Monday, July 25, 2011

2011 NCKF CAMP (2011年北カルフォルニア剣道連盟合宿)

今年も恒例の夏合宿に参加してきました。この合宿に向けすこしづつ練習してきたものの始まってみると体力的にきつく、毎日終わると家へ帰ってバタンキュー。次の日に重い体を引きずって道場へたどり着き、後はとにかく気合いで突っ込む、という感じになんとか3日間を切り抜ける。

日本に居たら会うこともないすばらしい先生に稽古つけていただいている幸運を十分に活用するためにも、今年もとにかく前で素振りから一本一本、気持ちを込めて行う。声はかれるし、腕も足も痛いし、すごく疲れる。あー、やはりこれくらいの気合いで毎回の稽古に励まなくてはいけないのだなと大反省。。。

昨年同様1日目は、千本素振り、足さばき、木刀による基本剣道稽古法、切り返し、基本打ち、自由稽古、掛かり稽古、切り返し。2日目は、千本素振り、日本剣道形、審判講習、切り返し、基本打ち、自由稽古、先生同士の稽古、掛かり稽古、切り返し。3日目は、ジョギング、足さばき、切り返し、基本打ち、廻り稽古、自由稽古、掛かり稽古、切り返し、ジョギング。というメニュー。休憩を細かく入れているので全体的に集中力が保たれていた気がする(でも自分はふらふら。。。)。

もちろん今年も15年目になる太田先生が登場。あいかわらず颯爽としてかっこいい超ジェントルマン太田先生には、これからも体に気をつけていただき、末永く我々の正しい剣道の目標として活動していっていただきたい。今年も去年に続き、一足一刀の間合いから足を動かさず面又は小手を打つことの大切さを強調され、それを全ての練習過程で再確認する。剣道形の打太刀も演武していただきとても参考になる。先生同士の稽古の際には列が長過ぎて直接稽古をつけてはいただけなかったものの、他の先生との稽古をじっくり看取り稽古が出来たので、足捌き、体捌き、剣捌き、タイミング、これからの自分の稽古の工夫にすこしづづ取り入れてみたいと思う。

そして今年も梯先生登場!にこにこしていながら全身からオーラが出ていて(特に剣道形の演武の前の一人で動きを復習しているときとか持っている木刀がどうみても真剣ぽく見えてくるのは僕だけか。。。)、とって食べられちゃいそうだけれども、大ファンなのでもちろん毎朝毎晩挨拶にいく。今年は特に、稽古持続の大切さ、一本一本を真剣に繰り出す大切さ(素振りも)について強調されていた。梯先生の剣道形にしても、稽古にしても、打っているというより、ばっさり切っている感じがするのは、実際にそういう風な積み重ねなのかなあと思う。改めて自分も素振りの一本一本、稽古の一本一本、気迫を込めて取り組もうと思った。先生同士の稽古では、幸運にも直接稽古をしていただき、今年は去年のようにへろへろにされるかわりに間合いを攻める機会、そこから打つ機会を与えていただき(もちろん合面、出小手、返し胴でめった切りされるが。。。)、攻め方、詰め方、打ち方、抜け方、全ての改善点が少し明確になった気がした。これから一本一本気迫・気持ちを込めると共に改善点を意識して稽古して行こうと思う。

月曜日の朝は全身筋肉痛でお風呂につかって回復しなんとか出社。とことん頑張ったので、体は本当に疲れているけれども、不思議に心がすーっとすっきりしている。最近仕事でいろいろ問題に直面して苦しんでいるけれど、こういう気持ちになれると、少しづつ勇気も湧いてくるし、アイデアも出てくる。やはり稽古に全身全霊をつぎ込み、それを継続することが、剣道・居合道の内外での心身の充実に寄与するんだなあと納得。仕事の時間外で、家族との時間も、勉強の時間も大切だけれど、稽古の時間もしっかり維持していきたいと思う。

No comments: