Tuesday, November 16, 2010

Various Careers(いろいろな仕事)

この前仕事でロサンゼルス及びハリウッドに行ってくる。さすが泊まったホテルもハリウッドっぽい雰囲気である。因みに、仕事で戻ってきて、バーを通りかかった時に、ロッキー4のあの宿敵ドラゴ(ドルフ・ラングレン)がかなり酔っ払っていた。彼は本物極真空手家なので近づかないようにしておいたけれど、ああいう人が本当にそこらに歩いているんだね、あそこは。。。
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やはりロサンゼルスということで、ディズニーの研究所に顔を出す。
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そして、ソニースタジオ。MenInBlackとチャーリーズエンジェル他映画館系のPOSマテリアルがそこかしこに。。。
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最後にフォックススタジオ。スターウォーズとシンプソンの絵が壁に描かれていた。
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今回仕事・キャリアにはずいぶん幅があるんだなあと思った。特にディズニー研究所では、アニメーションの研究とかしてるのかと思っていたけれど、ディズニーランドの出し物・展示の創作とか、クルーズシップのプロジェクトとか、いろんなことをいろんな人(心理学者とか)がやっていた。自分が子供や学生の頃にそんな仕事があるなんて夢にも思わなかった(デザイン学校とか専門性が高い学校に行けば目にする機会があるのかもしれないけれど)。そして、ふと、子供や若者を画一的に学校の成績でレッテルを張りやる気を無くさせる前に、仕事には考えられる限りの幅があり、また自分の創意工夫で新しい仕事も作り上げていく可能性があることを、実際にこういう仕事現場を見て感じられたら、皆どれ程救われ、大変な勉強にもまた意味を見出しやる気を持続できるのではないかなあと思った。特に社会の冷たい風を敏感に感じ始める中学生くらいに先生・先輩・大人達がそういう心の幅・余裕を与えてあげるといいのにね。

Form the future(未来を描く)

2010年下期ももうすぐ終わり。期初に掲げた目標を達成するためにラストスパートをかけつつ、来期に向けた目標を練らなくては。

ところで最近ボスが変わった。今度のボスは、こちらのBDには珍しく、Hands-On で、チーム重視のタイプ(ボスのボスはその反対かも)。つまり、必要なことは自分で率先してやって、チーム員を鼓舞しつつ、突き進んでいくタイプである。来期の目標についても、チーム目標ははっきり掲げつつも、個人としてどのように取り組むかはかなりの部分個人が提案することを期待される。言い換えると、自分の興味と自分の強みをうまく掛け合わせてどのようにチームに貢献し、そして自分も向上させていくか、つまり自分の未来を自分で描くべく期待される状況にある。

過去を切り捨て、未来を憂えず、瞬間瞬間の充実とその積み上げに焦点を当てるようにしているけれど、やはり最低でも半期ごとに一歩下がって景色を見渡して、どのルートを通って最終地点(向上と貢献)へ向かうかを確認・計画・軌道修正するのは、効果的みたいである。来期は、よりグローバルなプロジェクト(ターゲットマーケット、パートナーシップなど)にかかわり、アカデミックスクール(ビジネス、Econ、デザイン等)からもっとアイデアを引き出す仕組みを作り、チーム内外で技術・マーケット・社会動向の大きな流れを理解・発信する仕組みを作り、そして自分の興味のあるテーマ性があるコンテンツ(エンタメ、教育、芸術、他)の仕組み周りのプロジェクト(クラウド?)に取り組んで行きたいと思う。それがどう未来につながるかよく見えないけれど、わくわく感を頼りに突っ込んでいこうと思う。

Friday, November 12, 2010

World Evolving(世界は回る)

この前いい記事を読む。技術系の記事は通常ドライなものだが、半分芸術性を求められるアーキテクトの記事なのでドラマチックでさえある。ただこの記事はこれからくる世界を技術的な面からいろいろな示唆をもって伝えてると思う。

http://ozzie.net/docs/dawn-of-a-new-day/(英文だけど。。。)

最近時間の流れ、状況・環境の変化、テクノロジーの発達等、世界が回る速度が急加速している気がする。インテルのアンディー・グルーブなども創造的破壊をもうずいぶん昔から言っていて、理屈ではわかっていたけれど、ここ最近生きる実感として、「今の状況・地位が将来を保証することはない。自分からどんどん自分を変えていかなくては生き残れない」ということを肌で感じる。テクノロジー・人々の行動が急速に変化するなか、企業としてそれを今の地位を脅かす避けたい脅威と捉えた瞬間に破滅に一歩近づき、企業にとって避けられない乗り越えなくてはいけない挑戦と捉えた瞬間に創造に一歩近づくのではないだろうか。これは、個人にとってもコミュニティーにとっても又国家や政治についてもそうなってくると思う。あまりに多くの部分がめまぐるしく変化しているので混乱しがちな反面、全ての部分の意味を深く理解し、全体を見渡せる視野を持ち、作り上げたい創造のビジョンを示し、その上で部分部分を全体にまとめあげるオーケストラの指揮者みたいな、そんなマエストロなリーダーが今あらゆる集団で求められているのだと思う。特に新しくないコンセプトなんだけれど、ただ最近本当にその切実さを身近に感じる。

船には乗ってしまった。陸はない。いつまで続くかしれない嵐がそこかしこで吹き荒れている。嵐に向かうと抵抗が強いが、一緒に向かっていくと結構操縦しやすかったりする。自分としてのオプションは、船で生きる腹を決め、酔い止めを飲み体をならしつつ、一番貢献でき楽しめそうなポジションを探し、さらに自分の技術・貢献の向上に取り組み、船とチームの維持に寄与。船長は大丈夫か。だめならどうするか。陸を見つけようとすることに希望を見るのか。他に希望があるのか。そこらへんがまだわからない。

Thursday, November 11, 2010

Harmony(調和)

ご無沙汰してます。LAに飛んで以来ばたばたしていて、なかなかアップできず。毎日元気にやってます。出張から戻りー段落したので、先週から数ヶ月ぶりに剣道・居合道の練習に復帰し始め、審判セミナーや審査の手伝い、居合道セミナーの手伝いなどやってます。

最近「おもしろいっ」と感動する時はなんかこうシンクロした時なのかなあと思うことがある。個人的に何かを消費して「おもしろいっ」というのとは一味違う他との一体感。

太郎さんは「調和なんて言葉は大嫌いだ。お互いが譲歩した結果としての調和は人間として開いていない。あるとしても、お互いが自分を押し出して火花を散らした後での均衡こそが本当の調和なんだ」って。僕は調和をもう少しやわらかくかつ動的にとらえている。

自分を素直に押し出して言いってうまく行くこともあるしいかないこともある。でもそんな中で自分の出していく波長に他の人がシンクロしてぐるぐるっと物事が回る瞬間、又波長が合わなかったけれど、だんだん合ってきてあるときそれがぐるんとシンクロする瞬間、そんな時「あっ、おもしろいっ」と感じるような気がする。波長のシンクロ。瞬間の調和。

相手に礼を失しない程度にぎりぎりまで自分を押し出す。シンクロする時もあるし、しない時もある。でも、シンクロする時のあの感動を求めて、日々勉強して自分を高めていく、それが生きがいかも。仕事で生活でどんどん自分を真っ直ぐ表現していってシンクロし合える仲間に出会う機会を増やして行ければと。