Sunday, December 27, 2009

Communication(コミュニケーション)

クリスマスも終わり今年もあとわずか。2009年は本当にうれしいことも大変なこともいろいろあり、勉強になる年だった。今年は有給休暇消化のためと来年への準備のために長めに冬休みを取ったので、クリスマスにかけてサンディエゴへ家族旅行に行き、年末はゆっくり家で家族と時間を過ごしながら、読書・沈思・勉強・運動に当てようと思っている。

ところで冬休みに入る前に、半期の目標達成度と前年度のパフォーマンスリビューを行う。僕としては、かなり押し込んでいろいろ達成し、目標も優先度をつけ、チーム優先で仕事をしてきた。その経過も週毎に報告。顧客にとって大切なこまごまとしたことも手を抜かずに行う。

ところがバーチャルチームであるためか、コミュニケーションがうまくいっていなかったようで、自分が思っていたよりも評価は低かった。説明してみたが反応が今一歩。せっかくかけられた期待に対して残念であったが、冷静に分析してみると、自分の判断や貢献内容は良かったみたいで、そのコミュニケーションの仕方に改善の余地がありそうなのが見えてきた。あんまり、俺はこれやった、あれやったと吹聴するのは好きではないが、上司がチームとしての貢献を証明するためにも、部下(自分の)ひとつひとつのAchievementを細かくドラマチックに報告し(自慢するわけではなく)、現場での優先順位の入れ替えも随時報告し、上司の性格に合わせて、もっとも適した報告体系を模索していく必要があるみたいである。チームは、リサーチャー出身とビジネス出身のメンバーで構成されているので、違う価値観が混ぜこぜになっている中でもしっかり密にコミュニケーションをとる技術を身につけたいと思う。全く、いろんなタイプの人と働いて(たくさん失敗しつつ)勉強になるね。

来年もどんどん出来ることは改善して前に進んで貢献していきたいね。

Wednesday, December 9, 2009

University of Cambridge(ケンブリッジ大学)

ご無沙汰しています。元気に頑張って毎日生きています。

そう、あの英国名門ケンブリッジ大学に仕事で一週間訪問することに。日本の外でどれだけやれるか試してみたいと思ってサンフランシスコに来たけれど、北米・アジア・欧州に加え欧州北端のフィンランドや北極圏内まで訪れる機会などがあり、不思議な縁だなあとよく思う。そしてケンブリッジまで訪れる機会があるとは。。。

最近移った新しいチームは世界にチーム員が点在するバーチャルなグローバルチーム。チーム員は世界に散らばる研究所に配属され、自分はスタンフォード大学・バークレー大学に隣接しているパロアルト・バークレー研究所勤務。今回はケンブリッジ大学に隣接するケンブリッジ研究所で会合が開かれ参加。

**********
ケンブリッジ大学といえばオックスフォード大学とならぶ英国並びに世界の名門中の名門。1200年後半に創立。日本的には、鎌倉時代後半、まさに元寇に対して日本の侍が戦っていた時代。古い。。。特にサイエンス分野に強く、ノーベル賞輩出も世界最多レベル。ニュートン、ダーウィンなどが有名なところ。日本人ならあの白洲次郎が青春時代を過ごした学校。これは、キングズカレッジの写真。白洲次郎が行ったクレアカレッジや有名なトリニティカレッジを見学する暇がなくとても残念。時間があれば、ホマトンカレッジ剣道部に稽古をお願いしようと思うもそれもかなわず。仕事だししょうがないね。

**********
毎日朝から夜までチームビルディングや会議をこなしつつ、夜はまとまって食事。この日は、セイントジョンズカレッジのプライベートルームで会食。高いんだろうなぁ。ロンドンに出張で何度も行ったことがあるけれど、よく言う「イギリスのご飯は高くておいしくない」というのにはまったく同感だったけれど今回滞在の食事はすべておいしく、ケンブリッジだからなのか、行ったとことがいいからなのかわからない。ところで食事のあとは必ずBarへ流れて飲むという北欧連中の習慣は笑える。時差ぼけによろけながらも全参加。これでサウナがあれば最高だけれど。。。

**********
仕事で忙しくあまり街を探索する機会がないものの軽く歩いて回ってみる。夕方歩いていると、小学生が何人も黒いマントに黒い角帽、そして鮮やかな色のマフラーをして歩いているのは本当にハリーポッターの世界に来たようで不思議な感じだった。街並みも古い建物とうまく合うようにいい感じで整理されていて、歩いている大学生達も知的な感じで好感が持てた。女学生もまさに図書館系。カルフォルニアは自由でアジア人も多くとても良い環境と思いつつもリベラルすぎるところもあり、自分の子供とかが行くならケンブリッジとかの方が生活も含めたエチケットというか生き方みたいなものを身につけられそうだなと(勝手に)思った。でもどうやってあういう名門に入るのかなあという疑問はあるけど。

**********
これはあのニュートンが万有引力に気がついた時のリンゴの子孫と言われているリンゴの木。本当かなあ?なんて疑ってもしょうがないけれど、ニュートンがケンブリッジ大学にいたのは事実なのでなんとなく感慨がある。

アメリカほど商売気がないようでケンブリッジ大学ロゴが入ったシャツや帽子も大人用のしかなく、子供用や赤ちゃん用などがなく、特にお土産も買うことが出来ず。でもあの街中を歩いて感じた雰囲気はとても忘れがたく是非家族でもう一度行ってみたい街だと思った。

ところで日本から来た姉妹校の女子中高生らしい小集団があちらこちらを徘徊していた。日本の女子中高生から見たケンブリッジはただの田舎に見えるのかなあ?たぶんカルフォルニアの真っ青の空とかの方がインパクトあるんだろうなあなんて思えた。

Thursday, November 19, 2009

Stanford University(スタンフォード大学)

仕事の一環で大学を訪れたりするのだけれど、主にバークレー大学のビジネススクールに行っていた。自分も卒業生だし土地勘かるし。他にもEngineeringDeptやLawSchoolなどを探索してみようと思っている。

ところで、今回オフィスの横にあるスタンフォード大学のデザインプログラムの教授に会いに行く。EngineeringDeptとは、いろいろ共同研究をしているが、それ以外は特になく、ビジネススクールにコンタクト取ってみようかなあと思っていたところ。ちゃんとスタンフォード大学構内を歩いたのは今回が初めてだった(昔会議やスポーツイベント等でうろついたことはあったけれど)。広い構内、豊かな自然、きれいな校舎、まさに、Richな私立学校という印象。学生も自由でのびのびと研究しているようでとてもいい雰囲気だった。ちょっと在野でヒッピー感があるバークレー大学とはまた違う趣。

ところでデザインスクールなのでメカニカルデザインも含めてやるとのことで、木や金属の加工設備が構内に整っている。そこも案内してもらうことに。一歩足を踏み入れたとたんにまさにフラッシュバック。そう、うちのじいちゃんとばあちゃんは、鉄工所をやっていたので(門とかベランダとか階段とか格子などの作製・加工)、あの懐かしい、鉄粉の匂い、サンダー、バーナー、溶接機、ドリル、全てなじみのある環境が目の前に広がっていた。SWデザインが主だと思っていたので驚き。「おー、これはこうで、あれはああやって使うんでしょ!」と興味深くチェックしていたら、同僚は僕の隠れスキルを知ってびっくりしていた。

自分は技術者ではないけれど技術を助ける仕事をして物やサービスが作られていくのに参加することにとてもやりがいを覚えている。結構作るのは昔から好きで、机とか椅子とかなんでも作っちゃうけど、小さい時に見て育った作業場やそこから作られてくるものにも自分のもの作り好きの源があるのかもしれないなあと思った。

いつか日本のもの作りにかかわりたいと思うと同時に、これからも工場とか機会があれば訪れたいなあと思うのだった。

Autumn leaf color(紅葉)

最近、朝夕がすっかり寒くなってきている西海岸。サンフランシスコ周辺は常緑樹が主でいつも青々しているけれど、パロアルト周辺はもう少し広葉樹を植えているようで季節感が出ている。日本に比べるとそれほどではないにしろ、オフィス前の通りには、いちょうや大きめのもみじの木が茂っている。
これは新しいオフィスの前のいちょうと向こう側に見えるPageMillRoad沿いのもみじ。もう少しウェブで調べて紅葉がありそうなところへ今週末出かけてみようと思う。来週は感謝祭週末、その次の週はイギリス出張。あっという間にクリスマス。いろいろ冬支度をしなくては。北米での発売を待っていたネットトップボックスのAspireRevoも手に入れ、リビングルームにもネットを配備し、この前買ったフラットTVにも接続完了したので、そろそろ炬燵を出そうと思う。生活の場がリビングルームの炬燵中心に。。。

Wednesday, November 4, 2009

Full Moon Night(満月の夜)

数日前が満月だったので仕事から帰宅して、さっそく夕食前の満月観賞ツアーへ。西に沈んでいたら海辺へ行こうと思っていたけれど、東から昇ってきていたので、サンフランシスコの東側が一望できるツインピークスの丘へ。日中は観光地だけど夜はわからないので雰囲気が悪かったら素通りしようと思って行ってみると、たくさんの人が夜景を見に来ていたので安心して駐車。

車を降りてみるとすごい景色が眼下に広がっていた。白い満月にオレンジ色のサンフランシスコ。何度も来ているツインピークスだけれども実は夜景は始めてだった。こんなにきれいだったとは驚き。。。これは真東を見ているところ。向こう岸は、オークランド市。

これは北東のサンフランシスコダウンタウンを見ているところ。光り輝いている道は、ダウンタウンを貫いて走っているマーケットストリート。右側に見えるのはベイブリッジ。うん、このままで絵葉書になるような幻想的な景色。

この日は風もなく、ほのかに暖かい、やわらかい夜だった。アニーがこの日のために作ってくれたお饅頭をポットに入れてきた緑茶と一緒に食べながら、景色に見入ったり、写真をとったりして、家族で楽しい時間を過ごす。その後帰宅して夕食。満月鑑賞は日没観賞と合わせてこれからもちょくちょくやっていきたい。その為にも日の出観賞が出来るくらい早起きしてさっさと仕事を効率よく進めなくては。。。

Thursday, October 29, 2009

Indian Summer(小春日和)

またまたご無沙汰です。仕事で貢献すべく、ヤケクソヤンキーな日々を送っていました。マルチタスク感とスピード感がでてきたのであとは少しづつ結果をだしてチームに貢献できればいいなと。

ところで10月後半はここ北カルフォルニアも「インディアンサマー」つまり「小春日和」の暖かい日が数週間続く。初夏に加えて屋外結婚式が多いのもこの時期。加えて秋の空は、空気が澄んでてとても高く青くすがすがしい。海に近いサンフランシスコ周辺は日没がとてもきれいな時期でもある。

そんな感じなので、会社から帰る時、日没前後の時は、10分遠回りして、海沿いを走って帰ってくるようにしている。又週末は買い物でもドライブでもいろいろ用事を済ませた後は、必ず海辺にいってゆっくり日没を眺めたりする。これから雨が多い冬が来るし。。。

これは週末のハーフムーンベイのモンタラビーチでの日没。

モンタラビーチは波が荒いけれどとてもきれいなビーチなので波がやわらかい時には皆でサーフィンに行く。

これも週末に行ったオーシャンビーチでの日没。この日はとても暖かくビーチで10組くらいキャンプファイヤー・BBQを行っていた。

あと夜の月もとてもきれいなので月を見にも行こうと思う。ここ数日、月が満ちてきているので、多分今週日曜か来週月曜辺りが満月だと思うので、方向と場所を調べて、近所(海辺か丘の上)に満月鑑賞ツアーに出かけようと思う。

Friday, October 16, 2009

Contribution(貢献)

「貢献」この言葉は、仕事でも生活でも自分にとっては大切なキーワード。貢献するためにはそのための能力開発が必要。能力開発には時間と努力が必要で出来ればそれに楽しみが入ると創造性も加味されより高い能力が開発できると思う。それにネットワークが加われば即実用化できる能力になるのではないだろうか。だからこそ、好きなこと、自分が価値を感じること、の方向に自分の仕事や生活を引っ張っていくのが大切だと思う。そう考えて、仕事では、これまで、グローバル、事業開発、法務、技術、コンテンツ、チーム統括、と少しづつやりたいこと且つ必要なことをこなしてきたし、これからは、職務に加え業界もターゲットを絞って深めて行きたいと思っている。生活の方も、いかに自然と触れ合う機会を増やし、日本の伝統(武道、哲学)を通して心身を鍛錬していけたらなぁと。

という長期目標を立て、実際にそれぞれが何によって達成されるかも考えているけれど、今現在は目前にチャレンジに翻弄されている。どうやって現在の仕事において貢献するか。今まで培ってきた経験の総結集である「技術からビジネスを作り出す」という現在の新しいポジション。世の中の大きな流れを理解しつつ、最新技術の動向、競合の動向などにも気を配り、市場の本当の需要を喚起するサービスを研究技術から紡ぎだし、そしてそれを市場に押し出す為に必要なパートナーを考え、無理のないお金の流れを考え、そしてこれを自社内外で情報発信し、プロジェクトを強力に推し進めていく。そしてこれが複数のプロジェクト、複数のアイデア・サービスでなくてはならない。ああ、修行中のマルチタスク。もちろんどの業界・企業にいてもやらなくてはいけない作業なのだろうけれど。。。

新しいポジションを始めてから3ヶ月半、出来ることは本当に何でもやって、研究所のキーメンバーに自分を覚えてもらい、研究技術について情報を集め理解し、自分が所属するグローバルチームの課題もこなしているが、一番大切な「技術のビジネス化」のところで今一歩スピード感が出ない。(最初の3ヶ月は「まあ慣れてくれ」という感じだった)研究所所長からこの頃ヒシヒシと感じる「ところでビジネス化は進んでいるのか?」という無言の問いかけとプレッシャー。ちょっと久しぶりに勝負に出なきゃだめみたいだ。一瞬一瞬勝負であるのが人生だが、ちょこちょこ休憩してしまう自分。。。ちょっと、久しぶりにヤケクソヤンキー魂に火をつけすっ飛ばしてみようと思う。

Wednesday, October 14, 2009

Running(ランニング)

あまりに体が重いのでゆっくり少しづつ走ることに決め早速先週末から実行。とはいってもゆっくりゆっくり往復20分くらいのプレシディオ公園の見晴台まで行って、ベイを眺望して帰ってくるだけだけれど。剣道がある日は朝のみ、剣道がない日は朝と夕食前、雨の日や時間がない日は素振りのみ、と言う感じ。昔から長距離が得意で、中学くらいまでは学年で最速3人に入り、大学生の時にもオリンピックコースのトライアスロンをやったりしたけれど、最近はバス停までの小走りで息切れたりとちょっとなまり気味。

ところで走り始めると、これがいい感じに体や股関節全体が暖められリラックスし、腰も幾分軽く感じられる。通勤が車なのと座り仕事が多いので、剣道や居合道と合わせて体の調整にはすごくいいかもしれない。走った後の爽快感はずいぶん忘れていた感じ。それに加え、木々の匂いとか、新鮮な空気とか、これは続けたい習慣かも。当分はマジ走りではなく、タラタラ・ブラブラ走りで体調を整えて行きたいと思う。

Sunday, October 11, 2009

Abalone Diving(素潜り鮑捕り)

いやー、腹八分にして、剣道もやっているのに、なかなか余分体重が落ちない。。。やっぱり毎日歩くか走らないとだめみたいだ。食前のランニングか食後の散歩を少しづつやるかな。

ところで昔からやってみたかった素潜りに挑戦できることに!北カルフォルニアの海岸線を見るたびに絶対ウニとかいるよなあと思っていたけど、未経験の為尻込みしていた。ところが、経験者の人達の素潜りに参加させてもらえることになり、早速、運動神経抜群で強力助っ人、ご近所さんでもあるナイスガイのヒロに声をかけ二人で参加。必要器具を買ったり、借りたりして、SFを朝の4時半出発。素潜りスポットへは7時半くらいに着く。

こちらでは、酸素ボンベを使って鮑を捕ってはいけないので皆素潜り。当日は海水の透明度がすごく良く、海面に浮いているだけで、2-3メートル下が良く見える。魚が楽しそうに泳いでいたり、ヒトデや珊瑚がゆらゆらしていた。結構見ているだけでも楽しかったが、教えてもらった通り鮑を探していくと、何とか「あれかなっ?」というのを発見。潜っていくと、あるある、周りにでっかいのが2~3個ある。余裕じゃんなんて思いつつその一つにへらを突っ込むもなかなか離れない。「まあ息継ぎしてゆっくりやり直すか。大漁大漁!」などと思って浮上して又潜ると、もうどこだかわからない。残念!余裕かましている場合じゃなかった!

だんだんコツが解ってきたので続ければたぶん捕れたかもしれないが、酔ってしまいダウン。知らなかったのだが素潜りでは、船酔い体質の人はすごく酔ってしまう。僕は海釣りでもすごくに酔うタイプなので短時間の素潜りで完全に酔ってしまい、鮑はそこにあるのに、もうへろへろで動けない。休憩を入れてなんとか2回潜るもギブアップ。パートナーのヒロは全然酔わずに余裕ではあったけれど、なかなか鮑を識別できなく、今回は二人とも退散。

一緒に潜っていた経験者の人にお土産としてウニのお裾分けをもらい、二人で分けで持ち帰り。すごく楽しかったけれど、まだ二日酔い気味。次回は酔い止めを飲んでからトライしたい。でも通常あれほど透明度はないとのこと。鮑やウニを拝めるのはいつのことになるのやら。 あー、あの時、やさしく鮑をはがそうなんて思わず、ザクッ、オリャッ、って気合でやっておくべきだった、ほんと。

小さい時お隣のお兄さんが海釣りへ行くたびに、釣ったばかりの新鮮なハマチとかお裾分けで持ってきてもらい、うちのじいちゃんが喜んでいたのを思い出す。いつか鮑やウニにあえる時が来たら、是非ご近所さんへお裾分けしたいなあと思っている。

Tuesday, October 6, 2009

Deep Breathing(深呼吸)

最近時差ぼけの良い影響で夜は10時頃には眠くなる一方、朝は6時前にサッと起きられる。いい本を日本出張の際にたくさん持って帰ってきたので(15冊くらい)、夜の寝る前と朝起きたばかりは、なるべく生き方に栄養が行くような本を読むようにしている。それに加えミニ君が朝の5時から6時にかけてお腹が空いて「うーん、うーん」と唸り出すので目覚ましも必要ない。
最近お天気が続きとても気持ちいいので、毎朝出勤の途中に家から車で1-2分のプレシディオ公園の見晴台にまず行って、深呼吸をしてリラックスしてから、I280をゆっくり南下してオフィスへ向かう。I280も混んでさえいなければ、山や湖を見ながらのお気楽ドライブなので、なるべく家を朝7時迄に出るか、9時以降に出るようにしている。海が近いし森も結構しっかりしているためか結構朝の空気は味がある。すーっと鼻から吸うと、冷たくとってもいい感じ。あとは、最近かなり体重オーバーなので、腹八分、週二回の剣道・居合道、週一回のサーフィンをそれぞれキープして、向こう数週間であと6-7キロ減量し、胃腸や腰への負担を軽くして元気に行きたいね。

Monday, October 5, 2009

Important Friends(大切な仲間達)

今回中国出張でせっかく日本の近くまで飛ぶので上司に「日本で情報収集・ネットワークしたいので寄らせてください」と言ったら、追加コストがかかるのでなければOKということになる。北京を東京経由にして急遽東京入り。5連休に当たっていてアポを入れ難いが、なんとかお願いして、水・木・金でいろいろな方々に会う。最近西海岸で生き抜くので忙しくご無沙汰していた昔お世話になった方々に挨拶に行ったり、昼食・夕食をいただいたりとても充実。あー、為になりそして楽しかった!

これは通りがかりの居酒屋なのだが、麻布十番あたりにあって、道路側に出っ張った縁側がとにかく印象的だった。うちにも昔縁側があって、縁側に座って鯉に餌をやったり、鯉のぼりを見上げたり、ジュースや麦茶を飲んだり、お菓子食べたりと、縁側が懐かしくてしょうがなくなった。「自分の家を建てる時の裏庭向きへは絶対縁側だな。ふむふむ、こういう寸法か。土台は結構しっかりしてるなあ。」などとつい興味が募って開店前のお店の前で写真とったりうろついてしまった。怪しい人と思われたかも。。。

**********

今回忙しいながら集まってくれたHaas卒業生02-03のメンツ。彼ら(及びパートナーの方々)には当時バークレーで本当にお世話になった。今も変わらず攻めてる生き方には本当に学ばせられる。皆結婚したり、職を変えたり、引っ越したり、家族が増えたり、といろいろ変化しているけど、引き続き同志として腹を割って話せるメンバーと2-4年間密に過ごせたこと、今もお互い励ましあっていけることに感謝である。いろいろ違う業界にいるのでいろいろな話を聞けてとても参考になった。これからもいろいろコンタクトしていこうと思う。皆体に気をつけてこれからも頑張ってほしい。
**********
また商社の同期でほぼ同じタイミングでビジネススクールに行って新しいキャリアに踏み出した友達にも家族で会いに行く。彼は同じヨット部で一緒に厨子寮で夜な夜な語ったり、山へキャンプに行ったりした尊敬している仲良し同期である。彼の聡明さと柔らかな粘り強さは、何やっても成功するだとうと思ってはいたが、バシッと投資銀行で成果を出しつつ、ビジネススクールで講師もやるというすごい充実ぶりでなんか自分のことのようでとてもうれしかった。彼もまだ夢に向かって歩き続けている。他にも東海岸に数人、西海岸に数人とか、夢見る人達は僕の回りに結構たくさんいる。夢見る人達ネットワークで励まし合って、お互いに夢を実現し、それを通して成長し、そこで培った能力や知識が社会に貢献出来るようになったら、どんなに気持ちよくスカッとするだろうなどどとまた勝手に夢見ている自分である。
********** 商社時代の同じ部署の先輩・後輩にも会う機会に恵まれる。ひねくれた自分をビシバシ鍛えてくれた先輩には本当に感謝している。又偉そうなことを言って突っ走る自分に付いてきてくれたりサポートしてくれた後輩にも本当に感謝している。そして笑って一緒にやってくれた同期にも。。。不思議だけれど、厳しい先輩や上司、大変だった職場ほど、記憶に残っていて懐かしかったりする。でもただ厳しいだけの自己中心の先輩や上司はやっぱり今になっても懐かしくないかもね。。。今回再会した先輩や後輩は、苦しい時に一緒に頑張り、若手勉強会などを一緒に頑張ってきた同志。皆15年~20年選手。駐在も一度はこなし、一巡してきていろんな経験をかいくぐってきたようだ。海外の話から現在の国内の話、市場状況などいろいろ教えてもらいとてもためになる。皆子供もいるみたいなので、次回は是非休暇で来て家族で会いたいなあと思った。
**********
そして商社時代をこのメンツなくして語れないスキー部。当時「何部?」と聞かれると「スキー部です。」と答えていた自分(ていうか仕事の部署名聞かれてない?)。商社といえば情熱の塊のような人々と喧々諤々やると思っていたが配属されたのが営業管理部(皆超頭脳明晰且つクール)。とてもためになりやりがいを感じつつも、何か違和感を感じ、自分の中にある情熱を放出出来ない閉塞感があった。そこから僕を開放し、もっと熱く燃やしてくれた炎の集団。一人じゃなく全員で成し遂げる喜び。一番早い選手がチームのために自分の練習を削ってまで遅い選手を指導する本気のリーダシップ。礼儀あるにも上下なしタイムが全ての本気のプロ集団。僕の熱さを笑って受け入れて一緒に燃えてくれる懐の深いメンバー。今海外でいろいろなプロジェクトを推進する時、つらい時・大変な時、実はあのチームやそこで感じた一体感を潜在意識的・盲目的に追っている自分がいるのかもしれない。それは昔の懐かしい思い出ではなくて、一度経験したことはもう一度出来るという自信の根拠である。

ところで、昔すごい大恋愛をしたことがある。相手に振り向いてもらいたいとかそういうのではなく、自分がこれほど人を好きになれるのだろうかという驚きと発見。そしてこの恋が実ろうが実るまいが、恋というものの実在への確信がどれ程自分を勇気付けてくれたことだろう。それと同じかな。僕の中で本当のチームは存在する。その想像を超えた興奮と喜びは実在する。それをスキー以外でまた再現して行きたい自分がいる。

Tuesday, September 29, 2009

China Business Trip(中国出張)

新しいポジションに移ってからの初出張が北京だった。所属しているチームがグローバルチームなのでボスも含めチーム員が世界中に点在している。そのため、毎週電話会議があるものの、半年に一度世界のどこかで会って方向性を確認し、横の情報共有を推進し、訪れる地域の研究所のリサーチと市場について学ぶことが目的。僕にとっては、大部分のチーム員とは初対面のため、ホテルの待ち合わせから積極的に自己紹介をしてみる。
メンバーの半分が朝入りする初日は、お昼から万里の長城へ皆でハイキングへ。お天気に恵まれとてもいい散歩だった。2日目から4日目までは終日会議や研究会に当てられる。皆、一所懸命でゴリゴリ仕事をやるメンバーだったので、プレッシャーとともにいい刺激を受ける。5日目は皆は帰路につくが、自分は一日余分に滞在して、北京事務所の以前からの同僚といろいろ情報交換。
僕らが滞在した週の次の週は、毎年恒例の共産党の式典が予定されていて、天安門広場の前は、照明が設置されたり、兵隊のデモ練習をしたりと盛り上がっていた。前回訪れた北京はオリンピック前でぱっとしなかったが、今回の北京は非常にきれいになっていた。法律なのかもしれないが、誰も唾を吐いていないしタバコを吸っている人も少なかったようだ(市街・大通りのみしか行ってないが)。走っている市営バスも真新しい。これは都市圏購買層は実力アップだなという感じがした。
また北京オペラにも行く。孫悟空のさわりをやっていた。ドラのすごい音とアクロバットがあるサーカス的な催し。ジャッキーチェンもこれをまねたのかな? あと北京にいる間は、このブログもYoutubeもFacebookも全てアクセスできなかった。もちろん検索も特定ウェブサイトもアクセス制限があった。表だって経済資本主義が定着しているが、社会共産主義国として情報統制をまだしっかりやっている。今回の中国出張はいろいろ勉強になった。いろいろ得た情報やネットワークをしっかりこれからの仕事に反映させなくてはいけない。ただ久しぶりの出張でまだ残っている時差ぼけ克服に時間がかかって。。。

Monday, September 28, 2009

Back in SF(SFへ帰還)

アジアへの2週間の出張を終えて、SFへ帰還。北京1週間、東京1週間のスケジュールで、チームメンバー、同僚、パートナー、友達、そして家族・親戚に会うことが出来、公私共にとても充実した2週間だった。久しぶりに戻ったSFは快晴。土曜日はお昼にSFに着き、空港に止めてあった車に乗って帰宅。その後、荷を解き→昼飯→昼寝→読書→夕飯→読書→就寝とゆっくり休憩。あー、涼しいそよ風。SFはいいね。
翌日日曜日は久々に朝7時に家を出てサーフィンへ。OBで写真を撮った後にPacificaへ。水がとても冷たかったけれど、海も山も空気も澄んでいて、イルカも挨拶に出てきてとてもリフレッシュになった。最近サボってたので数本しかテイクオフできなかったけれどまあいいかな。浮いてるだけでも気持ちいいし。10時前には家に戻り、家族で最近近所に出来た日本カレー屋へ昼飯を食べに行き、その後空っぽの冷蔵庫を埋める為に買い物へ。家に戻ってからは、読書→昼寝→読書→夕食→仕事→読書→就寝とスローな週末。まだちょっと時差ぼけ気味かも。。。

Wednesday, September 9, 2009

Professions School?(職業専門学校?)

最近仕事関係で、何人かのUCBerkeleyMBA教授と話す機会があり、クラスプロジェクトで協力しないか打診すると結構反応が早く、「今期はクラス内プロジェクトはないけどちょっと話そうか」とか、「まずはこのクラス概要を読んで我々がやっているクラスを理解してもらい接点を見つけようか」とか、積極的である。やはり、クラスを実際のケースで検証しながら進めるのが実践的で学生の為になるからだろう。

ところで僕が在学中からかなり有名だったプロダクト開発の教授にコンタクトするとクラス概要を送ってくれる。20ページの冊子を読むとすごいことになっている。このクラスでは、MBA学生、理系学生、デザイン学生がチームアップして、本当に、ノコギリとか使ってプロトタイプを作っていくのだ。そういえばそんなクラスがあったとか聞いたような気がしてきた。。。もちろん、マーケットリサーチ、ユーザーフィードバック、アジャイル開発、その他のプロセスも教え、実施していくのだろう。

もうこうなると、ビジネスを立ち上げる為の職業専門学校のような実践第一の環境だ。成績の評価軸もはっきりしていて、チームとして働くにはどうするかも実践で学んでいくようである。おまけに、実業界からプロダクト開発の専門家がコーチとしてついてくれる。これは、気合を入れたらおもしろいクラスだが、中途半端で入ったら完全にはまるクラスだなと思った。

このクラスとのコラボレーションは単純には思いつかないけれど、一度この教授とじっくり話してみたいなあと思わずにいられなかった。何かおもしろいプロジェクトを考えて是非訪ねてみようと思う。

Tuesday, September 8, 2009

Entrepreneurs Forum - Google(起業家フォーラム:グーグル編)

登録しようとしてうまく手続きがいかなく参加できなかったUCバークレーMBA主催のフォーラムのビデオがアップされた。ネットワークという意味では、現場にいくのがベストだが、限られた時間内での情報収集には、これらのビデオや他の人のレポートをネットで調べるのもいいかも知れない。かなり雰囲気が伝わってくる。

http://www.youtube.com/user/UCBerkeleyHaas#play/user/1D3BFE9E88B73A37/5/6NrzvMoxn2E

今回は、大企業内で起業家文化・イノベーションが可能かという点について、Googleに買収され、その後もGoogle内でプロジェクトをこなしてきている4人の起業家たちの意見を聞く(一人はバークレーMBAの卒業生)。結論として、10年前の企業規模3千人と今の規模2万人では、人とのコミュニケーションの仕方は違ってきたが、イノベーションが必要とする「何でもプロト文化」「とにかくやってみる文化」等はまだまだGoogleにあり、それがイノベーションを可能にしかつ彼らをモチベートしているというような内容だった。

特に、GoogleEarthが出来た経緯、GoogleMapのストリートビューが出来た経緯など、「皆で知恵出し合って、あっちこっちにぶつかりながら、こうやって出来たんだ!」という楽しそうなコメントを聞いていると「そういうチームで働きたいし、自分の回りもそういう風に変えていきたい。」とやる気が出てくる。

Googleのルールで有名な「20%の時間は仕事以外のことをやる」というコンセプトをうまく自分なりに使って、ルーティン以外で組織にどうやったらもっと貢献できるかを考えて行きたいと思った。

Monday, September 7, 2009

Lester Center (レスターセンター)

久しぶりに平日にUCバークレー大学構内を歩く。仕事関連でバークレーMBAでアントレに力を注いでいるレスターセンターディレクターのシャロン氏に、大学内のリソースについて質問するのが目的だった。かなり忙しい方で30分しか時間が取れなかったけれど、アドバイス、コンタクト、アイデアなどいろいろ学べてとても有意義な会議だった。

この日は、ベイブリッジが工事で通行止めだったため、SFから電車(BART)で行くことにする。Berkeley Downtownまでゆっくり座って行き、駅からてくてく丘の上のHaasキャンパスまで歩いていく。学生時代は勉強に忙しくて気がつかなかった自然や静かな雰囲気がとても印象深く、歩くのもとても楽しかった。
今ちょうど学期のはじめなので、サザーゲートの前では、恒例のクラブ・寮の勧誘が盛んだった。写真は、女子学生のアカペラクラブのパフォーマンス。歌はまあまあのような気がするけど、リードボーカルが結構かわいいからか、いい感じの人だかり。とても和やかな感じだった。

会議の後は、Haasキャンパス横のFacultyClubで友達とゆっくり昼食、コンサルティングの仕事の進め方や仕事を通しての学びなどについて聞けてとてもためになる。やはり、もう少し頑張って時間をやりくりして、業界外の方と会って話を聞く機会を増やしていけたらなあと思うのだった。

Thursday, September 3, 2009

Bumper to Bumper(ごっつんこ)

今日の朝、仕事の段取りとかを考えながら、お天気な280を爽快に飛ばし、高速を降りるところでいつものように渋滞してノロノロ進む車の列に並んでいると、「ごっつん!」とスバルに震動が。。。

はい、うしろの車に当てられました。。。車間50センチ以内のノロノロ運転中なので、特に大したことなけど、車を降りて、後ろのバンパーをチェック。うしろのおばちゃんは、100%彼女のミステイクなので、「So sorry!So sorry!」 を爽やかに連発。バンパーは、路上駐車で既に結構傷ついているし、あんなに素直に謝られてしまい、日本人的に、「あー、いーですよ」と流してしまった自分。。。

「何もないと思うけど、いちを」とか言って、 さらっと保険情報を交換するのがいいのかもね。新車だったらもちろんそうしたけど、まあ昔、自分も同じ事して、前の兄ちゃんが、「あー、いいよ」って許してくれたし、まあいいかな。いちを車のナンバーを控えておいたけど。。。

Wednesday, September 2, 2009

Japan won World Kendo Chamipionship!(日本チーム世界剣道選手権制覇おめでとうございます!)

もっとサンフランシスコのおいしいレストラン、旅行、社会ネタとかについて書きたいなあと思いつつ、最近の仕事変更・ミニ君登場でちょっと余裕がなくなり、ネタが偏っちゃっているかもしれないなぁ。でも日本にいる家族や友達に僕らが元気にやってるのが伝わればいいかもね。

今回ちょっと長いです。「Atsu話長いよ!」といつもお叱りを受けてますが、今回はあえて。。。

そうです!日本チームが世界剣道選手権で男子女子共々個人・団体で優勝しました!おめでとうございます!海外で剣道をしている一日本人剣士として、20人の選手の方々、監督・コーチの方々、もうそれはたくさんの方々の努力に本当に心からのおめでとうとありがとうのメッセージを送りたいです。特に男子個人・団体優勝の寺本選手本当に本当にお疲れ様でした。僕にとってはこれはワールドベースボールクラッシックやオリンピック以上にうれしいこと。TwitterとYutubeの前で祈っていました!イチローのさよなら打くらいのインパクトです。

剣道をやっていない人には、あまりピンとこないかもしれないけれど、剣道をやって、そして特に海外でやっている人にはこれはとても大きな意味がある(と僕は思う)。ちょっとややこしいけれど、自分の頭の整理のためにもここに書こうと。。。完全に個人的意見なのであしからず。。。

*剣道の目的は、昔から脈打っている剣の技(竹刀剣道、日本剣道形、居合、古流の形)の鍛錬を通して、日常・非常時にも通用する(これが大事)、身体力、精神力、人格・人間性を高めていくことである。
*剣道において、竹刀を使った試合は技の進捗度を見るうえで利用するツールであるが目的ではない。試合重視の剣の理合を無視した動きでは、上記の目的を達成することは出来ない。

「人格向上?何それ、アハハ?」と笑われるかもしれないけれど最近本気で僕はそう信じている。自分が高校生や大学生の時にこのお題目を聞いてもピンとこなかったけれども、今社会に出て、また、日本人として外国で仕事をして生きていく時に本当にそう思う。「静の禅」に対して「動の剣」。特に刀剣を使って殺傷する必要のない時代にあり、剣道は武道としてこそ真価が出て、そして今後も魅力を放っていくのだと思う。これがスポーツになった時点でスポーツとして人気が出ようともその真価を失った剣道は魅力を失い長い目で見れば衰退していくのかなと。

例えば、竹刀を剣とみなして鍛錬する場合、間合の大切さ、胆力の大切さ、精神力の大切さ、眼力、などすべて切りあう前、スピード・筋力を超越した能力を養うことが目的。そうだよね、考えずに飛び込んだら、やられちゃうもんね。そしてこれらの能力は、日々の生活で社会に貢献するのに直接役に立つ資質だと思う。これが、試合の為の剣道になると、上の全てを無視して、体力の続く限り、スピードを鍛えていくようになり、主に身体力能力と反射神経の強化のみが見込まれるのかな。

日本人剣士は多かれ少なかれ、理にかなった剣道(竹刀を剣とみなした竹刀と体の動き)と試合の為の剣道(刃筋や体勢を無視した竹刀を部位当てるための効率的な竹刀と体の動き)の間で揺れ動きながら折り合いをつけて修練を積み重ねていると思う。試合で勝たなくてはいけない、だが竹刀の横で打つような平打ちや、体勢を崩す打ちは、剣の理合にそぐわないので、よしとしないし有効打突としない。ルールでもこれを規定しているけれど、主観的要素が入る難しい審判では、国内外でこれをとってしまうことが多々ある。特に海外での試合では、その傾向があるかも。うん、審判それも審判をする有段者・高段者の審判に対する理解と能力が問題かもね(もちろん自分も含めて。。。)。

そこで世界剣道選手権の話に戻ると、昨今、日本から指導者を招いて鍛錬している外国チームの実力が上がって行く中、前回の13回大会で、日本男子チームは、準決勝で米国男子チームに負けてしまい、12連勝がストップ。結局、試合に強くなってきている韓国チームが優勝。当時の試合は見ていないけれど、試合に勝つための最適の方法で来る韓国や米国に対して、理合に合った剣道と試合の為の剣道の間での迷いがある日本、審判の理解と能力、日本の外国チームに対しての研究不足などが総合して起こったことだと思う。試合の結果は結果でありいいのだけれど、僕の心配は以下のものだった。

*剣道・日本刀の起源は自国にあると主張し国際的にもその認識を広げようとしている国があり世界剣道選手権は良い宣伝の場。
*上記にあげた様に剣道がスポーツ(試合の為の剣道)になるのを避ける為に辞退していたオリンピックであったが、ある国の「じゃあ我々の剣道バージョンを我々の世界に広めるよ」に対応するために剣道としてオリンピックに参加表明することになる。
*世界剣道選手権で勝つ国には、模範として、結局は剣道を衰退させる剣の理合を無視した試合の為の剣道ではなく、理合に合った剣道を振興していってもらいたい。

まあ、「日本国内で勝手に理合でも何でも合った剣道やればいいじゃん」とか「剣道は日本だけのものではないので海外の意見も取り入れなくちゃいけない」なんていう人もいるかもしれないが(どっかの日本人政治家の「日本領土は日本ためだけのものではない」というような意味不明な発言に似ているが。。。)、僕は「剣道の真価を維持・振興する責任は、その真価を知っている者にある」と思うので、今その責任は日本チームにあるのかなと。日本チームでなくてもいいけどね。日本チームを唸らせるような剣道をやる他国チームがいれば、日本チームは脱帽するし、感動し、尊敬もすると思う。僕はする。出来れば、剣道だけではなく、言動・礼も含めて、人間として存在感を見せてほしいけど。。。

今回の決勝・準決勝戦をYoutubeで見たけれど、準決勝での相手チームは、間合いを絶対切ろうとしないで近間でごちゃごちゃやろうとする。打ちの全ては、引き技か近間で当てに行く。日本チームは、間合いを切って勝負したいにもかかわらず、気を抜かないで、隙を与えず、粘り強く相手に合わせて、防御し捌いていた。もちろん、構えもしない近間でのごちゃごちゃは、反則ではないし、試合で勝つための方法論・戦略としては、なるほどと思える。しかし、剣の理合に合っているかと言えば、あんなところで勝負はできないだろうし、やっぱり、遠間からの切る前の攻め合いの結果として近間があるので、剣の理合を切磋琢磨する為の試合ならば、ああいう試合内容にはならないと思う。決勝戦は、攻め合いがあったのに比べて、準決勝戦は、こういう理合からみてレベルの低い試合を、やりにくそうに、でも自国と剣道のために根気強く対応して頑張っている一人一人の日本人選手にはお疲れ様と言いたい気持ちだった。

これからも、外国チームは強くなるし、審判の問題もすぐには解決されないと思う。だからこそ、日本チームが試合でも勝ちそして理合に合った剣道もする責任があると思う。その難しい責任は尊敬として必ず返ってくると思う。ただ、こんなこと言っている僕も日本チームくらい強くて試合にも勝てると、僕の言っていることももう少しこっちで説得力でると思うんだけど。。。はい解ってます、今から稽古行きます。。。

ということで今日はかなり右よりなコメントでした。。。

Thursday, August 27, 2009

Laputa - castle in the sky(天空の城ラピュタ)

最近アニーのキッチン用に19インチ、リビング用に40インチのフラットLCD-TVを購入する。アメリカではTVはケーブルが主体で月70ドルくらいとられ、100以上のチャンネルがある割にはたいした番組がない。そして最近フラットLCD-TVが一般化して、数年前の半額くらいになってきているので、デジタル地上波ローカル番組30チャンネルくらい(ABC7とか)に加え、ネットブックを接続することでインターネットTV・映画(世界各国)を見れるようにする。コスト削減(ケーブル解約)、コンテンツ改善、画像改善を一気に達成。TVを選ぶのに1ヶ月くらいかけたけれど、納得である。

そこでDVDプレーヤーとの接続テストも兼ね久しぶりに宮崎駿コレクションを紐解く。彼の作品はテーマがあり、色があり、思い出がある。全て好きで甲乙付けがたいが、特に好きな「天空の城ラピュタ」を見ることにする。 うーん、画像といい音楽といいカットといいストーリーといい、唸ってしまう。すごい完成度である。何度見ても飽きない名作。
岡本太郎さんの本をじっくり読み返すように、宮崎駿作品も新しい大画面TVで少しづつ見て行こうと思う。DVDで持っているのは、「風の谷のナウシカ」、「カリオストロの城」、「となりのトトロ」、「紅の豚」、「千と千尋の神隠し」、「ハウルの動く城」。そして隠れた名作「耳をすませば」。でもトリは、画像は古いがやっぱり処女作のすごさというかすごいと納得してしまう「未来少年コナン」。

持っていないのでDVDを買おうと思っているのが、「もののけ姫」、「魔女の宅急便」、「崖の上のポニョ」。どっかのタイミングで、彼が関わったTVの名作、「あらいぐまラスカル」、「アルプスの少女ハイジ」、「母を訪ねて三千里-マルコ」、「フランダースの犬」などのコンテンツも手に入れたいなあと思う。

他にも面白くテーマ性があるアニメがいままでいっぱいあるし、新しくも出てきているので(ナルトとか)、こういうすばらしい作品を世界中の子供達に見てもらう、そのようなプロジェクトに貢献できたらなあと改めて思う。IP法律勉強しなくちゃ。。。

Wednesday, August 26, 2009

Ex-Mentor(昔のメンター)

最近昔の会社の同期で同じグループ、今はNYで金融をやっている香月くん(名前もクールで顔もクール、でも根はハチャメチャな彼)から、「君のインストラクターだった濱田さんがLAオフィスにいたよ!」と教えてくれたので、連絡を取ってみる。前の会社では、入社一・二年は、インストラクターというメンターの下について仕事を覚える。めちゃくちゃ頭のいい濱田さんに懇切丁寧に経理を教えてもらうものの結局マスター出来ず今に至る。。。2000年の留学前に食事をしていらいなので、9年ぶり。相変わらず、さわやかにジョークを飛ばしていた。

LAに駐在しつつも、西海岸を見ているので、ちょくちょくサンフランシスコやパロアルトには来るとの事で、今回、彼西海岸視察出張にあわせ、商事のアメリカ子会社MICシリコンバレーオフィスに伺う。隣にあるおいしい日本料理やでお昼を食べ、2000年以来どんな部署を移ってきたか、グループが新しく出来たり統合したりした話や、投資案件の話などをいろいろ聞く。次回はサンフランシスコの我が家へ出来れば奥さん(高校の同期であったりする。。。)と一緒に来ていただきたい。また、シリコンバレーオフィス駐在しているもうひとりのイケメン笹治さんとも知り合う機会を得て、かなり充実したお昼だった。今後とも先輩二人といろいろ情報交換をしていければなあと思うのだった。

Friday, August 21, 2009

Tsuyoshi Itsukaichi Seminar (五日市剛さん講演会)

我が家ではなじみのある五日市剛さん。「ツキを呼ぶ魔法の言葉」など積極的な生き方をわかりやすく提唱している方で、僕自身は購読している「致知」で数年前に知ったのだが、母親や兄は既に何度か講演会に行っていて(教育に熱心な五日市さんは幼稚園とかをサポートしていて兄の子供の幼稚園にも講演にきている)かなりのサポーターである。

母親は五日市さんのアドバイスを実践しているし、兄は「五日市さんのプレゼンテーションはうまいので一度聞くとビジネス的にもためになる。」と言っていて、いつか参加してみたいなあと思っていた。

ある日ミクシィをチェックしていると、サンフランシスコグループの掲示板に見慣れた名前が。。。五日市剛サンフランシスコ講演!?

http://sites.google.com/site/itsukaichisf/

キターッ、なんてグットタイミングなんだ! ということで、即チケット購入。家族三人でYoshi’sに乗り込み、母・兄・そして僕の家族を代表してご挨拶して、写真も取ってもらおうと思っていたところ。。。

講演会の次の日の日曜からの中国出張が一日繰りあがり、土曜発に。ヨーロッパにいる上司と軽くネゴって日曜発をプッシュしてみるも、「君以外全員チームメンバーが世界中から集まるんだから君だけ遅れちゃだめでしょ。」と諭されてしまう。かつ移ったばかりの新しい(それもすごくおもしろい)ポジションなので、皆への影響を考えちょっと反省、土曜発に航空券を取り直し、オーガナイザーの方にチケットキャンセルのメールを打ったのでした。。。

あー、残念無念。日本出張があまりない僕としては、稀にないチャンスだったのに。。。

でもそういう流れだったのだろうと納得して、今はまた、マルチタスク(出来るだけ多くのプロジェクトの仕込み、武道、ハウスプロジェクト、等)にフォーカス。仕事も一つ一つ結果を出して、少しづつチームの信頼を積み重ね中。

時間が空いた今週末は久しぶりのコミュニティ貢献プロジェクト。日曜日のお昼から友達を招待して近くの海辺の公園でBBQ主催。生牡蠣やアニー特製のカルビ・チキンのアジアンBBQ。是非お天気になって欲しいものである。

Wednesday, August 19, 2009

Expat Voting(在外選挙)

全くノンポリで支持政党もない僕ですが、岡本太郎さんみたいに「自分のポジションを示す」のが大切と思っているので投票は行きます。本日19日は日本の衆議院選挙の在外選挙投票日初日。今日を含め4日しかないので、さっそく朝一でサンフランシスコ領事館に投票に行ってきました。外国にいると安全保障と外交方針がとても身近な問題です。日々外国人として暮らし、他の外国人と会う機会が多い環境にいるため、歴史問題とか外交問題が会話にあがることが多々あります。
昨今の極端に左よりの日本のマスメディア(テレビと新聞)に煽られ、日本経済悲観論、日本歴史自虐論、などが散見されますが、外にいるとそんなことはないと思うし、こういうマスメディアには外国情報機関からお金が入って利用されている気がしないでもないです(アメリカ内でアメリカ人に対してもそうですから)。今の世界情勢から優先順位として「日本の安全保障」「国益優先の外交方針」をしっかり守ってくれる政党に頑張ってもらいたいです。これがベストといえる政党がないような気もしますが、消去法でいくと、日本の国益・安全保障に沿わない行動が目に付き、しまいには国旗を切り刻むような政党にだけは、舵取りしてほしくないです。。。外国にいると、地元でない分、歴史問題で攻撃されたりしていやな思いもしたりします。特にこれから世界で活躍していく日本の又自分の子供達にはそういういやな思いをしてほしくないです。そのためにも、本国の歴史観、外交方針は、他国のように(どっかの国のように捏造しなくてもいいですが)しっかりしてもらいたいと思います。というわけで、今回の日本の衆議院選挙には大変期待をかけています。是非、日本国民の皆さんがマスメディアのみでなく、ネットや書籍等から情報を広く集め、自分なりに分析して、決断してほしいものです。

Friday, August 14, 2009

TARO Friends(TARO友達)

この前、新しくフェイスブックでつながったアメリカ人の居合道友達のプロファイル写真が岡本太郎さんの太陽の塔の後ろにある「黒い太陽」だったので、たぶん知らずにネットで拾ってきたんだろうと思って「これをデザインした人知ってる?」と聞いてみたら、「芸術はバクハツ!」(正しくは、「芸術はバクハツだ!」)というつっこんだ回答が。加えて、「青山の記念館も川崎の美術館もいいよね。」とかなり詳しい。。。

「実は僕の心の親友が岡本太郎さんなんだ。本も大切に読み返しているし、日本に戻る時は青山と川崎に行くようにしているんだ。」と言ったら、向こうも「じゃあ今度は顔のグラスでお酒を飲みながら太郎さん談義をしよう」とまたつっこんだ回答をもらったのだった。

その友達は太郎さんの作品や生き方に感銘を受けたのだけれど、日本語は読めないので著作は読んだことがないとの事。いつか岡本太郎さんの著作・思想を英語にして、発信できたらなあと改めて思ったのだった。

Thursday, August 13, 2009

Multi-Tasking(マルチタスク)

最近、マルチタスキングについて考えている。

もともと一つのことに集中する(集中すると周りの音が聞こえなくなるので、小学校以来、無視しているのかと勘違いされることが多い。。。)のが好きなのでというか楽なので、数年間、年間、月間、週間、日毎のタスクリストを頭の中か紙上に優先順位で並べて、深く考えず上からつぶしていき、時々気がついた時にリストアップデートするというのがいつものパターン。 ただ友達や仕事仲間に効率良く物事を進め結果を出している人が多いので、観察すると、マルチタスクがうまい人が多いような気がする。目標を目に見える形・記述にして、優先順位を付け、時間軸(期限)を与え、そしてこれがミソなのだが、「同時進行」していく。

自分の場合、優先順位が高い項目がひと段落しないとなんとなく次へ進む気がしなく、マルチタスク化を遅らせる傾向がある。例えば、今どうしてもやりぬきたいプロジェクトがありそれがうまくいっていない又は先行きがはっきりしないと、他のプロジェクトの仕込み、又は、家族とのリフレッシュイベントや、コミュニティプロジェクト等へなかなか一歩踏み出せない。禅も武道も「あるがままを感謝して受け入れそして最善を尽くし今を生きる」ことがゴールだと頭ではわかっているのだが、「あるがままを受け入れ」るところでつまづき、気持ちが引っ張られている自分がいる。

ただ今までと違うのは、仕事に関しては、BD・法律系、技術系、マネジメント系と一回通してやったので、気持ちさえ入れ替えれば、マルチタスクが出来そうなことである。僕の場合は、一度経験しないとどうも人に任せるにもしっくりこないところがあるので、時間がちょっとかかったけれど、いろいろ今まで新しいことを少しづつやってきたのは、よかったのかもしれない。しかし、より大きな貢献を組織や社会にするには、しっかり考えて、計画して、段取りを組み、仕込んでいき、他の人に仕事を振り、フォローアップして、そしてこれらを同時進行していくことが必要であると思う。

ということで、いろいろうまくいかないことに気持ちをあまりひっぱられることなく、目標通り、時間軸通り、優先順位通り、並行して、いろいろなことを、一つ一つこなしていくのが現在の精神修行目標。特に仕事ではすべてのプロジェクトや営業がうまくいくことはないので、ある一定量こなす必要があり、そのためにも平行して、プロジェクトや営業・顧客をマネージしていく能力の開発が自分には必要である(あたりまえじゃんと言われてしまうと思うけれど、自分の強みであり弱みは、ハブのように一つのプロジェクトにくらいつき完遂することなので、マルチタスクが遅れ気味になる)。ハブのくらいつきとマルチタスクは共存できるので、あとは自分のマルチタスクの能力向上なのかなと。

これを仕事上のプロジェクト、家のプロジェクト、個人ビジネスのプロジェクト、武道のプロジェクト、コミュニティプロジェクトとうまくマルチタスク化して、出来るものはプロセス化し他に振り、時間を作り出すことで次の新しい貢献を考え出していけるような、進化しつづける生き方が夢というか目標。

「時間がないなあ」と思わずに「どうやったら効率化してもっと時間を作り出せるかなあ」という風にいつも考える習慣をつけたいものである。

Wednesday, August 12, 2009

Commuting(通勤)

この2週間はまっていてなかなかアップできず。。。NCIAの居合道の合宿に続き、SFのアジア美術館でのデモ、仕事の追い込みも重なり一日一日をこなしていくことに終始していたのでした。居合やデモはまた写真が整理できたらアップしようと思う。

ところで最近仕事とオフィスが変わったのでサンフランシスコからパロアルトまで45分くらいかけて車で通勤している。引越しはまだしないけど、もしすることになったらこのブログ名どうしようかなあ。その内仕事が変わった顛末なんかを載せたいと思う。

ところで、サンフランシスコからパロアルトは、2本の高速道路が走っているのだけれど、僕は、平らな101ではなく、山道の280を使っている。5分くらい余計にかかる反面、なだらかな山や湖そして青空を見ながらの運転は、基本的に運転があんまり好きではない自分にはとても心地がいい。CalTrainという電車もあるのだけれど駅が家及びオフィスからかなり離れているので使い勝手があまりよくない。環境の為また電車内で仕事できることも考えると、どっかのタイミングで電車もいいかなと思いつつ、朝早くすいた山道を仕事や生活やその日の計画をいろいろ考えながら飛ばしていくのも結構効率的かなあなんて少し思っている。

新しいポジションとオフィスの仕事の仕方に慣れるのに時間がかかっているのと、早い段階である程度の結果を出して回りから認めてもらい今後の仕事をし易くしたいという思惑もあり、フットワーク軽くいろいろ首を突っ込まなくてはいけない状態が続いている。せっかく通勤でいいビーチを通過しているので、夏の間に是非ペースを掴んで余裕を作り、リフレッシュの為にも、通勤途中に海に寄りたいなあなんて思っている。

そのためにも早寝早起きだね。

Saturday, July 25, 2009

Hiro's Visit(ヒロ参上)

バークレーMBAでノリと同じ一年下のヒロがサンフランシスコで開かれているMOSCONWESTに参加する為に急遽サンフランシスコ入り。連絡があったので、家に招待して、デービットの家族共に台湾料理夕食会を開く。ヒロは、MBA時代は、02や03の日本人だけでなく、アジア人全体の核となって、イベントを仕切り(それはもう、たくさんのカラオケ飲み会がヒロによって開催された。。。)、卒業後もイベントを仕切り続けている。

ヒロは、機関投資家の会社に勤めていて、英語、日本語、中国語、台湾語をネイティブレベルで使いこなす、気さくな(でも酒癖の悪い。。。)、頭の回転の超早い、尊敬できる友達である。いい機会なのでいろいろ仕事上のこととか話してアドバイスをもらう。


久しぶりの気合の入った台湾料理というか客家料理をアニーが用意する。客家風トンポーロー、揚げ豆腐、大根ケーキ、豚腸炒め、豆腐プリン、ザーサイスープ、その他炒め物。ヒロもおいしくいただいていたようだった。 もう一人の元商事の友達のヒロファミリーも招待するが、先約あって今回は無理。
昔作った長テーブルも役に立っている。これからもちょくちょくこういう夕食会をお世話になっている人を招いて開いていきたいと思う。アニーの、インド料理、タイ料理、ベトナム料理、ピザ・パスタ料理、BBQリブ、はもうかなりのレベルなので(僕が実験台)、ジャンル別の夕食会を開くのもいいかもしれない。

Friday, July 24, 2009

Original vs. Jr.(オリジナル対ジュニア)

最近良くある会話。。。

「Atsuさあ、AtsuJr.は目がくりっとしていて、Atsuの貢献度低いよねぇ。絶対。」

「いやそんなことないよ。Atsuも小さい時は目がくりっとしていたんだ。今は細いけど。。。」

「本当?信じられないなあ。。。」

ということで検証写真。。。

ご機嫌なAtsu

ご機嫌なAtsuJr.

運転中のAtsu

運転中のAtsuJr.

カメラ目線のAtsu

カメラ目線のAtsuJr.

大量のよだれのたれ方とか貢献していると思うんだけどなぁ。。。

Thursday, July 23, 2009

NCKF Summer Camp(北カルフォルニア剣道連盟夏合宿)

毎年恒例のNCKFの剣道夏合宿がサンタクララで開かれる。出張に重なることなく参加できて本当に幸運。今年も150人くらいの剣士が北カルフォルニア中から集まり、金曜から日曜日まで3日間日本から来ていただいた先生方に教えを請う。 今年は去年以上に基本重視。素振り、木刀による基本稽古、防具をつけての基本稽古、日本剣道形、審判練習、そして地稽古、かかり稽古、切り替えし、早素振りという感じ。

通常の参加者に加え、この秋にあるブラジルでの世界大会に向け、チームUSAのメンバーがLAから参加(4人)。いい機会なので、チームUSAのメンバー3人に稽古を願った。一人一人個性のある剣道で、とても練習になり又良い研究課題を見つけられた。

審判練習では、有効打突について、実際に審判をしながら、その判断の仕方についてピンポイントで指導していただく。二刀の方も加わり、とてもためになる審判練習であった。通訳をしていた自分はとにかく皆がいつも疑問に思っていることを一所懸命に先生に翻訳してぶつけてみる。クリアな回答を毎回もらい、参加者一同納得。


講師としては、おなじみ、元警視庁剣道師範、範士八段、太田先生がいらっしゃる。写真を一枚お願いする。これまで13年連続北カルフォルニアに来ていただいており、北カルフォルニアではもう伝説的。。。僕もここ数年稽古をお願いしては、5-6メートル吹っ飛ばされている。日本にいたら、垂れに日の丸がついている先生なんかに声をかけるなんて空恐ろしいが、カルフォルニアにいるから先生の稽古を間近で見ることが出来て大変ラッキーである。

今年も先生が見本として打太刀を打たれるが、昨年同様、どうやったらああいう切り下ろしができるのだろうと唸ってしまう。 又、数年前から教えていただいている「木刀による剣道基本稽古法」を今年も指導していただく。日本では10月から級審査に含まれるとのこと。僕も日頃から、できる限り素振りは刃引きか木刀で行い、なるべく刃筋、手の内、鎬の感覚を覚えるようにして、居合の理合、日本剣道形の理合、剣道稽古の理合を統合出来ればと稽古に励んでいる(といってもなかなか進歩しないが。。。)。


そして、毎年恒例、太田先生が連れてこられるもう一人の先生。今年は全日本でも世界大会でも常連の、範士八段、梯(かけはし)先生。写真を一枚お願いする。

梯先生はすごかった。。。180センチくらいの長身でどっしり構えるが、体捌きも剣捌きも無駄がなく、小さいかなと思わせつつ、打ち込んだ瞬間に、面や小手なら「スッパーン!」、胴なら「バッシーン!」とすごい音が道場に響き渡る。稽古をお願いした時に、「はい、ただいま、右腕切り落とされました。。。」というような出小手を打たれる。その後、他の人とやっているのを観察すると、一人平均三回くらい右腕を切り落とされていた。合宿3日間を通し200本くらい他人の腕を切り落としているはず。。。胴にしても同じく打った瞬間に「あっ、胴真っ二つ。」という感じで、その後抜こうが抜くまいが、一本になるようなすごい胴。そして何より体勢が全く崩れない。もうどういう足捌きと体捌きと剣捌きをしているのかよくわからないので、暇があれば、先生の稽古を見ていた。


毎朝ご挨拶に行き、出小手・胴打ち・すりあげ技・日本剣道形など前日からの疑問点を質問すると、とても丁寧に先生の考えを示していただく。「研究熱心だねぇー」と笑われていたので、「日本にいたら、人ごみ中で背伸びしながら30メートル先の先生の稽古を見れるかどうかですよ。直接質問できるなんて、しなかったら罰当たりです。」と思っていることを言うと、また笑われていた。

そして素振りの一貫として教えていただいた「すりあげ素振り」。ここ20年くらい考えていたけれど、「えっ、すりあげってこうするの?」ということを教えてもらい、他の剣士と納得。

そして先生の日本剣道形。仕太刀を打たれた先生の1本目の抜き、2本目の体捌き、4本目の受け流しと体捌き、5本目のすりあげ、6本目のすりあげと体捌き、小太刀1本目・2本目の受け流しの際の乾いた音と体捌き。剣道と剣道形が同じ動き。僕もこういう剣道に向けて稽古を積んで行きたいなあと思うのだった。


又いつも丁寧に対応していただき全く頭が下がると同時に尊敬の念が沸き起こるのだった(さわやか太田先生も同じ)。もちろん聞いた事はすぐいろいろ試してみたが、なかなかうまくいかない。でも、心に焼きついたあの感じを頼りに、聞いたことやノートに取ったことを日々の稽古で試していく。しっかり稽古しなくちゃなあ。。。

この夏はあと居合道の合宿に参加する予定。去年同様、伊藤先生が来られるのでしっかり学ばなくては罰当たりである。最近ばたばたしていて居合の練習が良く出来ていない。合宿参加、ちょっと気が引ける。。。

Shopping in San Jose (サンホセでお買い物)

サンホセ地域は剣道のイベントで行く以外はなかなか行く機会がないのだけれど、時々週末にドライブがてら、南に下って、ついでに日系スーパーと紀伊国屋書店に行く。規模がサンフランシスコより充実しているのでちょっと楽しい。

通常は、近辺でおいしいと言われているレストラン(日本、中華、台湾、スープ、ラーメン、その他)を探索しに行くのだけれど、時間がない時は、スーパー内にある定食屋に行く。これが馬鹿に出来ない味と格安プライス!新鮮なスーパーの食材を使っているんじゃないかなあ。

ミニうどん・ミニカツ丼定食。6ドルなり。久しぶりにうどんを食べた。おいしい。最近アニーがそばを粉から作ってすごくおいしかったので、それもリピートしつつ、うどんも家で食べたいなあと思った。カツ丼はまあまあ。 カツ丼はデイリーシティのTani'sの方がいいね。

おまけ。どこでも、お腹いっぱいであればハッピーなAtsuJr.君。4ヶ月目くらいから、親の手も借りずに、いつもこんな感じで、せっせと自分でミルク飲んでます。

この日は、木製で木の肌色を出した味噌汁茶碗を6つ購入。うん、重さといい肌触りといい、いい感じ。ナイスな買い物だったね。

Networking SF(ネットワーキングSF)

ちょっと前になるけれど、将来の方向性を考えている時に、日本のビジュアルコンテンツについてもっと学びたいと思い、昔お世話になった方に、数年ぶりにコンタクトを取ったところ、覚えてくれていて、早速、夜ご飯を食べながらいろいろお話を聞くことになる。

やはり技術や経験に加え、仕事に情熱や信念を傾けたいと思っている自分は(又情熱や信念があってこそ大変なことも楽しく忍耐強く取り組め、よりプロに近づけると思うので)、日本の誇る文化であり影響を受けてきているアニメ・コミック等のテーマ性のあるビジュアルコンテンツに興味がある。僕は、これらのコンテンツにもっとグローバルに展開できる可能性を見、仕事内外で関わって行きたいなあと思っている(他にも教育系・キャリアサポート系と興味があるけど)。
そんなこんなで、いけてるワインバーの「local」で夕食をはさんで、自分の考えている事を話し、業界の問題点や可能性等について質問すると、とても懐の深いアドバイスをたくさんもらう。僕は、ない頭で自分なりに考えた方向性を打ち出してここまで少しづつ進んできたけれど、自分の夢を話す度に、結構笑われたり、無理じゃんとか、あしらわれてきた。だから、今回、ひと回りも歳上の先輩で、業界でも重要な位置を占められている人に、僕の話を笑わないで聞いてもらい、僕の夢を凌駕するような彼の夢を逆にぶつけられ、久しぶりに、「自分の目指すかっこいいおやじがここにいる!」と思ったのでした。彼の上司で以前お世話になった方の夢も彼から聞くとまたでっかい。「もう荷物運びからなにからなんでもやるので、必要でしたら声かけてください!」というくらいの感動でした。

ここ数年新しいポジションに取り組みつつもちょっとゆっくりしてきたので、方向性を出した今、これから3年! 新しい目標に向かってまた一歩づつ進んで行きたいと思う。もちろん、仕事は、その目標の一つの柱で、他にもコミュニティー活動、家族・生活、武道、勉強などに取り組もうと考えてます。ということで、健康第一、適度な運動、適度な食事、適度な精神統一が必要。ちょっと体重減らさなくては。。。

Soul Food (ソウルフード)

ご無沙汰です。やっぱり写真のアップ等に時間がかかって、書くことはあってもなかなかアップできない。もっと簡単でシームレスなソリューションが出てくれば(技術的には既にあるし。。。)、もっといろんな人が情報を発信し始めると思う。表現は創造であり人間の本能。一人一人がもっと表現していける社会が来ると思う。岡本太郎さんもちょっとは喜ぶかもね(リスクを取らない表現とかには懐疑的かもしれないけど。。。)。

ところで、久しぶりにオフィスの仲間で昼ごはんを食べに。今日は、アンドリューのお勧め「ソウルフード」。南部から影響を受けた、脂っこい料理とのこと(何でも揚げてあるって感じ。代表格がフライドチキン)。
ピーターとグニートとジェ二ファーと5人で陣取る。タクって行ったので結構高くついた。皆と久しぶりに話せてとても楽しかったけど、ご飯的にはまあまあかな。ガンボスープとコーヒーはおいしかったけど、フライドポテトもポボイと呼ばれているサンドイッチもまあまあ。ただ誰かが食べていた、ボリューム万点のフルーツが乗っかったパンケーキはおいしそうだった。

最近メインの職場が移動したので皆と会えないけど、サンフランシスコオフィスに行く際やサーフィンなどでなるべく会うようにしている。皆良い人なので会うと元気もらえるしね。この夏も一回はピーターと一緒にヨセミテかどっかにバックパッキング(山篭り)に行きたいと思う。

グニートが転勤で今月末カナダのバンクーバーに移動するので、その前に皆で、ハーフムーンベイの地ビール居酒屋で打ち上げをしようと思う。

Wednesday, July 8, 2009

Networking Lunch Mt.View(ネットワーキングランチMt.View)

やはり自分の知り合いでベンチャーの王道を行っているのは森さんかなと思いお話を聞きにマウンテンビューへ。バークレーMBAの先輩で、とても気さくな、笑顔をいつもたたえたすばらしい人。よくサンフランシスコでばったり合うことが多かったけれど、仕事に関してはあまり話したことがなく、どちらかというと彼の奥さんのお父さんが剣道界では超有名な範士の方なので、そこら辺の話をよくしていたかな(世界大会記念の剣道用手ぬぐいをもらったりとか。。。)。
今回は彼のMBA卒業後の足取りから、ベンチャー立ち上げ、事業展開などについていろいろ体験談を聞いて、本当に参考になる。IPOを目指して猛進中とのことなので、体に気をつけて是非達成してもらいたいなぁと思った。僕の興味分野について話すと、アドバイスに加えて彼のコンタクトまで紹介してくれる。こういう自分の道をすすんでいる人は、なんか懐が深いというか、貫禄があるというか、かっこいい。時間があっという間に過ぎてしまったので、近いうちに、もう一度昼食を通して、ビジネスプランや資金調達についての経験談をしっかり聞きたいなあと思っている。

Networking Lunch SF (ネットワーキングランチSF)

最近昔のセガの友達にパロアルトでばったり会った。佐藤さんはテクノロジーのエキスパートで仕事から個人のIT関連についてまで最近Facebook経由いつも質問している。この前、ランチに行こう(オフィスは数ブロックしか離れていないので)ということで、お互いインド料理がいいねと話していたところ、同じ店”シャリマー”のことをさしていたのだった(食の趣味も合っている)。佐藤さんと彼の同僚の水野さんと合流。
**********
彼らは慣れたもので、お決まりメニューを頼んでいた。それがどれもおいしい。やっぱりシャリマーは皆で行くといい。いろいろな種類のカレーが食べれるから。こういう楽しく為になるネットワーキングを積極的にやっていきたいと思う。

佐藤さんには、今後作ろうと思っているWebサイトのアドバイスをお願いしている。ブログもいいけと、Webサイト構築もいいなあと思っている。ちょっと数週間サーフィンを休んで週末頑張ってみようかなと計画中。

Sunday, June 21, 2009

LA Trip(LA旅行)

先週末、急遽ロサンゼルスへ家族旅行に行く。車で6時間のドライブ。お弁当を作って、サンフランシスコを土曜早朝に出る。天気は大変良く、ミニ君もすやすや寝ているので、快適に休憩しつつ、午後にロス入り。サーフボードを持っていくかどうか悩んだ末、今回は個人行動はなしということで、ボードの変わりにベビーストローラーを積み込む。

今回は、ずっと探していて、やっとフェイスブックで見つけた、昔の友人に15年ぶりくらいに会い、彼らのでっかい家に泊めてもらう。土日は、皆でハリウッドに行ったり、ビーチに行ったり、おいしいレストラン回りをして本当に楽しかった。
今回の旅行の目的は、レジャーを兼ねてはいるが、彼らに加えて、大学の法学部時代からの友人でロスで弁護士をしている彼に会っての情報収集。今まで培ってきたスキルを使いつつ、テーマ性のあるアニメ・コミック・絵本等のビジュアルコンテンツ系や教育・トレーニング系のようなより長期的に興味のある方向に自分のキャリアを引っ張っていく為のアイデア集めみたいなものかな。要は、ネットワーキング。

土日に企業家の友達と月曜朝に弁護士の友達といろいろな話をして、頭の中を整理しつつ、月曜午後SFに向かい出発。人と話すことで、これ程の刺激と客観的視点を得られるものなのかと結構驚いた。これから、1-2ヶ月はいろいろその道のエキスパートやお世話になった人などにいろいろ意見をぶつけてみようと思う。

因みに、SFに帰ってきた時、ちょうど日没時刻だった。サンフランシスコダウンタウンに向けてベイブリッジを渡りながら、日が沈んでいき、湾やビルや空が輝いていて、空気も新鮮で冷たい。ロスも暖かくていいけれど、やはりサンフランシスコは美しいなあと納得するのだった。

Saturday, June 20, 2009

Morning Walk(朝の散歩)

ご無沙汰です。ちょっとアップさぼり気味。携帯もN95からE71に変えて写真の画像がちょっと落ちてるかな?

ところで最近サンフランシスコはお天気が良くなってきているので、早朝散歩を開始。ちょっと重くなってきている体重を減らす為にも、剣道とサーフィンの頻度をもう少し上げたいところだが、まずは出来るところから。
**********
お決まりコースは、家から歩いて5分くらいのところにあるプレシディオ公園。森を抜けると見晴台から東海岸にバークレーが見える。日の出はちょうど6時くらい。日の出前の静かな時間はなんとなくわくわくする。
**********
そして日が出る時のなんとも言えないパワー。じーっと太陽を見ていると丸っこい生き物がぐりぐり這い上がってきているような感じがしてならない。この頃には、鳥達がさえずっていてにぎやか。
**********
プレシディオ公園から、すれ違うご近所さんに挨拶しつつ、数ブロック先の家に帰るところ。目の前のドームは教会。夏は霧の日が多かったりするので、晴れの日はとにかく外に出るようにしている。

いつも目は覚めるけど、布団の中でうだうだしているので、これからももう少しがんぱって早朝散歩を続けたいと思う。

Saturday, June 6, 2009

Legion of Honor(リージョンオブオーナー美術館)

久しぶりに海辺をドライブしながら買い物に行った後、帰りがけに、リージョンオブオーナ美術館に立ち寄る。海辺とゴルフ場の丘の一番高いところにある静かな美術館。この日は、建物内のホールでパイプオルガンのコンサートをやっていた。僕らは散歩に来たので、特に入場せず(有料だし)、庭園を歩いたり、海を眺めたりしていた。
ところで、ここは太平洋からゴールデンゲートブリッジを抜けてベイに入る岬でもあり、姉妹都市であろう大阪から送られた咸臨丸入港記念碑がどかんと立っている。咸臨丸といえば、勝海舟が、明治維新前に、アメリカに使節団として渡航した際の舟。勝海舟が書いた氷川清話などを読むと当時の激動を駆け抜けた江戸・明治の情熱が伝わってくる。彼らから又歴史からもっと学んで、これからの激動の時代を真っ直ぐに歩いて行きたいと思う。

Friday, May 29, 2009

Goal(目標)

詳しくは覚えていないけれど、南方熊楠の話を読んだ時、そのガッツに感動しつつも、なぜ東洋人として異例な大英博物館からのオファーを受けた時、それを受け、その能力を存分に発揮し公に知らしめなかったのだろうと疑問に思っていた。たぶん、自分も日本の外に出て思いっきり学んでみたいと思っていた時期だったので、そのような機会は目標に合致していると思っていたので解らなかった。ちゃんと研究したわけでもないのであくまで推測だけれど、彼の目標は、外にあったのではなくて、内にあったのかなと思う。社会的に何かをなすことではなくて、自分でやりたいと思ったことについて、実際にやって、自分にたいして言い訳をしない、後悔をしない、ということなのかなあと。中南北米を回り、イギリスでも研究をごりごりやってその研究成果を発表することが大事だったのかなあと(いろいろ1900年当時は人種差別とか大変だったと思うけど)。「思う存分やった」と言える人生はいいね。日本を出る時立てた目標をクリアした今、次の目標を「内」から紡ぎ出すために、書いたり、話したり、読んだりしている。すばらしい友達、ネットも含め、情報へのアクセスが豊富な今、あとはいかに、自分の「内」のささやきに耳を傾けるか。これ結構難しいよね。聞こえそうで、聞こえにくい。。。

Sunday, May 24, 2009

Smile(笑顔)

最近笑顔について考えている。結構初対面とかネットワーキングとかが得意でない自分であるが(仕事上のことならとことんつっこんでいけるのだけれど。。。)、笑顔についても、あんまりニヤニヤしてるのは、なんか媚びへつらっているようで好きではなかった。英語では日本語のようにタイミングよくギャグやボケも出にくいのも重なり、オフィスでも知り合うまでは怖い堅物だと思われているかもしれない(知り合った仲間からはおもろいやつだなぁって言われるけど)。

最近、業界研究や仕事の方向性を考える上で、仕事以外にもっと外に出て意見を交換しようと思って、外へ出てみるとやっぱりなかなかうまくネットワークできない自分がいる。でも他の人も同じで、話かけようとしても又は話しかけてもブスッとしている人が多かったりする。ふと、自分も外からはこういう感じに映るかもと直感した時、さわやかにニコニコしている人を目にした。ニヤニヤというのではなく、自然な、人格からかもし出すような笑顔、見ていて安心するし、話してみたくなるし、場を和やかにするし、あーいう笑顔っていいなーと思った。

他人への思いやりという観点からも、笑顔が人の気持ちを安心させ、ブスッは人の気持ちを閉じさせてしまう、ということを実体験として(いまさらそんなことに気付いたの?と言われそうだが。。。)経験した。今まで、人に迷惑をかけないように、出来るだけ自分の事は自分で解決し、自分の足で立つべく、一所懸命に生きてきたけれど、違う観点で人に迷惑をかけていたかもなあなんて思った。

ということで、遅ればせながら、本心からの笑顔を、自然に、常時、醸し出せるようになりたいなあと思うのである。「感謝はしているけど、心の中だけ」ではなくて、「瞬間瞬間の感謝が、笑顔に出るように!」なんてね。

Sunday, May 10, 2009

Napa Trip(ナパへ)

毎年恒例のこの時期に、シアトルからホストブラザーのギャリーがサンフランシスコへ遊びに来る。彼はワインが趣味なので一緒にナパへ向かう。何百もあるワイナリーの中でどこに行くか選ぶのはたいへんだけれど、今回は前回と同じく、ターンブル、ホワイトホールレイン、ギグリッジヒルに行く。友達のれいりがいた時は、他にも、スタッグズリープ、ジョセフフェルプス、オーパスワン、モンダビ、ベリンジャー、フロッグズリープなどに一緒に行っていた。最近では、映画監督で有名なあのニバームコッポラは、他の資本に買収されて昔のように気軽に訪問できなくなっている。
朝早く起きて、9時にはサンフランシスコを出発。10時には、ここターンブルへ。ここの庭は、鳥がたくさん囀っていていつ行っても気持ちいい。

**********
今回はギャリーがクラブメンバーになったので、リザーブワインのビルでのワインテイスティングにゲストとして無料で参加。冷房が効いた落ち着いた雰囲気の内部はとても心地がいい。
**********
ダークチョコとかチーズとかも提供され、シャルドネから、カベルネソーヴィニョン、ジンファンデル、シラーといろいろ試飲できた。ここのワインは僕のような初心者にも飲み易いなめらかな味わい。アニーと僕がもう少しの量ワインが飲めれば、クラブ会員になってもいいかなって気がしてきた。
**********
ミニ君もリラックス。3つのワイナリーを訪問後、近くでサンドイッチを買って木陰で昼食。ギルグリッジヒルでミルクをたんまり飲んだ彼は、爆睡状態。この後早めにサンフランシスコへ帰り、アニーと僕とでリブアイステーキと手作りペストパスタを作り、ギャリーが買ってきたホワイトホールレインのカベルネと共に夕食。リッチな一日だった。。。そう、もっと運動しなくては体重が増えるばかりである。。。