Friday, August 13, 2010

Foggy City(霧の都)

霧の都と日本語で言うとかっこいいけど、英語でいうとちょっとネガティブに聞こえるなあ。でも僕はそんな霧がかったちょっと寒いサンフランシスコが大好きである。もちろん、その文化の多様性と許容性、物理的に小さいく動きやすい街、温暖な気候、海や山や湖や公園といった自然へのアクセスの良さなど、好きなところはいろいろある。ダウンタウンのテンダーローイン地区、ジャパンタウンの南側、ベイビューエリアなどちょっと危険な香りがするところもあるけれど、全体的には安全だしね(イーストベイのオークランドよりはかなり安全ではないだろうか。。。)。
でも特にサンフランシスコは景色がいいと思う。それも自然の景色がいい。昨日帰るときに通常の西の海岸側ではなく、東のダウンタウン側から入ると、西側がすっぽり霧と雲に覆われてすごくきれいだったのでちょっと車を停めて一枚(我が家はあの雲の中の右方面。。。)。にょきっと出ているのは、ツインピークスの丘の上に立っている電波塔。雲海が海側から上ってきて、サンフランシスコの半分を覆うこのような景色は夏に良く見られる。これを見るたびに、空の色、太陽の色、雲の感じなど、宮崎駿の世界に共通するものがあると思う。広く・高く・新鮮な感じ。パロアルト周辺のカラッとした感じとは少し違う、いつも風が吹いてくる、時々肌寒いけれど新鮮な感じというのかな。会社に近くもっと暖かい南に引っ越そうかと家族会議中であるけれど、やっぱりサンフランシスコもいいよねぇ。

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