Thursday, December 16, 2010

Wining (愚痴)

最近出張や年度末の追い込みのために忙しくてなかなか食べ物関係や剣道・居合道関係をアップできず。でもアニーズキッチンは営業中(先週クリスマスプレゼントとしてフランス製の鍋寄贈)。リバースエンジニアリングとして、タンロンのカニ、メキシカン、ビーフシチューなどなどいろいろ研究結果が食卓に。うれしい反面、時々ご飯と魚と納豆とスープ(アニーとしては休憩日に当たるメニューのようだけれど)が出てくるとなんかほっとするのはやはり日本人だからか。剣道・居合道は出張が重なりなかなか稽古出来ず。しっかり家で素振りをしなくては。。。

ところで、愚痴をこぼすくらいなら再挑戦、ということで、あんまり愚痴らない自分だけれど、時々横っ面をはたかれるので、そんな時は自分の中で一人が愚痴を言ってもう一人が聞いているみないにしてなるべく周りの人に迷惑をかけないように努力している。でも修行がまだ足りないので、この一人ぶつぶつ期間が数日から1週間だったりして、外からみるとむすっとしているのかも。。。要改善。

ただ昨日会社でかなり愚痴ってしまった。インド人の友達と会社の戦略を議論していてちょっといらいらしていたことと、同じタイミングで他に納得いかないことがあり、ついその友達とアニーに愚痴ってしまった。帰りの車の中で反芻して、愚痴は自分に戻って来るんだから良くないだけでなく損だと思ってもなお愚痴りたい気持ち、それと同時に愚痴ることに対する嫌悪、なんだかなあと思っていた。

そんな時、どこからともなく「あのゾマホンだったら愚痴らないよなあ。テレビで有名になり成功していろいろやってるのかなあ」なんてとふと思う。早速、渋滞にもまれつつ、ネットで調べてみる。知っている人もいると思うけど、ゾマホン氏は、一人アフリカベニンから来た苦学生。彼の言動・信念・態度は、河井継之助に通じる気高さがある。「自分の命は愛する国と人のためにある」。調べてみると昔僕も読んだ「ゾマホンのほん」からたけしの付き人になり講演活動等積極的に活動・成功しているにもかかわらず、生活態度に全くのブレがない。ただそんな成功者の足をひっぱる人達によりかなり精神的に追い込まれたようだけれど(これは太郎さんも言っているけれど、日本人の国民性には無邪気な親切心・同情心がある反面、無責任な迎合心があり、それが場面場面で非常にいやらしく働くようである)、立ち直り、自分の使命に全力投球しているみたいだった。改めてその精神力・気迫・気高さを目の当たりにして、一人車の中で感動し、単純な自分は、家へ着く頃には、もやもやはすっと消えて、僕ももっと頑張りたいというとてもうれしい気持ちになっていた。

やはり自分自身を鍛え上げつつも、頑張っている人達のドラマを自分の血肉として取り入れ次のレベルに進む、そういうエネルギー補給経路を確保するのはいいなあと思った。いつか彼の講演に参加してみたいと思う。僕も身近なところから初めて、家族・コミュニティ・組織と、皆に貢献できるように頑張ろうと思う。仕事ももう残り1週間。目標達成に向け、ひた走りに走らなくては。

1 comment:

Unknown said...

本当に難しい!!愚痴は何のプラスにもならず、言ってしまうと気が晴れるどころか、こころの隅に却って気まずい重さを感じてしまうのね~。。。
もし、言ってしまったら、すぐに
「キャンセル 〃 〃」と手で払う方法。
呼吸の加藤さんからのアドバイス。