Sunday, January 27, 2013

Realization of thoughts(思いの具現化)

ところで、小さい時からぼーっとして白昼夢を見る癖がある。。。

  • 剣道がすごく弱かった時に、自分が友達の前で優勝しているイメージとか、
  • 大好きで頑張っているけれど成績今ひとつな音楽で、頑張っているイメージとか、
  • 大人になってからは、アメリカでマネージャーとして頑張っているイメージとか、
  • キッチンから見える庭で野菜を栽培しているイメージとか、

イメージしつつガムシャラに頑張るというよりかは、イメージする事自体が楽しいしリラックス出来るから自然にやっているみたいなのだけれど、なぜか全てが数年後に具現化していることには不思議な感じがする。昔から、中村天風さんとか、ヨガの本とかは好きなので、思いの具現化はあるとは思うけれど、特に意識していることはないし、つい最近まで忘れていた。

ただ先週、昔の同僚から連絡があって昼ご飯を食べた時、このことを思い出す。前の職場での面接ですごいプレッシャー面接をかけられ、今まで会った人で一番頭が良いのではと思う人がいた。運良くポジションをもらってからも、挨拶しても答えてくれないし、悪い人ではないのは良く分かるのだけれど、自分が貢献出来ない限り彼とはつながることが出来ないなと感じていた。その頃、すごく大変だったけれど、「もし、この人に認めてもらえて、お互いこの職場を離れた後に、個人として情報交換などが出来るようになったら、うれしいだろうなあ。」なんて白昼夢を見つつ、こつこつ貢献を重ねていたのだった。

自分が以前の職場を離れると同時に彼も自分の会社をスタートさせ(噂には聞いていたが)、そのファンデングでいろいろ話を聞きたいとのこと。僕は、今の仕事及び以前の仕事のコネクションで、いろいろ使ってもらえそうな情報を提供すると、とても喜んでもらえた。その時、当時の白昼夢を思い出し、「あー、彼を助ける事が出来て、喜んでもらえるなんて、うれしいなあ、白昼夢もリラックス以上の効果があるんだなあ。」なんて一人うれしくなっていた。

今、いろいろ目の前に大きなチャレンジがある。押しつぶされそうな時もあるけれど、せっかくの良い癖を取り戻して、もっともっと白昼夢を見ながら、自然に、でも全力を尽くして、毎日を生きて行きたいと思う。

Design Thinking(デザイン思考)

2013年に突入したと思った途端にもう2月がすぐそこまで。。。仕事が変わってからもう半年(5ヶ月)が経とうとしている。来週にボスとの成績考課レビューを控え、冷静に状況を把握しなくてはいけない。突発的に起きるプロジェクトや大きな方向性のプロジェクトはこなしてきているものの、目に見える貢献はまだないというのが今の実感である。チームが成長し、プロジェクトの優先順位が毎日変わるようなめまぐるしい日常では、自分でテーマを持って、しっかり取り組まないと、バタバタしているうちに、何も大きな貢献をせず、2-3年経って、「何してたの?」みたいなことは避けたい(特に、就職活動中の場合を想定すると、自信を持って取り組んだ事がないのは、かなりやばい)。

ということで、自分のポジションとチームのポジションを考えるに、俯瞰的な視点から新しいサービスの要素をあぶり出し、デザインチームの方向性及び技術の進化する方向に基づいて、プラットフォーム全体として何をしなくてはいけないかを提言することが自分の今の仕事であると思う。又、前の仕事でとことん頑張った後、次はもっと大きく、もっと大胆な、もっとインパクトのあるプロジェクトを押し上げて行きたいと痛切に思ったのでその気持ちを胸にもっとリスクをとって仕事をして行きたい。そういう視点から、四半期毎の目標を書き出し、面談に臨もうと思う。

ところで、いままで耳にはしていたが(ドラッカーも口が酸っぱくなる程言っている)、最近マーケットを研究するにつけ、企業が生き抜いて行く為にはいかにイノベーションが必要で、そのイノベーションの為には、いかにデザイン思考でプロダクトやサービスを進化させていかなければいけないかということが肌で分かってきた。技術研究所で数年突っ込んで仕事をしたため、かなり技術思考が理解できるようになってきたところ、ひょんなことでデザインチームに加わることとなったのだが、ちょっと浮いて居場所がなく苦労しているのだけれど、はっと気がついた。今こそデザイン思考・デザインプロセスを身につける絶好のチャンスだと。周りにはその道一流のデザイナーがたくさんいる。研究所の図書館には高価なデザイン関連書類がたくさんある。何よりもそれらの人々のデザインとその創造プロセスに参加できることが本当に勉強になる。自分でもデザインのツールやリサーチの基本書を取り寄せて読み進めて行っているけれど、最近だんだんチームのやろうとしていることが腑に落ちてきて、自分としてどこで貢献していけばいいかもなんとなく分かってきた。

2013年はデザイン思考・プロセスをとことん研究・マスターし、今まで取り組んできている技術・ビジネス・サービスの知識と統合し、今後の新しいサービス創造に貢献出来る実力をつけて行きたいと思う。