Thursday, September 2, 2010

Dealing with change(変化をどう捉えるか)

自然は無常。無常は自然。四季もそうだし、僕ら自身も。それなら変化は当たり前として、変化と仲良く生きていければいいものの。。。安定志向が苔のようにどんどん心についてきちゃう。

新しいポジションに移ってからというものこの一年間、仕事上で信用を築きあげるのにいろいろ工夫・実践・体当たりしてきて、最近やっと自分の居場所が出来た感がある。仕事もしやすくなってきた。あっちこっちに頭をぶつけ、横っ面をはたかれて来ている自分としては、経験上

「うっ、最近いい感じだな。ということは、そろそろ何か飛んでくるか?」
「いや、自分からもうちょっと怖そうなものに飛び込む時期到来か?」

みたいに考えていた。そんな時に、いきなり今のボスが辞めることに。まだ修行が足りない自分は、

「えーっ、1年間かけていろいろ結果を出して、やっとのことで文句がちのボスも信用してくれるようになったのに、また一からか?」
「だいたい新しいボスの予想はつくが、コンセプト主体で実践がともなわない型は、相性あんまりよくないんだよなあ。」
「なんか、どうなるのかなあ。」

なんて一瞬ちょっと取り越し苦労的ネガティブな方向に考えて、どよーんと空が低くなった感じがした。これじゃあ進歩がないと思い、

「いや、この1年間結果出して進歩もしたし、新しいボス・新しい方針にどこまでついていけるかというのもいい修行。」
「変化が早いこの世の中、慣れるが勝ち。頬の皮の厚みを増やすのには、平気で淡々とやる。プロとしての芯は変えないが、方法はまたいろいろ工夫して、幅を広げ、適応することが大切。」

なんて考え直してみると、すっと空が高くなった感じがした。

組織改変はもとよりレイオフとかが普通な労働力の流動性が高い知識ベースの社会は、グローバルに見て既に到来している。もちろん、今必要とされている技術やこれから必要になる技術を身につけることが大切だけれども(あー、もっとテクノロジー及び業界動向を勉強しなくては。。。)、まあみんな能力的には似たり寄ったりだし、小手先の業より大技、はたかれない守備よりもはたかれても大丈夫な厚い頬、どこでもやっていくんだという気概、出来れば、何があっても平気な太っ腹(ロックのような)を醸成するのが、第一のような気がする。一番手っ取り早いのがそういう状況にどんどん飛び込んで慣れることなんだろうね。これからの若い人は、そういう覚悟というか平気を身に着ける工夫をするといいと思う。

でも精神論だけでなく、やっぱり準備が大切、特に、頭の回転速度ではなくじっくり思考で詰めていく自分としては。とにかく、新しい組織の情報を集め、作戦を練り直して、先手先手に行ってみようと思う。

1 comment:

test said...

先日、元全日本剣道選手権優勝選手の先生に地稽古で「どうした?かかってこないならこっちからかかっていくぞ!」と言われてる方を目の前で見ました。それ以来、「かかってこられる前にかかっていこう」と思って、仕事も頑張っています。気を抜くと「どっからでもかかってこいやー!」で終わっている自分がいます。