Thursday, August 21, 2008

Friday Surfing Session II (金曜サーフィントリップ2)

サンフランシスコに太陽が戻ってきたので、金曜日サーフィントリップ第二弾を遂行。今回は、チームで料理の得意のメンバー(ディア)が手作り料理の差し入れを持ってきて参加。サーフィンする人もしない人もあわせて12名で、午前中に仕事をこなして、午後1時半にビーチ集合。
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こちらのカジュアルフライデーは、かなりカジュアル。これから初心者用のロングボードを持って、集合場所のリンダマービーチへ。僕は、飲み物買出し・ベースキャンプ設置担当。

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これが、ベースキャンプ(ござ敷いていい感じでしょ)。サーフィンしない人も差し入れを食べながらビールを飲んでリラックス。サンフランシスコは、このビーチ以外は、東西南北全て曇っていたので、皆この天気にびっくり。僕は、初心者の助けを40分くらいした後は、3-4回のセッションを行い、いい波にも何本か乗ることが出来て満足だった。

今回はこのビーチではBBQが許可されなかったけど、次回は他の場所でBBQを伴ってもっと大勢を集めて金曜サーフィントリップをやりたいと思っている。

Tuesday, August 19, 2008

Weekend Event(週末イベント)

毎週末イベントがあるので結構忙しかったりする。この週末、2つイベントがあったので、天気もいいし、散歩がてら見に行く。

まずは、ジャパンタウンで「日本街フェスティバル」。「桜祭り」に比べて規模が小さく、又、日本というよりパンアジアという感じだった。
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広場で行われているイベントは、音楽と踊りで陽気な感じ。これは、ハワイ系移民のフラダンス。とてもよく練習しているようで、女性、男性、子供のダンス全て、大喝采を浴びていた。

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ジャパンタウンをてくてく散歩した後に、イェルバ・ブエナ広場のフリー野外コンサートに移動。夏の間は毎週末、この広場で何かしらのコンサートがある。この日は、南米ジャズだった。陽気な音楽が鳴り響いていた。
ちょっと音楽を聴いた後、近くにある新しく出来たデパート「ブルーミングデール」のデパ地下で、お昼を食べて帰宅。やっぱり、お天気の日は外出がいい。

Sunday, August 10, 2008

NCIA Camp(北カルフォルニア居合道連盟合宿)

NCIA(北カルフォルニア居合道連盟)で日本から先生を招いて行う合宿は今年初めて。警視庁の居合道師範である伊藤先生にお越しいただく。

このテーブルにはSCIA(南カルフォルニア居合道連盟)の皆。
手前の山口先生は、剣道7段・居合道7段で、全米剣道連盟・居合道連盟の役員。指導者がいないNCIAにいつも来てくれて、いろいろ教えていただいている。いばらなく、心の広い、尊敬できる先生である。彼はアメリカ生まれだが、あの有名な森寅雄先生に剣道と居合道を学ばれた。いつも北まで来ていただいているので、今度はNCIAの皆で、南に行かなくてはと思っている。

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手前の村上先生は、NCIAから来ていただいていて、同じく森寅雄先生の生徒である。人が良く、皆に優しい先生で、全くいばることなく、ニコニコしている。子供の時からの話をしてくれて、うちのじいちゃんのような感じがした。今回は、朝鮮動乱の話をしてくれて、徴兵に取られて、前線にいき、中国側の人海作戦を目の当たりにした時のことついて話してくれた。
向こう側に座っている中川先生は、サクラメントから来られていて、本当に物腰の柔らかい、笑顔を絶やさない、品のある老紳士という感じの先生で、ああいうおじいちゃんになりたいなと思わせる。彼も、アメリカ生まれで、徴兵に取られて、朝鮮動乱で、偵察隊として前線において夜な夜な、偵察に行った時のことなど話してくれた。

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これが、北カルフォルニアの僕の友達。自分も実は、北カルフォルニア居合道連盟の役員なんだよね(あまり貢献できていないが。。。)。

左にお腹だけでているのがトム、その次がサンホセにいるメキシコ領事のエンリケ、次がデービッド、一人飛ばしてリチャード、最後にシンシア。

エンリケは、日本でも領事をしていて、警視庁でずっと練習していただけあって、剣道も居合道も一番しっかりしている。奥さん日本人なので日本語ぺらぺら。ところで、彼は一生懸命なところとひょうきんなとことがあって、伊藤先生とみなでスパ(銭湯)に行った時に、どうしても伊藤先生に質問したいと、タイルの上にタオルを敷いて、タオル一枚腰に巻いた素っ裸で、「ここはこうでいいんですか?」と居合の形を15本以上抜いていた。僕は、あまりの滑稽な場面に笑っていたけど、入ってきた係りの人は、不気味な目で、僕らを見ていた。。。

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伊藤先生と一枚。伊藤先生は、警視庁で、居合道・剣道・逮捕術の師範。物腰柔らか静かで落ち着いていらっしゃるが、なんとなく迫力を感じるのは、他の皆も同じだと思う。居合は一人で演武するのだけれど、仮想敵を説明する為に、生徒を目の前に座らせることがある。そこで何度か先生のまん前に座ることがあったのだけれど、先生が演武する時、眼が光っていた。怖い目つきとか、ニコニコ目つきとかとは違う、キラリ・澄んだ目つきという感じだろうか。


じつはこの後、先生に剣道の稽古までつけていただいた。居合にしろ剣道にしろ、日本にいたら会う機会もないだろうこのような先生にいろいろ教えをいただけるのは、もう幸運というしかない。彼の剣道は、間合いが不思議だ。相手によって、攻撃にも防御にもいい間合いをとり、相手としては、前にも行ったら切られそうだし、後ろへ下がったらまた追い込まれて切られそうだし、という間合いで相手を翻弄している。又、居合から来ているのだろうが、切りつけが早いというよりは非常に鋭く、あの近間では無理だろうというような間合いでも面返し胴などが鋭く決まる。構えはずっしりしているような、やわらかいような自然体で、ただ誰も有効打につながる打ち込みはできていなかった。落ち着いた心を保って、間合いを見切り、足・体・剣を捌き、自由自在に動いていた感じだった。

僕の場合、深く考えても始まらないし、先生の術にはまるのが落ちなので、「体を切られても、心は切られない、中心をとって、絶対下がらない。」を一念に稽古を願う。もちろん、小手を切られ、胴を切られ、面を切られと、切られまくり。何が起こったのか良くわからなかったが、いろいろアドバイスももらえ、又、先生が他の人と稽古をしている時は、その呼吸を見ることが出来て非常に参考になった。この日のためにコンタクトをしていって良かった。

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ところで伊藤先生は、甘いものが好きとのことで、では是非にと、サンフランシスコの名所ジラルデリチョコレート工場に行きパフェを食べる。ここは、工場の外。向こう側にエンゼルアイランドとイーストベイが見える。このあと、フィッシャーマンズワーフを歩いた後、次の名所House of Prime Ribに行く。おいしいステーキを食べて帰路に着く。

先生からいただいたアドバイスはノートにびっしり10枚以上。これからNCIAの為に居合道基本練習法をまとめて、英訳もして、次回先生に来ていただく機会がある時は、僕ら全員が先生のおっしゃった基本事項はしっかり習得しているように頑張りたい。先生、是非、来年もお願いします。また、僕も日本出張が入った場合はご挨拶に伺いたいと思っている。でも、警視庁に顔を出すのはちょっと怖いかも。。。

Tiburon 2(ティブロン2)

この週末はサンフランシスコが深い霧に覆われてちょっと肌寒い。ということで、お弁当を作って、サンフランシスコを脱出することに。とにかく、ナパに向けて北上して、暖かそうなところでピクニックをすることに。ゴールデンゲートを渡るともうそこは、青空の下。ティブロンに行こうということになる。

まずはChinaCabinを見に行こうと近くに車を止めると、そこには、あのポルシェ928が!既に製造中止されているものの、保育園のころからの憧れの車。。。やはりこのシルエットは美しい。
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このなんとなくクワガタに似たところがいいんだよね。

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ChinaCabinの前で。きれいに保存されていた。

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ティブロンで有名な高級住宅地通り「Bellevue St」へアニーと散歩に。向こうに見えるのがサンフランシスコ。完全に霧に包まれているでしょ。バークレーからくると、霧に包まれたなかから、ビルがニョキニョキと出ているのが良く見えるんだけど、宮崎駿の天空の城ラピュタもこの光景からのアイデアだとか聞いたことがある(設定はイギリスらしが。。。)。

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これは、バークレー側を見ているところ。右前は、エンゼルアイランド。ちょうど、フェリーが入ってきているところ。

お天気だけれどちょっと風が強いので、この後海沿いのパーキングに車を止めて、車の中でお弁当を食べた。車で20分のピクニック場所はいいね。ここが曇っても、あと30分くらい走って、ソノマかナパまで行けば必ず晴れているので、これからもちょくちょくピクニックに行こうと思う。

Wednesday, August 6, 2008

NCKF Camp(北カルフォルニア剣道連盟合宿)

毎年恒例のNCKF(北カルフォルニア剣道連盟)夏合宿が金・土・日とサンホセで開催される。今年は出張に重なることなく参加。毎年、元警視庁剣道師範の太田先生(範士八段)が、もう一人の先生と共に来られる。今年は、石井先生(教士八段)が来られた。基本を中心に細かく指導していただき、本当にためになる合宿だった。特に、太田先生による、日本剣道形10本の理合と形の指導は、自分の剣道形を少し進歩させてくれたと思う。
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石井先生と稽古後に写真を一枚。ニコニコしてやさしく子供達を指導している一方、有段者に対してはずっしり構えて、剣捌きと体捌きで、ほとんど相手に有効打を与えることなく、ポイントポイントで相手に打ち込んでいた。僕のレベルでは、石井先生の構えと間合いと剣捌きに対しては、深く考えても始まらないので、「中心を攻めて絶対に下がらない」を一念に前へ出るのみだった。一本、小手を打たれつつ面で相打ちになるも、その他は全て、真っ直ぐ面に行く度、相面で切り落とされた。うーん、あれが出来るまでもっと稽古を積まなくては。。。 **********
いつもさわやかで屈託のないサンマテオの古賀先生(五段)。野武士を思わせる風貌と野太い先生の剣道は、いつもためになる。仕事の合間を見つけては、真剣で素振りをしているとのこと。。。*********
最終日の正午に合宿は終わり、そのままお別れランチに。奥の席で、太田先生と石井先生が座っている。日本にいたらすごすぎて稽古はもちろん質問できる機会もないだろう先生方に、遠いアメリカだからこそお目にかかれる機会があるというのは、ちょっとラッキーな感じがする。このことについては、機会がある毎にアメリカ人の友達に言っている。いかに我々が恵まれているか。

この夏、既に全米居合道合宿・北カルフォルニア剣道夏合宿を終え、残り2つ(北カルフォルニア居合道合宿・全米剣道合宿)。運良くどれも、家から車でいける距離なので、今年の夏は、精力的に参加して心身共に修練して行こうと思う。