Friday, April 24, 2009

Self Encouragement 1 (元気のもらい方 1)

いやー、日々自分で自分を鼓舞して頑張るタイプだけど、ちょくちょく予想外の爆弾を投下されへこまされる自分は、「これもいい修行だよ。。。」とぶつぶつ言いつつ少しづつ前へ進むけど、時にはかなりの風圧に立ち止まり、休憩・エネルギー補給をする。大体のパターンとして、 1)書く、2)家族や友人と話す、3)読む、の流れ。これからもいろいろ工夫していこうと思うけど、おもしろいものやいいものは紹介していけたらと思う。もし他にあったら是非教えてね。いいことはみんなで分かち合おう!

今回は笑えるでもかなりナイスな「褒めちぎってくれるウェブサイト」。ビートもいいけれど、こんなツールをひとつとっても言葉が人に与える威力を感じれずにはいれない。

http://kakula.jp/homeSalon/

仕事の上でも、人を褒めて気持ちよく一緒に仕事をやってもらうことが、いかにマネージャーとして大切なことか考えさせられたね。

このサイトはジョークでやっているとはいえ、ITの技術を使って、人の気持ちを癒し積極的な方面を導いてくれるようなサービスは、これからいろいろな切り口で出てくるし、社会に貢献するものだと思う。これから5-10年は、マスメディアの悲観を、このようなネットサイドが積極方面へ引っ張り戻し、全体のバランスを取る役割をしていくのではないだろうか。

時間のある時に試してみて頂戴。つい微笑みが出て、気持ちがぐっと明るくなるはず!

Wednesday, April 22, 2009

North South Kendo Tournament(南北剣道大会)

毎年恒例の南北カルフォルニア剣道連盟の交流イベントとして南北剣道大会がサンタクララで開かれる。一年毎に、ロサンゼルス付近とサンフランシスコ付近で交互に開催される。南カルフォルニアの剣道はとても強く、USナショナルチームは男女とも、多くの南カルフォルニア剣士で構成されるため、試合としてはとても勉強になる。今回はバークレーが運営の一部を担っていた為、北カルフォルニアを代表して産賀さんと僕とで、日本剣道形十本を演武する。


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日本剣道形に関しては、宮田先生に毎週指導していただいているおかげで、礼法・形と間違うことなく、充実した気勢をもって終始演武することが出来た(ビデオで検証するとまだまだだめなところがたくさんあったけど)。日本剣道形には、先人が残した剣のエッセンスがあると僕は思う。古流の組立ちの研究と共に、日本剣道形も自分なりの解釈と表現をもって進歩させ、演武に終わらず、実際の稽古でこのエッセンスを検証するのが現在の稽古の目標の一つ。
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午前中は子供達から四段以下の試合の審判。今回は上段や二刀がいたので、審判も難しく大変勉強になった。審判の判定基準についてはいつも悩むところだが、警視庁の先生の教えや文献を研究した上で現在の自分の基準は実戦での致命傷を考慮することにしている。つまり、

-充実している(気持ちが前に出ている)相手へは、強く且つきれいに切らないと致命傷にはならない
-虚をつかれた(技を返されたり、起こりを捉えられたり、すかされたり、居ついたり)相手へは、軽くてもきれいに切っていれば致命傷になる
-引き技は、後ろに引く分、致命傷になりにくいので、相手の虚をついて(崩して)、強く且つきれいに切っていれば、致命傷。相手が充実している(崩れていない)場合は、相当強く且つきれいに切らないと致命傷にならない。

でも実際、微妙な判断で苦労しているので、伊藤先生にお手紙を書くか、恒例夏の合宿で太田先生へまとめて質問して研究を深めていこうと思っている。

試合の方は、個人戦として五段以上の部、団体戦として南北対抗戦大人の部(北カルフォルニアチーム大将)、に参加。個人戦は、現在目標としている剣道(切られずに切る)で行く。スピードと瞬発力ではなく、全体的な流れの中で相手の虚を見出して攻めるような気持ちで試合に臨む。実際はなかなかうまくいかなく苦労したけれど、あえてこういう本番で試した方が練習になるしね。団体戦は、勝ちに行かなければいけないので、個人選よりもよりスピード感を持って、いろいろな技も出していく。
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スピードと瞬発力が勝っている試合系の剣道に対して、いかに自分が考えている剣道を堅持し、そして負けないかを達成するかは今の自分のレベルではまだ難しく、なかなか簡単に成果は上がらない(だから練習し甲斐があるといえるが。。。)。今後とも、剣道の練習にとどまらず、広く居合道や合気道からもいろいろ学び、もっとしっかりした自分の剣道を掴んで行きたい。

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試合結果は、団体戦は、南カルフォルニアチームの気迫を前に、完敗。大将戦は、お互い一本も入らず引き分け。ああいう手堅い相手から一本を先取できなくてはいけない。個人戦五段以上の部では、参加者が少なくぼたもち的に三位になる。試合後、ロサンゼルスの四海先生(すばらしい技術と人格をもったかっこいい剣士)にいろいろアドバイスをいただく。技術も精神力ももっと向上させなくてはと反省。。。トロフィーだけでもなんなのでミニミー君と一緒に。
今花粉症でちょっと体力消耗中ではあるものの、早朝の素振りを再開しなくては、今までいろいろ教わってきている先生に申し訳ない気がしてきた。。。

Tuesday, April 21, 2009

Californian Brrito(カルフォルニアのブリトー)

久しぶりにランチとしてメキシコ料理店へ行ってブリトーを買ってくる。カリフォルニアは、メキシコから来ている人が多くて、おいしいメキシコ料理がお得な値段で食べられる。特に、カルフォルニアのブリトーの大きさといったらアメリカでも有名。支え無しで直立してしまう。。。
これはチキンアサードブリトー(ライス、ビーン、チキン、サルサ)で6ドル(600円)。すごくお腹一杯になるお得なランチ。コーラの横で如何に大きいかがわかると思う。やはり食に関する限り、アメリカンサイズは健康のためにも二人で一つを分けた方がいいね。

Monday, April 20, 2009

Friday Surfing(金曜サーフィン)

もう数ヶ月海に入っていない。北カルフォルニアのサーファーは年中無休なので(冬なんか極寒だけどたくさんの人)、数週間のブランクは永遠のように感じる。同僚のサーファーギャルのステイシーと話して、金曜日の早朝出社・夕方サーフィンを企画(もう一人のスタメンのジェ二ファーは休暇中)。なんとか仕事を切り上げて、4時頃から海に一緒に入る。夏時間なので8時頃まで明るいし、そのうち9時頃まで明るくなる。

この日はお天気が良く気持ちが良かった。でも、数ヶ月のブランクで、パドルは遅いし、テイクオフもままならない。ステイシーがガンガン乗っているのを横目に、なんとか一本テイクオフしただけ。やっぱり継続しないとだめ。夏に向けてもう少し海に入る回数を増やそうかなと思う。これから仕事がちょっと忙しくなってくるので、段取りを良くして、タスクも早め早めにこなしつつ、海へもスカッと1時間だけとかいう風に工夫して行きたいと思う。

Golden Gate Park(ゴールデンゲート公園)

リトルモンスター君も大きくなり、週末は家から5分くらいのゴールデンゲート公園やプレシディオ公園に散歩やピクニックに行く。この日はゴールデンゲート公園内のフラワー博物館の前の広場でピクニックをすることに。ゴールデンゲート公園は、かなり大きくて、博物館や美術館、庭園や植物園、コンサート会場などいろいろあって、年中イベントが行われている。BBQも出来るしね。これから夏にかけて、いろいろな野外イベントがあるので面白そうである。
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ひろびろとしていて府中の野川公園みたいな感じ。ローラーブレードをやっている人や自転車でサイクリングしている人とかいてリラックスした雰囲気。この日は、アニーの手作りのサンドイッチ(パンも焼きたて)とミルクティーをもってぶらぶら。何枚か写真をとってお昼を食べた後は、買い物へ。
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今桜の季節なので、次の週にゴールデンゲート公園内のジャパンガーデンへ桜を見に行く予定。でもこのジャパンガーデンは、ちょっと中国っぽい感じがあるいんちきジャパンガーデンだけどね。本当の日本庭園は、サラトガにある箱根ガーデンだね(http://www.hakone.com/)。これは、戦前から保存されていて本当に落ち着く場所。お茶の教室も開かれているらしい。ちょっと遠いので通えないけど、いい季節なのでまた訪問しようと思う。

Friday, April 17, 2009

Pazzia(パッツィア)

久しぶりにイタリアネタ。最近おいしいピザ食べてないしね。ということで繰り出すことに。でもアメリカではローマ風の薄いピザはなかなか見つからない。そこでよく自分で焼くのだけれど、何件かお勧めスポットが実はある。以前にも書いたように、イタリア街のノースビーチはいいところもあるが当たり外れが大きいので、ピーターおすすめのSOMAにある「Pazzia」に行こうということになり(キミトの奥さんのマイコからも進められて何度か行ったことあるけど)、昼休みにグニートとピーターで繰り出す。3rdStとFolsomeの辺。
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ここ「Pazzia」は、ディナーは高いけれどランチはまあまあだったりする。でも久しぶりに行ったら値上げしていた(痛い。。。)。結構大き目のピザが大体12-13ドル。皆で仲良く、ナポリターナ、カプリチョーザ、ソーセージを分けて食べる。イタリア系アメリカ人のピーターによると、他にもノースビーチでは「Losteria」、ミッションでは「Delfina」が超おすすめとのこと。味覚と金銭感覚がまともなピーターのお勧めなのでアニーと両方ともいかなくちゃねと話している。

Shalimar (シャリマー)

先週、どうしても我慢できなく、昼休みに、数ヶ月ぶりにインド料理店「シャリマー」に行く。それも一人で。。。サーフィン友達のキミトからずっと前に教えてもらって以来、この本物っぽい味に魅了されよく行っていた。店内がきれいな感じじゃないのでアメリカ人には受けないけれど、インド人のグニートを連れて行ったら、その本物加減にびっくりしていた。でも最近忙しくて行けていなかった。

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一番おいしいと思うコンボ。ラム肉(全然臭くなくやわらかい)のカレーと、インドライスと、ガーリックナン。もうすごくおいしい。グニートもいつもこのコンビを頼んでいた。ちょっと一人分としては多かったけれど、12ドルでこれだけなら、結構お得。サンフランシスコでインド料理を食べるなら、ちょっと怪しいエリアだけれども(JonesStとOfarrellの辺り)、かなりお勧めスポット。

Thursday, April 16, 2009

Dolares Park (ドラレス公園)

今日は、荷物がちょっと多かった。バック、会議資料、調査資料、関連本、剣道着、演武刀2本。オフィスに着いて、さて仕事と思ったところ、ラップトップコンピューターを忘れたことに気付く。午前中は資料整理と戦略策定に特化して、昼休みを使ってコンピューターを取りに行こうと考えてアニーに連絡すると買い物に出かけるとのこと。ついでに持ってきてもらうことに。せっかくなので、いつもピーターから聞いていたミッション街にあるフィリーチーズステーキの専門店(PhatPhilly)へ一緒に昼食に向かう。持ち帰りで頼んだ後、近場で有名なドラレス公園に行く。夏はここも日向ぼっこする人で完全に埋まるんだよね。近くに駐車もできるし、広々しているので、昼食には最適。向こうに見えるレンガ色のビルがオフィスの辺。ビル街はサンフランシスコダウンタウン。
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サンドイッチ片手に芝生の上に陣取る。もちろん、リトルモンスター君も一緒に。忘れ物のおかげで、暖かい日差しの中、そよ風に吹かれつつ、ゆっくり景色を眺めながら昼食を取ることが出来た。なんか得した気分。。。

Tuesday, April 14, 2009

Body Control (体捌き)

仕事の合間に、剣道と居合道を研究しているのだけれど、最近「体捌き」について、広くは「足捌き」や「構え」について考えている。剣道の試合はやったことある人は分かるように、かなり直線的で、ポイント制になりつつあり、当たっても切れているのか、打突部をかわしても体はよけきれているのか、とか疑問は小学生の時に始めた時からあった。学生の頃は、チームを代表しているわけだし、「試合」で効率的に勝つことが必要だったが、今30代後半になり、40代・50代・60代を見越して、何を学びたいかと考えると、明らかに試合で勝つことではない。試合で勝てればそれに越したことはないし、通用するべきだと思うけど、それはあくまで過程で起こることであり、目標は今の僕にとっては、

1) 精神的にも体力的にもぎりぎりのところで、感情をコントロールし、冷静・客観的になり、恐怖・疑念を克服し、まっさらな心で対処することの練習(もちろんこれ日々いかなるところでも練習必要だけれど、稽古は精神的にも体力的にもいい感じに追い込まれるし。。。)、

2) 本当に必要になった場合、1)と共に、剣や体捌きを使って自分や家族を守る技術の習得

みたいに考えている。1)についてはアメリカの職場でもまれながら武道の効用として感じていたことだけど、2)については、先述の鍼灸師の黒谷先生が、以前メキシコ人に親父狩りでぼこぼこにされた話を聞いて、日本人の武道家として、最低限の準備はしておこうと思ったことが大きい。

そんなことを考えながら、以前から古書を読み解いてみたけど、単純に今の剣道で教えられている、構え、足捌き、体捌きが、全てではないような気がする。五輪書での足の使い方の記述が、今の剣道と違うのは有名だし、最近研究がすすんでいる古武道の文献や、まだ残っている映像としてはあの伝説的な合気道創始者の植芝盛平先生の剣捌きと足捌きなどを見ると、直線のガチンコではなく、もっと間合いと横のスペースを使った立体的な動きが顕著である。踏み込み一つとっても、力で踏み切ろうとすると、早くすればしようとするほど気配が出て、相手に受けられ易いのは、剣道をやっているとわかるはず。だからといって、がむしゃらに数を打つのも一つの手ではあるが、体力的にもリスク的にも通常は理にかなわない感じがする。やはり、相手が反応できないような気配のない自然な体捌きと、相手の動きを読みかつ誘い込む、植芝先生の合気道的な要素が必要な気がする。そういう体捌きが出来た上で、一刀一刀に本気を込めてシャープに打ち込むことが出来れば、木刀なり竹刀なりでも十分使える技術になるのではないかと思う。以前やった合気道も近いうちに再開したいけれども、今は剣道と居合道でしっかり研究を進めて行きたいと思っている。