Wednesday, December 9, 2009

University of Cambridge(ケンブリッジ大学)

ご無沙汰しています。元気に頑張って毎日生きています。

そう、あの英国名門ケンブリッジ大学に仕事で一週間訪問することに。日本の外でどれだけやれるか試してみたいと思ってサンフランシスコに来たけれど、北米・アジア・欧州に加え欧州北端のフィンランドや北極圏内まで訪れる機会などがあり、不思議な縁だなあとよく思う。そしてケンブリッジまで訪れる機会があるとは。。。

最近移った新しいチームは世界にチーム員が点在するバーチャルなグローバルチーム。チーム員は世界に散らばる研究所に配属され、自分はスタンフォード大学・バークレー大学に隣接しているパロアルト・バークレー研究所勤務。今回はケンブリッジ大学に隣接するケンブリッジ研究所で会合が開かれ参加。

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ケンブリッジ大学といえばオックスフォード大学とならぶ英国並びに世界の名門中の名門。1200年後半に創立。日本的には、鎌倉時代後半、まさに元寇に対して日本の侍が戦っていた時代。古い。。。特にサイエンス分野に強く、ノーベル賞輩出も世界最多レベル。ニュートン、ダーウィンなどが有名なところ。日本人ならあの白洲次郎が青春時代を過ごした学校。これは、キングズカレッジの写真。白洲次郎が行ったクレアカレッジや有名なトリニティカレッジを見学する暇がなくとても残念。時間があれば、ホマトンカレッジ剣道部に稽古をお願いしようと思うもそれもかなわず。仕事だししょうがないね。

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毎日朝から夜までチームビルディングや会議をこなしつつ、夜はまとまって食事。この日は、セイントジョンズカレッジのプライベートルームで会食。高いんだろうなぁ。ロンドンに出張で何度も行ったことがあるけれど、よく言う「イギリスのご飯は高くておいしくない」というのにはまったく同感だったけれど今回滞在の食事はすべておいしく、ケンブリッジだからなのか、行ったとことがいいからなのかわからない。ところで食事のあとは必ずBarへ流れて飲むという北欧連中の習慣は笑える。時差ぼけによろけながらも全参加。これでサウナがあれば最高だけれど。。。

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仕事で忙しくあまり街を探索する機会がないものの軽く歩いて回ってみる。夕方歩いていると、小学生が何人も黒いマントに黒い角帽、そして鮮やかな色のマフラーをして歩いているのは本当にハリーポッターの世界に来たようで不思議な感じだった。街並みも古い建物とうまく合うようにいい感じで整理されていて、歩いている大学生達も知的な感じで好感が持てた。女学生もまさに図書館系。カルフォルニアは自由でアジア人も多くとても良い環境と思いつつもリベラルすぎるところもあり、自分の子供とかが行くならケンブリッジとかの方が生活も含めたエチケットというか生き方みたいなものを身につけられそうだなと(勝手に)思った。でもどうやってあういう名門に入るのかなあという疑問はあるけど。

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これはあのニュートンが万有引力に気がついた時のリンゴの子孫と言われているリンゴの木。本当かなあ?なんて疑ってもしょうがないけれど、ニュートンがケンブリッジ大学にいたのは事実なのでなんとなく感慨がある。

アメリカほど商売気がないようでケンブリッジ大学ロゴが入ったシャツや帽子も大人用のしかなく、子供用や赤ちゃん用などがなく、特にお土産も買うことが出来ず。でもあの街中を歩いて感じた雰囲気はとても忘れがたく是非家族でもう一度行ってみたい街だと思った。

ところで日本から来た姉妹校の女子中高生らしい小集団があちらこちらを徘徊していた。日本の女子中高生から見たケンブリッジはただの田舎に見えるのかなあ?たぶんカルフォルニアの真っ青の空とかの方がインパクトあるんだろうなあなんて思えた。

2 comments:

Unknown said...

すばらしい場所への出張でしたね。鎌倉時代!!??ビックリしました。歴史を感じながらブログで旅をさせてもらった感じ。
将来、Genkiちゃんも行けるといいね!!

Atsu said...

もっと写真をとって回りたかったけどカメラも今回は持っていかなかったし、終日仕事だったし。一日早く入る手もあるけれど、今回は感謝祭の週末だったのでそれもかなわず。チームに新たに加わった二人がかなりの切れ者なので出張後、かなりプレッシャーが。。。でもとにかく皆で元気にやってます。