Monday, February 15, 2010

Connecting Dots(点を繋ぐ)

毎年恒例サンフランシスコで開催されるMacworldに行ってきました。Guy Kawasakiの絶妙なトークに始まり、BestDemoの発表やExpoFloorでの新しいアプリケーションの展示など、モバイル・インターネットの先端を突っ走るAppleから見たトレンドみたいなものを感じれたとてもおもしろい展示会だったと思う。
せっかくなのでExpoだけでなくSessionも覗いてみようと思い、ビジネス系のSessionに参加。10時から5時まで、プレゼンターは5人。その中でビジネス的にも生きるアプローチとしてもとても面白い話があった。

彼は、昔CDROMが出始めたころに結構有名なPCゲームデベロッパーをやっていた。楽しくてはじめた仕事が回すのに忙しいだけの作業になり興味を失い、とても大きな仕事を終えたタイミングで会社を閉めることに。そしてカリフォルニアのヒッピーらしく、インドをはじめ世界放浪の旅に2年程出た後、自分がやりたいことを考えながら、ゲーム業界には席をおきつつ、フリーランスで仕事を続ける。iPHONEが出てきた時、CDROMと同じインパクトを感じそのゲームを作ろうと決める。ここで、前回の失敗から、デベロッパーではなくパブリッシャー、オリジナルでなくライセンス、正社員ではなく契約社員、ゲーマーではなく女性をターゲットに、ジャンルは自分が情熱を感じる「インスピレーション、教育、向上」にかかわるものに限るというような方針でいくことに。現時点では、70以上のアプリケーションと超有名なライセンスを取得し成功している。

「どうやってそんなすごいライセンスが得られたんだ?ラッキーだよね」ってよく聞かれるらしい。彼の回答は「情熱を感じることにかかわって、人に頼まれたらとにかく出来る限り助けること」とあんまりアメリカのビジネスマンぽくない感じ(でもシリコンバレーっぽいか。。。)。ずいぶん前に、最初の会社を作った関係で卒業した大学の図書館の諮問委員に加わってくれと頼まれたので、2年間くらい出来る限りのことをしたらしい。その後、新しい会社を新しい方針の下に進めているときに、欲しいライセンスが出てくる。しかし連絡先等はWebには載っていないし、どうしようかと思っていたところ、ある時その図書館の壁にかかっているプレートに目が行くとなんと、その欲しいライセンスのオーナーがこの図書館を寄贈していたのだった。ということで、図書館の諮問委員長経由で話がとおり、もちろん他社を寄せ付けないすばらしいデモの甲斐ありそのチャンスを手に入れたとのこと。情熱をもっていればつらい時も頑張れるし、どこでどう点が繋がるかわからないのがこの世の中。助けるチャンスがあればどんどん助けよう。というような超前向きな明るい結論。思いっきり笑ってしまったが、自分も彼と全くの同意見。今のチームに貢献するのに頭をひねっていてちょっと忙しい反面、他にも出来ることはないかなあと研究所その他をうろついているところ。

ビジネス的にもかなり細かいアドバイス(どのSWがいいか、クロスマーケティングの利、売り上げに繋げるためのキーコンセプト、他)も盛りだくさんで、すばらしいプレゼンだった。彼とはいつかいろいろ話してみたいなあと思ったのだった。

今週はスペインのバルセロナでモバイルワールドコングレス(MWC)。ネットで情報も得られるが、その場にいることで感じる雰囲気と新しく出会う人々など、やはり外に出ることは大切だなと思う。MWCには参加できないけれど、ベイエリアや西海岸で行われる会合等には積極的に参加していこうと思う。

1 comment:

Unknown said...

今日は友人と一緒に特別無料セミナーに行ってきました。アチーブメント(株)青木仁志社長による「達成力を高める5つのステップ」会場には300人、若い男性が殆ど。説得力のある良いセミナーでした。印象的な言葉(必須条件)は1.健康で長生き2.愛に満たされた人生=良い人間関係=人の力を借りられる=感謝の気持ち3.自分の価値を認め、他人と比較しない4.お金で不自由しない5.楽しんでいる人生。 質の良い人、仲間と仕事するのも
大切。 忘れないようにしよう。