Monday, October 18, 2010

To LA(LAへ)

明日から久しぶりに出張。今回は久しぶりにLAへ。ここ最近、仕事に追いつくのと家でのサポート両立のために、毎日家と会社の往復のみで、かなり体が重い。それで、今回の出張は、ボードと防具を車に積み込み南下しつつ(6時間くらいか)、LAでは、早朝サーフィン、日中ビジネス、夜剣道みたいないけてるグランドプランをこっそり立てていた。残念ながら会議予定が変更、午後飛行機でLA入りに。。。いろいろ空港に担いでいくのもなんだし、いつも挨拶に行っていた弁護士の旧友も今や日本で忙しそうだし、今回は日夜仕事に集中していこうと思う。でも久しぶりに本をじっくり読む時間が取れるかも。。。年末までに予定している久しぶりの東海岸への出張は、ビジネスに加え、友達に会ったりちょっとエリアを散策できたらなあと思う。

Thursday, October 14, 2010

Cuoriosity(好奇心)

いまさらながら物事の価値はその物自体の価値ではなく、自分の心の反映なので、時と状況によって変化するんだなあと思う。 最近、週末も自分のペースを乱さないように(というか調整するために)、早朝に起きてフェリービルディングやとにかく日が出る東方方面に出向いてカフェを探して日の出を見ながらゆっくりいろいろ考えたり本を読んだりするようにしている。昔から朝型なので早朝日の出前のしーんとしたダウンタウンとかに行くとなぜかこうわくわくしてしまう(朝方の新宿や東京あたりをドライブするの結構好き。。。)。
そして日の出は、日の入りとあわせて一日のうちで誰もが自然に柔らかく感動できる時じゃないかなあと思う。この日もコーヒーを飲みながら日の出が見れてとても気持ちよかった。
ところで、その帰りに昔住んでいたロシアンヒル・ノブヒルエリアを車で通り過ぎる時、こんなに景色や公園が美しかったっけと見とれながら車を運転していた。もちろんきれいなのは知っていたけれど、毎日住むうちにその感動が薄れて離れて初めてそれを再認識するのを改めて感じた。
又、最近Jr.x2の対応のためにアニーの家族が我が家に滞在して助けてくれているためアニーズキッチンは休業中。なかなか体重を減らせないのをアニーズキッチンのせいにしていたけれど、休業されてしまうと、日本食も含めこだわっておいしくバランス良く作ってくれるアニーズキッチンの早期復活を心から望まないではいられない。

生活、健康、仕事、家族、人とのつながり、あってあたりまえと思っているものに、もっと日頃から感動するべきじゃないかなあと思う。なんて頭ではわかっていても、時々感じる「あっ」とか「うぉー」とかいうあの全身に響く感じをいかに毎日再現していくかが難しい。 いろいろ試してみているけれど、たぶん「好奇心」とか「冒険心」がキーのような気がする。 自分をぶつけていく対象をさがし続ける好奇心。人生のジャングルでびびりつつわくわくする冒険心。そういう気持ちを絶えず持てれば、相対界にありつつも振れが少ない歩き方、価値の本質を感じていけるのかなあと思う。

Sky(空)

今日早朝電話会議を終えて外に出てみるときれいな朝焼けだった。空は昔から眺めるのが好きだけれど(なんか雲の向こうから誰かが同じように見ているような気がして)、最近は通勤時にゆっくり眺められるのでうれしい。
ところで空の眺め方なのだけれど、普通に景色として全体を眺めると平面的になってしまうと思う。そんな時、他の全ての対象物から焦点をずらして、空だけそれも空全体を視野に収めるべく焦点をあわせて見ると、空がぐーっと奥行き感が出て来てその向こうの真っ暗な宇宙を感じさせ、同時に自分の方へぐーっと近づいてきて自分がその延長に感じられると同時に自然に対する自分の小ささを感じたりする。
特に地平線が見える直線を走っている時にこの感じがかなりダイナミックになる。でもこの小ささというのが、「あー、自然はでかい。自分はその一部か。」という感じで、大から小への延長としての一体感・安心感みたいな感じがして心地いい。
仕事の段取り、プレゼンのネタ、頭の整理、アイデア出しにいい通勤だけれど、やっぱり空を眺めているのが一番楽しい。ひさしぶりに、波に浮かんで空を眺めてみたいものだけれど。。。

Tuesday, October 12, 2010

Crab in SF(SFのカニ)

よくSFは海鮮物がおいしいのでは(特にフィッシャーマンズワーフ)というイメージがあるけれど、個人的にはフィッシャーマンズワーフはレストラン街なのになんか臭いし、おいしいと言われたお店に入ってもやっぱり値段にしろ新鮮さにしろ味にしろ今一歩という気がいつもしていた(もちろんダウンタウンにある有名レストランはすごいのだろうと思うけれど)。おいしんぼにも一話その話が出ていたけれど、「僕だけじゃなく普通の日本人だったらやっぱり感じるよね」というところだろう。

これは以前出張で行ったパリでも同様に感じたこと。友達が有名な海鮮物の店に行こうというので行ったけれど、何か臭い。横で地元っぽい人も貝とかむしゃむしゃ食べているのでしょうがなく頼むとやっぱりなんか臭くておいしくない。おまけに、僕が席を立ってトイレに行っている間に、言葉が通じない友達にウェイターが無理やりたくさんオーダーさせていたりして、ぶちきれた自分は「そんな頼む訳ないだろう。戻さないなら、全部キャンセルして立ち退くかせてもらう」と言ってやっと収まったりと、観光地の海鮮物にはなんかうさんくささが残る(やはり地元の人の行くところを探さないとね)。
そこでSFでもっともカニがおいしいとうわさのThanhLongなんだが、なんだかなあ思って今まで行かなかったけれど、先日友達が出張で来た機会になんとなく行く気になり予約して行って見る。お値段はやはり「MarketPrice」と書かれているだけあり高かった(一皿40ドル)。でも正直かなりおいしかった(日本の食べ方とちがってローストなので日本とは違ううまさだけれど)。うん、SFに来る人はフィッシャーマンズワーフでカニなんか食わないでThanhLongに行って欲しいね。ちなみに、周りを真似して僕らも一人カニ一匹とガーリックヌードルをシェアしたけれど、多すぎたので、次回は二人でカニ一匹とメイン・ヌードルをシェアしたほうがバランスが取れると思う。

今回は食べ切れなかったので残りを持ち帰ってアニーに味を分析してもらう。ソースが持ち帰れなかったので、是非二人で近いうちにもう一度行って彼女にあのシークレットレシピを我が家で再現してもらいたい。かっぱの煮込みに続く、秘密レシピへの挑戦。

Sunday, October 3, 2010

Passion(情熱)

久しぶりに岡本太郎さんとじっくり話している。いろいろな変化、将来への道筋、何か調整が必要。聞きなれているけれど忘れていた言葉「情熱」。全身・全力で体当たりする気迫。自分の中から噴出してくる精神の炎。外に飛び出すための準備・忍耐に情熱を燃やしたり、飛びだしたアウェイで生き抜くことに情熱を燃やしたり、つらくて報われなくても挑戦すればすっきりするからと、いろいろなことに情熱を燃やしてきた。これからは、情熱を燃やす対象を掴み取りつつも、同時にその情熱を自分に対して燃やす、つまり自分と対決するべきなのかもしれない。自分の中の不安や迷いの気配を感じたら見逃さず素早く掴み取りそんな自分を蹴飛ばす。

太郎さんは「現代社会は人間全体として生きるのが難しくだれでも虚無感を感じてしまう。それを突き破るには僕みたいに自分のマイナスに賭けるんだ」と言っている(そして壮絶に生き抜いている)。自分なりに解釈すると「結果(成功したい)を考えると不安(失敗したくない)になる。身体(結果)にとらわれると(失敗したくない)、心(情熱=生きがい)が死ぬ。身体(結果)にとらわれないと(失敗してもいい)、失敗して社会的・経済的そして身体的に死ぬかもしれないし死なないかもしれないけれど、死ぬその時までは心(情熱=生きがい)は生きる(つらいけど)。死ぬこと(死んでもいいと思うこと、でも死にに行くのではなく、生きるために全力を尽くすこと)が結局強烈に生きることに繋がる。死即生。虚無感を乗り越える(生きがいを感じる)には、情熱を押し通すことによる受けるつらさ(マイナス)を喜んで受け入れ、過去と未来(結果)を切り捨て、ただその瞬間に全力を尽くす」ということ。武道や禅でいう「生きたければ(悟りたければ)死にに行け」というのはこういうことなのかなあ。

自分の生活で言うと、自分の弱さを事前に鋭くキャッチしてそんな自分を一発蹴飛ばして目覚めさせてから物事に取り掛かるとなにかこうやる気がもりもりっと湧いてきて自他ともにすがすがしかったりする。ただとことん追い込まれた時にも一発蹴飛ばせるかが問題だがそれまで百回・千回蹴飛ばし慣れればもしかしたら出来るかもしれない。下半期もあと3ヶ月。久しぶりにこれでもかというくらいに情熱を吹き上げて突っ走ってみたい。