Thursday, July 1, 2010

Supporter(応援団)

ふるさとは遠くにありて思うもの。。。

室生犀星の有名な詩。実際のところ、故郷に対する愛憎がミックスした感情の表れなのだろうけれど、自分的には、外にいるからこそ光ってくる故郷の良さ、こみ上げてくる思い、それを感じることのすばらしさと捉えたい。無くして初めてありがたさがわかる健康など、物理的精神的に距離を置くことで自然と湧き上がる全てに対する感謝の念。

だから、ワールドカップも日本の駅前でたくさんの同胞と応援するのもいいけれど、異国の地で少ない人数でも集まって一生懸命応援するのもまた一体感があっていいもの。ということで、今回は一人でオフィスから応援ではなく、サンフランシスコのSOMAにあるギャラリーカフェみたいなところで(5x3メートルくらいの大画面とおいしいコーヒー)、朝7時前から日本人有志が10人くらいあつまって応援団を結成それに参加。150人くらい余裕で入る場所で他の国の人もいたし、応援のための場所なので、思いっきり大声で応援できて、なんかこうすっきりした。まあ日頃剣道で大声出しているけれど、ああいう場面でみんなでわいわいやるのも健康にいいに違いない。

日本チーム残念!でもしっかり計画通り硬い守りを通してPKまで持っていく、しかもW杯を通して素早く粘り強いパスやフォローなど組織力が光った戦い方は、日本ならではの、しぶさ、気高さがあったのでは。泥臭さのなかに光る気高さみたいな。選手にとっては、残念な反面、すがすがしく、空はかなり高く感じられたのではないだろうか。

さてやる気をもらったからには、こっちも頑張らなくてはね。欧州・全米だけではなく、ここ西海岸でも、経済の先行きが見えなく、雇用の流動性(ボラティリティ)が高くなり始めている気がする(産業ニュースでは、毎日のように経済回復論者と経済後退論者の間で議論が白熱している。。。)。全力を尽くしつつ、いろいろ準備もして、真っ直ぐ前を見て進むしかないかな。

1 comment:

test said...

ipadとかiphoneは今話題ですが、それ以外にも人々が強い興味を持つような話題とか商品を作り出せればなあと思います。