Thursday, October 29, 2009

Indian Summer(小春日和)

またまたご無沙汰です。仕事で貢献すべく、ヤケクソヤンキーな日々を送っていました。マルチタスク感とスピード感がでてきたのであとは少しづつ結果をだしてチームに貢献できればいいなと。

ところで10月後半はここ北カルフォルニアも「インディアンサマー」つまり「小春日和」の暖かい日が数週間続く。初夏に加えて屋外結婚式が多いのもこの時期。加えて秋の空は、空気が澄んでてとても高く青くすがすがしい。海に近いサンフランシスコ周辺は日没がとてもきれいな時期でもある。

そんな感じなので、会社から帰る時、日没前後の時は、10分遠回りして、海沿いを走って帰ってくるようにしている。又週末は買い物でもドライブでもいろいろ用事を済ませた後は、必ず海辺にいってゆっくり日没を眺めたりする。これから雨が多い冬が来るし。。。

これは週末のハーフムーンベイのモンタラビーチでの日没。

モンタラビーチは波が荒いけれどとてもきれいなビーチなので波がやわらかい時には皆でサーフィンに行く。

これも週末に行ったオーシャンビーチでの日没。この日はとても暖かくビーチで10組くらいキャンプファイヤー・BBQを行っていた。

あと夜の月もとてもきれいなので月を見にも行こうと思う。ここ数日、月が満ちてきているので、多分今週日曜か来週月曜辺りが満月だと思うので、方向と場所を調べて、近所(海辺か丘の上)に満月鑑賞ツアーに出かけようと思う。

Friday, October 16, 2009

Contribution(貢献)

「貢献」この言葉は、仕事でも生活でも自分にとっては大切なキーワード。貢献するためにはそのための能力開発が必要。能力開発には時間と努力が必要で出来ればそれに楽しみが入ると創造性も加味されより高い能力が開発できると思う。それにネットワークが加われば即実用化できる能力になるのではないだろうか。だからこそ、好きなこと、自分が価値を感じること、の方向に自分の仕事や生活を引っ張っていくのが大切だと思う。そう考えて、仕事では、これまで、グローバル、事業開発、法務、技術、コンテンツ、チーム統括、と少しづつやりたいこと且つ必要なことをこなしてきたし、これからは、職務に加え業界もターゲットを絞って深めて行きたいと思っている。生活の方も、いかに自然と触れ合う機会を増やし、日本の伝統(武道、哲学)を通して心身を鍛錬していけたらなぁと。

という長期目標を立て、実際にそれぞれが何によって達成されるかも考えているけれど、今現在は目前にチャレンジに翻弄されている。どうやって現在の仕事において貢献するか。今まで培ってきた経験の総結集である「技術からビジネスを作り出す」という現在の新しいポジション。世の中の大きな流れを理解しつつ、最新技術の動向、競合の動向などにも気を配り、市場の本当の需要を喚起するサービスを研究技術から紡ぎだし、そしてそれを市場に押し出す為に必要なパートナーを考え、無理のないお金の流れを考え、そしてこれを自社内外で情報発信し、プロジェクトを強力に推し進めていく。そしてこれが複数のプロジェクト、複数のアイデア・サービスでなくてはならない。ああ、修行中のマルチタスク。もちろんどの業界・企業にいてもやらなくてはいけない作業なのだろうけれど。。。

新しいポジションを始めてから3ヶ月半、出来ることは本当に何でもやって、研究所のキーメンバーに自分を覚えてもらい、研究技術について情報を集め理解し、自分が所属するグローバルチームの課題もこなしているが、一番大切な「技術のビジネス化」のところで今一歩スピード感が出ない。(最初の3ヶ月は「まあ慣れてくれ」という感じだった)研究所所長からこの頃ヒシヒシと感じる「ところでビジネス化は進んでいるのか?」という無言の問いかけとプレッシャー。ちょっと久しぶりに勝負に出なきゃだめみたいだ。一瞬一瞬勝負であるのが人生だが、ちょこちょこ休憩してしまう自分。。。ちょっと、久しぶりにヤケクソヤンキー魂に火をつけすっ飛ばしてみようと思う。

Wednesday, October 14, 2009

Running(ランニング)

あまりに体が重いのでゆっくり少しづつ走ることに決め早速先週末から実行。とはいってもゆっくりゆっくり往復20分くらいのプレシディオ公園の見晴台まで行って、ベイを眺望して帰ってくるだけだけれど。剣道がある日は朝のみ、剣道がない日は朝と夕食前、雨の日や時間がない日は素振りのみ、と言う感じ。昔から長距離が得意で、中学くらいまでは学年で最速3人に入り、大学生の時にもオリンピックコースのトライアスロンをやったりしたけれど、最近はバス停までの小走りで息切れたりとちょっとなまり気味。

ところで走り始めると、これがいい感じに体や股関節全体が暖められリラックスし、腰も幾分軽く感じられる。通勤が車なのと座り仕事が多いので、剣道や居合道と合わせて体の調整にはすごくいいかもしれない。走った後の爽快感はずいぶん忘れていた感じ。それに加え、木々の匂いとか、新鮮な空気とか、これは続けたい習慣かも。当分はマジ走りではなく、タラタラ・ブラブラ走りで体調を整えて行きたいと思う。

Sunday, October 11, 2009

Abalone Diving(素潜り鮑捕り)

いやー、腹八分にして、剣道もやっているのに、なかなか余分体重が落ちない。。。やっぱり毎日歩くか走らないとだめみたいだ。食前のランニングか食後の散歩を少しづつやるかな。

ところで昔からやってみたかった素潜りに挑戦できることに!北カルフォルニアの海岸線を見るたびに絶対ウニとかいるよなあと思っていたけど、未経験の為尻込みしていた。ところが、経験者の人達の素潜りに参加させてもらえることになり、早速、運動神経抜群で強力助っ人、ご近所さんでもあるナイスガイのヒロに声をかけ二人で参加。必要器具を買ったり、借りたりして、SFを朝の4時半出発。素潜りスポットへは7時半くらいに着く。

こちらでは、酸素ボンベを使って鮑を捕ってはいけないので皆素潜り。当日は海水の透明度がすごく良く、海面に浮いているだけで、2-3メートル下が良く見える。魚が楽しそうに泳いでいたり、ヒトデや珊瑚がゆらゆらしていた。結構見ているだけでも楽しかったが、教えてもらった通り鮑を探していくと、何とか「あれかなっ?」というのを発見。潜っていくと、あるある、周りにでっかいのが2~3個ある。余裕じゃんなんて思いつつその一つにへらを突っ込むもなかなか離れない。「まあ息継ぎしてゆっくりやり直すか。大漁大漁!」などと思って浮上して又潜ると、もうどこだかわからない。残念!余裕かましている場合じゃなかった!

だんだんコツが解ってきたので続ければたぶん捕れたかもしれないが、酔ってしまいダウン。知らなかったのだが素潜りでは、船酔い体質の人はすごく酔ってしまう。僕は海釣りでもすごくに酔うタイプなので短時間の素潜りで完全に酔ってしまい、鮑はそこにあるのに、もうへろへろで動けない。休憩を入れてなんとか2回潜るもギブアップ。パートナーのヒロは全然酔わずに余裕ではあったけれど、なかなか鮑を識別できなく、今回は二人とも退散。

一緒に潜っていた経験者の人にお土産としてウニのお裾分けをもらい、二人で分けで持ち帰り。すごく楽しかったけれど、まだ二日酔い気味。次回は酔い止めを飲んでからトライしたい。でも通常あれほど透明度はないとのこと。鮑やウニを拝めるのはいつのことになるのやら。 あー、あの時、やさしく鮑をはがそうなんて思わず、ザクッ、オリャッ、って気合でやっておくべきだった、ほんと。

小さい時お隣のお兄さんが海釣りへ行くたびに、釣ったばかりの新鮮なハマチとかお裾分けで持ってきてもらい、うちのじいちゃんが喜んでいたのを思い出す。いつか鮑やウニにあえる時が来たら、是非ご近所さんへお裾分けしたいなあと思っている。

Tuesday, October 6, 2009

Deep Breathing(深呼吸)

最近時差ぼけの良い影響で夜は10時頃には眠くなる一方、朝は6時前にサッと起きられる。いい本を日本出張の際にたくさん持って帰ってきたので(15冊くらい)、夜の寝る前と朝起きたばかりは、なるべく生き方に栄養が行くような本を読むようにしている。それに加えミニ君が朝の5時から6時にかけてお腹が空いて「うーん、うーん」と唸り出すので目覚ましも必要ない。
最近お天気が続きとても気持ちいいので、毎朝出勤の途中に家から車で1-2分のプレシディオ公園の見晴台にまず行って、深呼吸をしてリラックスしてから、I280をゆっくり南下してオフィスへ向かう。I280も混んでさえいなければ、山や湖を見ながらのお気楽ドライブなので、なるべく家を朝7時迄に出るか、9時以降に出るようにしている。海が近いし森も結構しっかりしているためか結構朝の空気は味がある。すーっと鼻から吸うと、冷たくとってもいい感じ。あとは、最近かなり体重オーバーなので、腹八分、週二回の剣道・居合道、週一回のサーフィンをそれぞれキープして、向こう数週間であと6-7キロ減量し、胃腸や腰への負担を軽くして元気に行きたいね。

Monday, October 5, 2009

Important Friends(大切な仲間達)

今回中国出張でせっかく日本の近くまで飛ぶので上司に「日本で情報収集・ネットワークしたいので寄らせてください」と言ったら、追加コストがかかるのでなければOKということになる。北京を東京経由にして急遽東京入り。5連休に当たっていてアポを入れ難いが、なんとかお願いして、水・木・金でいろいろな方々に会う。最近西海岸で生き抜くので忙しくご無沙汰していた昔お世話になった方々に挨拶に行ったり、昼食・夕食をいただいたりとても充実。あー、為になりそして楽しかった!

これは通りがかりの居酒屋なのだが、麻布十番あたりにあって、道路側に出っ張った縁側がとにかく印象的だった。うちにも昔縁側があって、縁側に座って鯉に餌をやったり、鯉のぼりを見上げたり、ジュースや麦茶を飲んだり、お菓子食べたりと、縁側が懐かしくてしょうがなくなった。「自分の家を建てる時の裏庭向きへは絶対縁側だな。ふむふむ、こういう寸法か。土台は結構しっかりしてるなあ。」などとつい興味が募って開店前のお店の前で写真とったりうろついてしまった。怪しい人と思われたかも。。。

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今回忙しいながら集まってくれたHaas卒業生02-03のメンツ。彼ら(及びパートナーの方々)には当時バークレーで本当にお世話になった。今も変わらず攻めてる生き方には本当に学ばせられる。皆結婚したり、職を変えたり、引っ越したり、家族が増えたり、といろいろ変化しているけど、引き続き同志として腹を割って話せるメンバーと2-4年間密に過ごせたこと、今もお互い励ましあっていけることに感謝である。いろいろ違う業界にいるのでいろいろな話を聞けてとても参考になった。これからもいろいろコンタクトしていこうと思う。皆体に気をつけてこれからも頑張ってほしい。
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また商社の同期でほぼ同じタイミングでビジネススクールに行って新しいキャリアに踏み出した友達にも家族で会いに行く。彼は同じヨット部で一緒に厨子寮で夜な夜な語ったり、山へキャンプに行ったりした尊敬している仲良し同期である。彼の聡明さと柔らかな粘り強さは、何やっても成功するだとうと思ってはいたが、バシッと投資銀行で成果を出しつつ、ビジネススクールで講師もやるというすごい充実ぶりでなんか自分のことのようでとてもうれしかった。彼もまだ夢に向かって歩き続けている。他にも東海岸に数人、西海岸に数人とか、夢見る人達は僕の回りに結構たくさんいる。夢見る人達ネットワークで励まし合って、お互いに夢を実現し、それを通して成長し、そこで培った能力や知識が社会に貢献出来るようになったら、どんなに気持ちよくスカッとするだろうなどどとまた勝手に夢見ている自分である。
********** 商社時代の同じ部署の先輩・後輩にも会う機会に恵まれる。ひねくれた自分をビシバシ鍛えてくれた先輩には本当に感謝している。又偉そうなことを言って突っ走る自分に付いてきてくれたりサポートしてくれた後輩にも本当に感謝している。そして笑って一緒にやってくれた同期にも。。。不思議だけれど、厳しい先輩や上司、大変だった職場ほど、記憶に残っていて懐かしかったりする。でもただ厳しいだけの自己中心の先輩や上司はやっぱり今になっても懐かしくないかもね。。。今回再会した先輩や後輩は、苦しい時に一緒に頑張り、若手勉強会などを一緒に頑張ってきた同志。皆15年~20年選手。駐在も一度はこなし、一巡してきていろんな経験をかいくぐってきたようだ。海外の話から現在の国内の話、市場状況などいろいろ教えてもらいとてもためになる。皆子供もいるみたいなので、次回は是非休暇で来て家族で会いたいなあと思った。
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そして商社時代をこのメンツなくして語れないスキー部。当時「何部?」と聞かれると「スキー部です。」と答えていた自分(ていうか仕事の部署名聞かれてない?)。商社といえば情熱の塊のような人々と喧々諤々やると思っていたが配属されたのが営業管理部(皆超頭脳明晰且つクール)。とてもためになりやりがいを感じつつも、何か違和感を感じ、自分の中にある情熱を放出出来ない閉塞感があった。そこから僕を開放し、もっと熱く燃やしてくれた炎の集団。一人じゃなく全員で成し遂げる喜び。一番早い選手がチームのために自分の練習を削ってまで遅い選手を指導する本気のリーダシップ。礼儀あるにも上下なしタイムが全ての本気のプロ集団。僕の熱さを笑って受け入れて一緒に燃えてくれる懐の深いメンバー。今海外でいろいろなプロジェクトを推進する時、つらい時・大変な時、実はあのチームやそこで感じた一体感を潜在意識的・盲目的に追っている自分がいるのかもしれない。それは昔の懐かしい思い出ではなくて、一度経験したことはもう一度出来るという自信の根拠である。

ところで、昔すごい大恋愛をしたことがある。相手に振り向いてもらいたいとかそういうのではなく、自分がこれほど人を好きになれるのだろうかという驚きと発見。そしてこの恋が実ろうが実るまいが、恋というものの実在への確信がどれ程自分を勇気付けてくれたことだろう。それと同じかな。僕の中で本当のチームは存在する。その想像を超えた興奮と喜びは実在する。それをスキー以外でまた再現して行きたい自分がいる。