Monday, October 5, 2009

Important Friends(大切な仲間達)

今回中国出張でせっかく日本の近くまで飛ぶので上司に「日本で情報収集・ネットワークしたいので寄らせてください」と言ったら、追加コストがかかるのでなければOKということになる。北京を東京経由にして急遽東京入り。5連休に当たっていてアポを入れ難いが、なんとかお願いして、水・木・金でいろいろな方々に会う。最近西海岸で生き抜くので忙しくご無沙汰していた昔お世話になった方々に挨拶に行ったり、昼食・夕食をいただいたりとても充実。あー、為になりそして楽しかった!

これは通りがかりの居酒屋なのだが、麻布十番あたりにあって、道路側に出っ張った縁側がとにかく印象的だった。うちにも昔縁側があって、縁側に座って鯉に餌をやったり、鯉のぼりを見上げたり、ジュースや麦茶を飲んだり、お菓子食べたりと、縁側が懐かしくてしょうがなくなった。「自分の家を建てる時の裏庭向きへは絶対縁側だな。ふむふむ、こういう寸法か。土台は結構しっかりしてるなあ。」などとつい興味が募って開店前のお店の前で写真とったりうろついてしまった。怪しい人と思われたかも。。。

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今回忙しいながら集まってくれたHaas卒業生02-03のメンツ。彼ら(及びパートナーの方々)には当時バークレーで本当にお世話になった。今も変わらず攻めてる生き方には本当に学ばせられる。皆結婚したり、職を変えたり、引っ越したり、家族が増えたり、といろいろ変化しているけど、引き続き同志として腹を割って話せるメンバーと2-4年間密に過ごせたこと、今もお互い励ましあっていけることに感謝である。いろいろ違う業界にいるのでいろいろな話を聞けてとても参考になった。これからもいろいろコンタクトしていこうと思う。皆体に気をつけてこれからも頑張ってほしい。
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また商社の同期でほぼ同じタイミングでビジネススクールに行って新しいキャリアに踏み出した友達にも家族で会いに行く。彼は同じヨット部で一緒に厨子寮で夜な夜な語ったり、山へキャンプに行ったりした尊敬している仲良し同期である。彼の聡明さと柔らかな粘り強さは、何やっても成功するだとうと思ってはいたが、バシッと投資銀行で成果を出しつつ、ビジネススクールで講師もやるというすごい充実ぶりでなんか自分のことのようでとてもうれしかった。彼もまだ夢に向かって歩き続けている。他にも東海岸に数人、西海岸に数人とか、夢見る人達は僕の回りに結構たくさんいる。夢見る人達ネットワークで励まし合って、お互いに夢を実現し、それを通して成長し、そこで培った能力や知識が社会に貢献出来るようになったら、どんなに気持ちよくスカッとするだろうなどどとまた勝手に夢見ている自分である。
********** 商社時代の同じ部署の先輩・後輩にも会う機会に恵まれる。ひねくれた自分をビシバシ鍛えてくれた先輩には本当に感謝している。又偉そうなことを言って突っ走る自分に付いてきてくれたりサポートしてくれた後輩にも本当に感謝している。そして笑って一緒にやってくれた同期にも。。。不思議だけれど、厳しい先輩や上司、大変だった職場ほど、記憶に残っていて懐かしかったりする。でもただ厳しいだけの自己中心の先輩や上司はやっぱり今になっても懐かしくないかもね。。。今回再会した先輩や後輩は、苦しい時に一緒に頑張り、若手勉強会などを一緒に頑張ってきた同志。皆15年~20年選手。駐在も一度はこなし、一巡してきていろんな経験をかいくぐってきたようだ。海外の話から現在の国内の話、市場状況などいろいろ教えてもらいとてもためになる。皆子供もいるみたいなので、次回は是非休暇で来て家族で会いたいなあと思った。
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そして商社時代をこのメンツなくして語れないスキー部。当時「何部?」と聞かれると「スキー部です。」と答えていた自分(ていうか仕事の部署名聞かれてない?)。商社といえば情熱の塊のような人々と喧々諤々やると思っていたが配属されたのが営業管理部(皆超頭脳明晰且つクール)。とてもためになりやりがいを感じつつも、何か違和感を感じ、自分の中にある情熱を放出出来ない閉塞感があった。そこから僕を開放し、もっと熱く燃やしてくれた炎の集団。一人じゃなく全員で成し遂げる喜び。一番早い選手がチームのために自分の練習を削ってまで遅い選手を指導する本気のリーダシップ。礼儀あるにも上下なしタイムが全ての本気のプロ集団。僕の熱さを笑って受け入れて一緒に燃えてくれる懐の深いメンバー。今海外でいろいろなプロジェクトを推進する時、つらい時・大変な時、実はあのチームやそこで感じた一体感を潜在意識的・盲目的に追っている自分がいるのかもしれない。それは昔の懐かしい思い出ではなくて、一度経験したことはもう一度出来るという自信の根拠である。

ところで、昔すごい大恋愛をしたことがある。相手に振り向いてもらいたいとかそういうのではなく、自分がこれほど人を好きになれるのだろうかという驚きと発見。そしてこの恋が実ろうが実るまいが、恋というものの実在への確信がどれ程自分を勇気付けてくれたことだろう。それと同じかな。僕の中で本当のチームは存在する。その想像を超えた興奮と喜びは実在する。それをスキー以外でまた再現して行きたい自分がいる。

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