のパスタリートでニョッキ(ジャガイモ団子)とカルボナーラ、田舎風イタリアレストランのフルヴィマリで牛の胃のトマト煮(これすごくおいしい)とパスタポモドーロ、学生街にあるマリオスで定食(チキンとポークがメイン、サブにペンネアラビアータとパスタポモドーロ)を食べたり、ジェラート(シャーベット)専門店でジェラートを味見したり、スーパーで地元の人が買うプロシュートとチーズと焼きたてパンを買ってサンドイッチにしたり、アニーの興味が赴くままに、探索する。
サンフランシスコに帰ってきてからは、僕はピザの研究。もう既に、10枚以上は焼いているけどまだあの味が出ない。。。イタリア系アメリカ人にいろいろレシピ聞いたり、サンフランシスコでおいしいといわれているイタリア料理屋に行ったりと、イタリア熱はまだ冷めず。
今度チャンスがあれば、是非、みんなを連れてフィンランド・ヘルシンキとかに行きたいなと思う。

Friday, November 28, 2008

Italy Trip - Sightseeing (イタリア旅行-観光編)

10月の終わりにイタリア出張が入る。今回は、ヨーロッパに行ったことがないアニーを連れて行くことに。4日働き、前後の週末を観光・食べ歩きにあてる。ローマは、学生時代にバックパックで1ヶ月程度、ヨーロッパをさまよった時以来。その時に比べて、あんまり変わっていないのがローマたる所以か。

まずは、「ローマの休日」で言わずと知れた真実の口。あれいい映画だね。
**********
今回の出張の目的は、パートナー向けのゲーム戦略会議。ローマ市街が見下ろせる、小高い丘にある会議場で2日間にわたり、会議が開かれる。会議での情報収集、展示会での説明、そしてパートナーとの交流がメイン。向こうに見えるのが、世界最大の教会、バチカン王国、サン・ピエドロ教会。バックパック当時に比べて、タクシーに乗れるので助かる。。。
**********
会議初日の夜は、パートナーを呼んだディナーパーティーが、歴史的建造物兼パーティ会場であるお城で開かれる。この後、ローマでも歴史的な集中豪雨が訪れ、屋上でのカクテルパーティーは、テントが吹き飛ばされそうになり皆急遽避難。一階でのディナーは、なんとか豪雨が収まったので遂行する。その後、皆飲み会へ流れる。西洋人は、よく飲む。次の日仕事だし、ホテルへ帰ろうかと思ったけど、この際なので、残って横の交流を深めることに。なんとか2次会も無事終了。
**********
ローマに現存する歴史的建造物では一番保存状態がいいパンテオン。中には、あの巨匠、ラファエロのお墓があった。
**********
中央駅周辺をレストランを探して歩いている時に大きな教会があったので、入ってみると、そこにはなんと、イエスキリストが生まれた馬のかいば桶の木片が収められていた。すごい。。。
**********
ダウンタウンだけれどもそれほど高くないきれいなホテル、ユーロインターナショナル。近くにスーパーあるし、レストランや地下鉄の駅もある便利なところ。部屋からの景色。ローマの町並みは淡いオレンジ・ピンク色。
**********
ローマで一番にぎわっている青空市。野菜とチーズとスパイスの露天が一番にぎわっていた。ローマで気付いたのは、デニーズとかセブンイレブンとかマクドナルドとか、アメリカからのジャンクフードビジネスが皆無。そこらへんのカフェやお店でサンドイッチとか買うと、明らかに、その日に手作りで作られたものばかり。イタリアは、自然食が中心の健康な食生活のように思われた。
**********
やはりローマに来たからには、バチカン。サン・ピエドロ教会、美術館、その周辺を見学。かの有名なミケランジェロの天井画は、もうすごい迫力だった。まる一日見て回る価値あり。
**********
お決まりだが、コロッセオにも足を伸ばす。ホテルから歩いていけるので簡単。昔と一緒。何があるってわけではないが、お決まりコース。
**********
そして、その隣にあるフォロ・ロマーノ。ローマもよく頑張ってこういう遺跡をダウンタウンに残してるねと思う。まあ、ローマは観光で成り立っている街だから、何よりも歴史的建造物の保存が優先であるようだ。ところで、コロッセオで使用した入場券でこちらも入れると後から聞いてびっくり。どこにもそんなこと書いてない。不親切だね。結構ローマの観光場所の入場券は高いし。皆さん気をつけよう。

Japan Trip (日本出張)

10月始めに東京ゲームショウとビサの更新を合わせて日本出張が入る。ゲームパブリッシャー、ゲームデベロッパー、ライセンスホルダー、その他世界各地から集まってきている同組織の人達と、幕張及び都内で会議をこなしつつ、アメリカ大使館にビサ面接に行く。世界でのテロ発生を受けて、大使館前の警戒態勢は、とても厳しかった。

仕事を4日くらいでこなした後、パスポートが戻ってくるまで日本待機のため、週末を利用して久しぶりの東京探索。まずは、青山にある岡本太郎さんの記念館に久しぶり再訪。彼の生き方・思想は、とても自分に合っていて、ずっと助けてもらってきている。川崎、生田緑地に、岡本太郎美術館があり、そちらもとてもすばらしい。東京へ戻る時は、必ずどちらかに行くようにしている。ここ入り口。
**********
庭でたたずんでいる彫刻。線の勢いとやわらかさが気持ちをやわらげ・元気つけてくれるね。
**********
ここは、アトリエ。今さっきまで、太郎さんが絵を書いていたような、そんな雰囲気が伝わってくる、記念館で一番好きな空間。書きかけの絵画が所狭しと並んでいる。
**********
応接間。今は亡き、敏子さんの写真も飾ってあった。彼女の最後の仕事が、メキシコで発見された巨大壁画「太陽の神話」の修復。前々回の出張でたまたま汐留に泊まっていて、テレビ局前を歩いていた時、偶然その野外展示に出くわし呆然としたのが記憶に新しい。あの時取った写真はどこいったかな?修復された現物は、渋谷駅構内にすでに永久展示がされているはず。次回出張は絶対渋谷へ行かなくては。
**********
せっかく青山に来たので、大好きな表参道をてくてく歩いて、明治神宮にお参りに行く。生きて活動できていることに感謝をささげ、家族・友達・社会みんなが元気に頑張れるようにお祈りしてきました。神社は、緑あり、静かでいいね。伊勢神宮と出雲大社にいつかお参りにしてみたい。因みに、府中の大国魂神社にも今回お参りに行く。

Tuesday, November 25, 2008

SF Kendo Tournament (サンフランシスコ剣道大会)

またまた、大変ご無沙汰してます。出張、組織改変、そして世界同時金融危機を受けた職場体制変更、もう毎日めまぐるしく回ってます。こんな時こそ、剣道・居合道で学んできた胆力・呼吸力で平然としているべきところ、ちょっとへこんでいる状態。そんな時に、サンフランシスコ剣道道場50周年を記念し北カルフォルニア全域から選手を集め大会が行われたので、サポート目的及び気晴らしに参加。。。

いつものように審判として参加。最近審判をしていなかったため、反対側からの小手や合い面の判断、これに加え、会場使用時間の制限から、判定をしなくてはいけなく、とても難しい審判に午前中だけでくたくた。でもベストを尽くして、出来る限り公正な審判を行う。上半身は強くても下半身がついてこない高齢者の審判がとても難しい。剣道は、当たるだけではなく、刃筋や打突部、そして適正な姿勢が「切る」を仮定した有効打突の指標なので、手先で「ボコッ」とか当たっても、「本当に切れているのか」という観点も必要で、それでもかなりの強度な場合は致命傷な訳で、ここら辺の判断はいつも以上に難しかった。
**********
午後になり、有段者四段以上個人の部に参加。前日に、ストレス解消もかねて、大波の中3時間以上サーフィンをしていたので、筋肉痛プラス体が重い。疲れているし、勝てる気もしない。後悔しないためにも、「姿勢・息・心は崩さない」、「居つかないように、前後左右にすべるように動く」、「正々堂々」、「でも気は絶対抜かない」、など試合っぽくない心構えでいくことに決定。

打ち気全く無しが功を奏したのか、結構順調に勝ち上がる。あれっと思っているうちに決勝戦まで残ることに。
**********
終わってみれば、有段者四段以上個人の部と有段者団体の部の両方でバークレーとして優勝。なんかとてもラッキーな感じ。朝とてもつらいので、一瞬さぼっちゃおうかななんて思ったけど、行って良かった。
**********
今回、京都からわざわざこの大会に来ていただいた剣道範士八段楢崎先生。後日サンフランシスコ道場で練習をお願いしたところ、本当に全身が自然体で気を発している感じ。そんなに剣や体を動かさないのに、バシバシ決まる。自然な剣道だなあと並んでいる時に見入っていた。練習の後に、ご挨拶に行く。話をすると、本当におおらかな、えばらない、ジョーク連発のすばらしい先生だった。先生の受け流し、出小手、抜き胴、これは眼に焼きついているので、これから練習。
**********
楢崎先生と共にいらっしゃった剣道七段、居合道範士八段の森田先生。居合の演武の時、すごい迫力とその音無しの足捌きがすごかった。剣道でも稽古をつけてもらった。体の軸を崩さないまま、道場をアメンボみたいにすーっすーっと移動して、あらゆる技を出す。うわーっと言う感じ。練習の後皆でビールを飲んでいる時、余興としてハーモニカ取り出し、「故郷(ふるさと)」を演奏、まさにエンターテイナー。楢崎先生と僕ら一同は一緒に歌う。日本の唱歌はいいなあと思った。今回は居合道の練習に加われなく残念。
**********
両先生とも人間としてかっこいい。僕も、ああいうおおらかな、剣道家・居合道家・武道家でありたいと思う。最近、伊藤先生、島野先生、寺地先生と、スカッとかっこいい剣道・居合道の先生に教えを受ける機会に恵まれ本当にラッキーである。 サンフランシスコにいる利点かな。

Friday, October 17, 2008

Lassen National Park Hike(ラッセン国立公園ハイク)

またまたはまっていてアップできず。でも日々頑張ってます。出張やプロジェクトの合間をぬって、夏場恒例のバックパッキング。山男であるピーターが全て準備(ルート計画・食料調達)。

今回は、ヨセミテエリア、エミグラントエリアなど天候等検討した結果、ラッセン国立公園に行くことに決定。参加メンバーは、金曜の有給休暇を取り、木曜午後3時頃にサンフランシスコのオフィスを出発。5時間ドライブの後、ラッセン公園に入る。明るい月夜のなかヘッドランプをつけて3時間キャンプ地まで夜間ハイキング。

金曜朝から本格的にハイキングに入る。テント、寝袋、食べ物、全て背負うので結構重い。水は、いく先々でフィルターを使い、湖や川で補給。山の奥へ入るほど、水がおいしくなるを毎回実感。写真は、インド出身グニートとベラルーシ出身イゴール。
**********
初日の昼食・水補給の場所。とても静か。

**********

テントのセットアップ。1テント2人使用。

**********

ラッセンは、火山活動が盛んだった地域なので、写真のような火山による砂丘が一面に広がった所やラバ(溶岩)が数キロ四方にわたり広がった所を延々を歩いていった。

**********

ハイキングに行くと夜は早く就寝し、朝早く起きる。これは、最後の日、湖の近くでキャンプした時に、朝早く起きて、日の出を見たところ。鴨が朝から騒がしく楽しそうにあっちへ飛んだりこっちへ飛んだりしていた。

この後、昼には、ラッセンを出発。夕方6時くらいにはサンフランシスコ入りしたので、ゆっくり休んで、月曜の出社に備える。バックパッキング自体楽しかったが、仕事や仕事以外のことをゆっくり話せて、いいチームワークビルディングにもなった。今年は、雪が降る前に、もう一度どこかへ行こうかとピーターと話している。日本で渓流竿を買ってきたのでそれが使えるところがいい。因みに、日本の渓流竿をチームの皆に見せたら、その軽さ、長さ、優美さ、にびっくりしていた。